2009年12月31日木曜日

職は、失った1年だけどもなんとか生き延びた

http://today.msnbc.msn.com/id/26184891/vp/34640876#34640876
昨年年末には、直属の上司が失職。新しい上司に仕事の確認をしても何も返事してこなかったからもう一人の50代半ばの同僚とこれはやばいぞといっていたら、ものの見事に我々を解雇。グループで最もシニアであった我々を解雇であった。GEから来た人なのでもちろんドライ。何故ならGE流で考えれば我々のような50代は、もっともお金がかかっているが貢献はそれに見合っていないと考えるのだ。50代で残れるのは本当に少ない数のマネージャーでもちゃんと業績を毎年作っていかないとだめなのは当然だが。今日のTodayShowでは、フードバンクに並ぶミシガン大学の学生を報道していた。私は、失職となったが、大学に行っていた長男はなんとか来年卒業だしこのようなフードバンクのラインに並ぶ必要もなく これだけでも有難いことだ。もちろん、普通車を買ってやることもできず最低線の生活費だけの送付であるがそれでもう精一杯である。なんといっても私学の学費は、かなり高い。長い求職活動だったが、ここに来てちゃんと労働契約書とかも交わせたのはただただ感謝である。この年末をこういった安心感で迎えられるとは思っていなかったので。
明日は、いよいよNJへの出発、大都会での”新”会社生活である。こんな機会を得られるとはまったく想像もしていなかったのでこれも有難いと言える。とにかく感謝、感謝といえよう。

もう食べれないよー

今日は、焼肉。というのも倉庫を整理していたらなんとガスボンベで使える焼肉用のグリルコンロを見つけたからだ。これは、鍋や焼肉に使えるので今日は、なんと焼肉、韓国スーパーでカルビと上等な肉を購入。なんと40-50ドル近くの支出、これくらいの支出をただ単に肉(牛肉やカルビや豚肉)にした事がないので次男がびっくりしていた。収入ないのに贅沢をして大丈夫かということらしい。まあ、ずっと我慢してきたしやっと就職も決まったのだし あと2日で親父はNJに行ってしまうのでまあいいかという事。久しぶりの思いっきりのぜいたくである。
これまでまあ心配の連続だったので今日は、大判振る舞いというやつである。もう食べきれないほどの量にもびっくりであるが、もう昨日の鍋に続く今日の焼肉で もうおなかがパンパン状態となった。また、それだけじゃなくてビールも飲み放題。黒ビールにメキシカンのコロナに日本酒(超安物であるが)これだけ飲んでさらに赤ワインもがぶがぶである。いや飲んだし食べたし 満足満足 超満足である。キムチも食べたし、コチジャンもたっぷり付けてサラダ菜で巻いて食べたらもう気分は、韓国レストラン状態。いや うまかった。

何がこれからできるか?

http://mainichi.jp/select/today/news/20091230k0000e020038000c.html
http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg3153.html
輝きのある日本へ。なんとすばらしい言葉なんだろうか??でもこれで本当に経済成長できるのかと思ってしまう。470万人もの雇用を創出と謳っているのだが、医療や介護の分野で280万人と聞くと政府の本気度を疑いたくなってくる。やっぱり医療、介護でそれだけの雇用となると今の現状からして給与も安く 結婚している人たちが働ける職ではない。でも必要な仕事なんだが。では、これらの給与を倍に上げられるか?という問題である。そうするとやはり税収を上げていき社会保障を整えていくなかでのみ可能のような気もする。介護にはスキルもいるが、毎年この仕事の給与を上げていくような運営はかなり難しいだろう。利益をどうやって計上していくのか、これは大変な挑戦となるだろう。自分も、再就職できたらば、すこしでも社会的な貢献はしていきたいものだ。そのときにはどのようなボランティアが出来るか これから考えていこうと思っているところである。2HJなどをサポートしていくのもいいかも知れない。来年には、東京に赴任するのでこれからじっくり考えよう。

高齢化社会はもう目の前にある。でも、日本の社会は、アメリカ同様に2極化が進み、貧困層もかなり高%である。経済の悪化もありあしながおじさんといったサポート団体も苦労しているようである。そんな中で自分が何をできるか?時間の提供と共にこれから考えていこうと思う。仕事で早急にポイントを挙げ雇ってくれたことに報いるのも重要であるが、もう一度経済的に安定できたら今度は、他人に何が出来るか考える番のような気がする。

キムチ鍋

ちょっと寒そうな夕方となりそうだったので、鍋にしようと言う話になった。どうも長男が帰ってきて以来、豪華な食事が続く。節約しすぎてあまり食べないせいか、痩せたままの長男が家に居る間だけはとにかく食べている。どうも学食や寮の周辺のレストランでは、アジア系の食事がないせいだろう。もっとも多く口にするのはどうやらサンドイッチなので当分家に居る間は絶対食べたくないとの事。日本食関連の材料を韓国スーパーに買出しにいった際にキムチを買い、キムチ鍋とすることにした。豚肉だけでなく、焼肉なども考え肉も結構買ったのでかなりの出費となったが、しょうがない。せいぜいたらふくたべてもらおう。というと嫁さんに怒られた、というのは我が家で結局一杯たべてるのは依然として私だとの事。もう22歳、と15歳となった二人の男の子供たちよりも私のほうがばかばか食べてる。私はもっと小食にして抑えるべきということであった。冷蔵庫に残っていた蟹もいれたのでかなり豪勢な感じとなったがどんどんなくなっていき、2回目の土鍋をつくることに。土鍋なんかは年に1-2度しか使わないのだが昨日は大活躍であった。寒さもあり、おいしかった。

どうもソフトウェアがうまく動作しない

デジタルカメラから映像を取り込んでここHPへ持って来ようとするのだが、どうもうまくいかない。デジタルカメラを認識してくれないし、なんどソフトを入れても無理。とにかくおかしい。会社のコンピューターがあったときにはその中では出来ていたのだが、この今年、無職となってから購入した東芝のラップトップではうまくいっていない。もう古い機種Canon Powershotなんでこれを新しい100-200ドルのものに交換してもいいんだが、なかなか出来ないでいる。あと2-3日でもうNJに出発なので出来ればデジカメは欲しいところだ、なんといっても新しい土地、そして山や湖もある地域へ行くので。(テキサスには山なんてなかったし近くに湖もなかったから)さてどうしたものか。買うか??

自分も居なくなるので、嫁さんの為にNaviを購入したばかり(でもたった150ドルの投資)なんでさらに数百ドルというのはちょっと出費が続くので躊躇ばかりするこの頃である。これが給料貰っていたら気にしないんだが。やはり我慢か?

屋根の修理(2)

もし、木の腐ったような所が原因で暖炉の中へ雨水が漏れてきているのならしっかり修理しておいた方がいいと考え、どのような修理が可能かをインターネットやLowe'sのサイトで調べた。それに従い、Fabric Patch, とゴム状Asphalt剤を使うこととした。これはどうやらプロにも良く使われているようである。まずは、Patchを木製の煙突の下部の周りにまき、これにAsphaltを付けてたっぷりと延ばしながら塗った。急がないとひょっとすると夕方からは雨かもという予報だったが、なんとか夜までは大丈夫であった。さて、深夜から今日の朝まで”がんがん”に雨が降った。どうやらダラスでは雪だったようだが。でも今のところは、雨水の暖炉側への漏れこみはないようである。!!ひょっとするとちゃんとこれで修理できたのか??いい加減な仕事しかしなかった煙突屋にUS$120は取られたが直らなかった問題がもしこれでなくなったなら、これはすごい。40ドル程度の投資であったがもしこれで修理完了ならば、恐る恐る屋根へと上がって作業した甲斐があったといえよう。なんとかこれであと3年弱、妻がHandymanに頼む仕事が一つ減ったならラーキーと言える。

2009年12月29日火曜日

屋根の修理

正確には、屋根は問題ないのだが、昨日、1階の屋根に上がってここしかないと考え修理をした。事の経緯は、暖炉に時々雨が漏れてくることから始まった。どこから漏れてくるのかこれがわからないので煙突の専門家を呼び、見てもらった。この人は、かなり自信を持って煙突トップの部分のコーキングがもう古くなっていてこれが良くないとの事でこれに$120かかるが修理したいかと言った。もちろんその値段ならと私は了解した。けれども、その後にまた激しく雨が降りそれに伴いまた雨が暖炉の中に漏れこんで来たのでこの修理はまったくだめだったことがわかった。結局、いいHandy Manも見つからず(何人かのメキシコ系のHandy Manに電話したのだが、仕事がないのか?もうメキシコに帰ったのかまったく電話もつながらずだめだった)そのままであった。しょうがないので自分で屋根に上がり見たら、煙突の下部と屋根との接続部分に問題がありそうな気がしてきた。一部が朽ちかけているし、コーキング剤も良くないようだ。自分の修理でどれくらいやれるのか判らないが、2枚の木を打ちつけると同時にコーキング剤を付けて修理してみた。これで漏れがなくなってくれるといいのだが。妻と次男をここに残して自分は、NJに行くようになるのでなるべく家の問題がないようにしておきたい。彼らには、直せないから。また、Handy Manを呼ぼうとしてもなかなかつかまらないし、来てもろくでもないやつも多いのである。気をつけないと泥棒までするやつがいるのである(特に家の中の作業では)。あと2-3年、大きな問題がなければと願うばかりである。

2009年12月28日月曜日

給与格上げとは、あきれる

http://www.asahi.com/politics/update/1228/TKY200912280435.html

何年も昇進がないからと給与を格上げ。やはり日本の地方政治も腐りきっている。そもそも国民の税金でまかなっているのだから効率化すれば給与を上げていけるはず。でも日本の経済は、少子化・高齢化そして税金は減少しているのだから給与が増えていくはずがない。これは、会社員でも当然で売り上げが増えていかないのにどんどん給与が上がっていくはずがない。地方政治のあり方をもっと考えるべきだ。もっと地域行政を活性化し税収入を上げるか、業務を簡素化して行くこれに給与をリンクすべきなのだ。これが出来ないで親方日の丸といった形で、首になることもなくだらだらと仕事をしているのではないか??日本の国家の国債も問題だが、地方の抱えている借金もかなりの額である。これを何とかしていかないと日本は、破綻を免れない。
http://www.kh-web.org/fin/
既に財政赤字カウンターは、1000兆円を超えている。この数字にもびくともしてないのが政治家である。どうやってやりくりしていくのやら とうとう税金よりも国債・借金が多い予算で2010年をやりくりということだから驚きの国、日本である。

2009年12月26日土曜日

やっぱり変化と対応の遅い日本

http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20091225AT2C2401E24122009.html
やはり、日本では今回の不況に対する対策が遅れているようだ。これは、労働者をすぐに解雇とは出来ないという文化的な背景もあるし、解雇となった人たちがすぐには次の職場を見つけられないという状況もある。この離職率が、入職率よりも高かったなどというのはかなりショッキングである。まだ、多くの日本の企業ではずるずると対策がなされているために早期退職その他がまだなされているからだ。これは、第4四半期に入っても続いており早期退職を求める会社がまだかなりあるようだ。こういった状況では不況の脱出などはまだまだかなり先のことになろう。
幸いにして、自分は次の職が見つかって来年の秋か冬には日本に行くわけであるがどうやら大変な時期に日本に帰るようになりそうだ。元気のない日本。将来の展望も開けない日本。どうなるやら?

これを書いた後に新日石1000人リストラのニュースを見た。こんな、クリスマスの時に発表するか?やっぱ日本の会社の神経を疑いたくなる。悪い決定を後に後にと延ばすものだからこんなことになるんでは?もっと早くそして大きな舵を切るような決定をするべきだ。しかも、リストラは尾を引くから2回、3回と続けられない。出来れば1回どでかいのをやるべきなんだが。それでうまくいかなかったらかなりの重症である。

2009年12月25日金曜日

さてスタート

いよいよ、再スタートである。大都会の近くに初めての単身赴任である。NJについて調べ始めると同世代の方が、単身で居られて食べ物やらレストランを紹介されていたHPを発見。これから役立ちそうである。来月から住む予定のところから40-50分ドライブすると日本食のスーパーに行ける様である。それなら今のテキサスと同じ条件であり、心配はなさそうだ。毎日でなくとも良いがやはり時々はご飯がないと生きていけない!安い炊飯器でいいから買って時々は、出来立ての白米を食べたいものだ。ただ、NJにはまったく知人もいないしその地理も不案内だからNaviが欲しいのだが、これが手に入るかどうか??そこまで会社が用意してくれるかな?
また、全く同じ給与ということではないし、これからは家族が3箇所に分散して過ごすし、妻と次男のいるこのテキサスにはかなりのお金を振り込まないといけないだろうから果たして自分の使えるお金がいくらなのか検討もつかないというのが現状。はやくどういった会計になるのか、知りたい。でもNJに落ち着く前に次の赴任地であるドイツに行くような気もする。かなり短期間にNJ、ドイツそしてまたNJと行き来するから結構しんどそうである。また、新しい勤め先であるから少々気も思い。でもこんな経済状況の中で採用も凍結していた会社が、ここまでのパーッケージを出してくれたのには感謝である。時間がかなりかかったが、結果オーライである。また、東京になってからの諸条件も提示されているので安心である。要は、早く貢献して実績を示せということか?早く、さらに勉強をやって行き貢献できるようにやるのみである。元上司もどうやらどんどんアジアにはいっているようだ。業界は、全く違ってきたがいつかまた会って飲めるだろう。さて、いよいよ再スタート。頑張ろう。

未来への責任

国債発行総額を44兆円以下に出来たということで、鳩山首相は”未来への責任”は果たせたと言った。でも膨大な1000兆円に及ぶ国債という借金返済の道筋はまったく示されてもいない。景気がよくなり税収入が望めるなどということは遥か先かまったくないだろう。なぜなら、経済活性化への道筋もないし国家としてのVisionもないのだから。結局、ハイパーインフレに持ち込みこれで借金を半減するといった手荒いハードランディングになるのだろうか?日本は、少子化・高齢化の傾向を変えられずタダ単に沈み行く国だからもう将来はないのかも知れない。国家の将来の展望も描けない政治家、そして技術は良かったけど?稼げなかった産業界はどんどんリストラをせざるを得ないという最悪の状況である。狭い家やマンションに住み、汲々として生活を送っていくしかない、それが日本のようである。明るい国家、社会を描きそして”さあ頑張ろう”言って国民の先頭に立てるような政治家はどうやらいないようである。残念であるが。
クリスマスといえば一見、華やかな年末の行事であるが、一般庶民にとっては悲惨な1年の終わりのようだ。ケーキのサイズも15cm程度、3000円くらいのものがよく売れているとか。それはそうだろう、今更ケーキに5000円を投じる人もいまい。

2009年12月22日火曜日

書類 そしてまた書類

日本人としてアメリカに住んでいるとやはり色々な書類を作り続けなければならない。これが結構厄介である。家族は、何もしなくていいから私が何を一杯作っているのかよく判らないはずだ。大学も卒業して20年近くなのにその卒業証明やら成績証明まで信じられない量の書類が、グリーンカードを取得しようとすると必要となる。さらに、こういった特殊技能を持った人間であるということ以外にさらにちゃんとした所得があるという証明のために銀行口座などのコピーまでも出さなければならないのである。
今回は、私が次男のグリーンカードの更新にあたりある時期を逃したために結局結構な金額を法律事務所に支払い助言を受けることとなった。これは、14歳以下でグリーンカードを取得した場合には14歳になる1ヶ月前にもう一度これを更新するというものでこれをうっかりして忘れてしまったのである。実は、移民局から書類の受付拒否が送り返されてきたので少々びびってしまった。これははじめてのケースだから。しかも、タダ単にチェックマークをどうやら忘れていただけのようであるが、それ以外に1-2箇所をちゃんとやらないといけなかったようである。しょうがないのでこの関連の助言をしてくれる法律事務所の手助けを得ることにした。いやこれが高い。500-600ドルなのである。でもしょうがないので今回は助けてもらうことにした、何故なら2-3回続けて拒絶をされているとそれが記録にも残りよくないからである。いやはやとんだ出費である、この時期に。

2009年12月20日日曜日

今度は健康検査

なかなか、色々あるものである。USでは、学歴詐称なども多いためか、学歴のバックグランドチェックをやっているようだ。卒業を証明するものを出せという依頼があった。当然、これは英語に翻訳されていないといけないから、VISAを作成したときに作ったものを転用することとした。そして、次は健康検査のようだ。これもかなりの種類の検査があるようだ。当然、ここUSではあの麻薬関連検査がある。これに引っかかったりしたら採用は一気に取り消されるのである。まあ、自分は何もやっていないので気になるものはないが。
それにしても色々である、あと2週間足らずとなったがいよいよ再スタートの日に向けて準備である。さて1月1日とするか2日から行くことにするか??いずれにせよ、1月4日にはNJに居て会社に行かなければならない。給料貰うため。

2009年12月17日木曜日

石 ついになくなる

水をたくさん飲んだおかげか? 3x4mmの私にとってはじめての石は、やっとなくなった。1cmないとなんとか通るというか排石できるとあったが、本当だった。これで追加のShockWave治療とかもなくなり、ほっと一安心。

さて、再就職のほうも、雇用契約書の段階に進み、あとは健康チェックと麻薬関連の検査だ。今回は、東京の仕事に応募したのにこちらUSでの採用でスタートするのでこういった麻薬関連の検査まである。東京ではこんな検査ないだろう。バックグランドチェックのほうもどんどんやっているようだ。こちらUSでは、学歴詐称などもしょっちゅう起きているのでこういったチェックがあるのだろう。卒業関連の書類は、L1Bのビザを申請する際に作っていたのでこれをPDFで送ることで解決。あとは、借りるアパートとか車の手配であるが、これは人事部が動いてくれているようだ。

年末でどたばたしているが着実に前進。前進してもらわないと、給与をもらえない。はやく初給与をもらい家族を安心させたい。長い長いトンネルをはやく抜けたいものだ。

2009年12月15日火曜日

石 その後

腎臓結石のその後。CTで見つかった3x4mmの石、これをどうにかして排出しなければならないとのこと。でもそのスケジュールはかなり短い。まず、CIPROという薬で頻尿の状態からは脱出したが、今度はFlowmaxという薬で泌尿器系の反応を鈍くするようだ。つまり、ゆったりとさせどんどん水を体に取り込む、どんどん排出これの繰り返しでこの程度の石を押し流すようである。インターネットで見ると縄跳びのような運動もどうやら効果ありとの事なのでちょっと飛び跳ねるような動作もやってみる。そしていよいよ今日は、X線、石はどうなっていたか?なんとどうやら体からは出て行ってくれたようである。これが本当なら数百ドルか数千ドルの節約、なんせSW ショックウェーブ法で石を砕く必要がなくなったのだから。よかったよかった、これからはなるべく水を飲むように心がけよう。

2009年12月12日土曜日

やっとサイン

再就職 in USA
最初の予定とは若干違った結果となったが、やっと再就職となりそうだ。今日、ついに雇用契約書にサインそしてその足でアパートメントの見学もしてきた。USと日本で就職を探して、東京の仕事に応募した積りが何故かその会社のUS本社であるNJでのスタートとなった。しかも、これからがもっと大変である、なぜなら所謂 逆単身赴任をしないといけないからである。まずは、NJからスタートし数ヶ月以内にドイツに。そしてNJに戻った後で東京への転進である。この壮大な計画を練ったのが採用してくれた会社である。そのため、今回の採用では色々な例外を作ってくれたようである。しかも日本人の為に。たまたま私がUSに居たためなんだろうが、経験を買ってくれなんとか大幅な収入のダウンもなくここまでこぎつけたのはラッキーとしか言いようがない。しかも国際赴任している間は、家賃と車は会社が面倒を見てくれるのだから兎に角すぐにでもいい貢献を求められていると言えよう。さて、いよいよ引越しと家族との別れである。長男は、すでに別のところで生活しているからこれで家族は3箇所にばらばらである。さてさてどうなるか?やはり、時にはおにぎりがないと困るのが私なのでどこかで探さないと。NJは、かなり物価も高そうなのでそれが気にはなるがいまだ行ったことのないNYも近いからぜひ一度は行ってみたいものである。

2009年12月10日木曜日

いや まいったね 石でしたか

どうも11月下旬に頻尿が発生して、薬を貰ってしのいだものの変なのでCTを取ることとなった。目的は、石はないか?ということらしい。泌尿器系ではよくあることらしい。今回は、頻尿と同時に1日だけであったが盲腸に勘違いするほどの腹痛もあったのでそれとのからみもあるらしい。12月第一週にCTを取ってびっくり。まさに、丼ぴしゃり大当たりであった。
腎結石、だ。大きさは、3x4mmということなのでまあ小さい部類ということなのだがこれが居すわっている間は頻尿が治ったとはいえないらしい。我が家の担当医は、泌尿器科にすぐ行けとの助言だった。しょうがないので所謂泌尿器科へ、行くことになった。これは長い戦いとなるのか?それとも意外に簡単に終わりとなるのやら????

2009年11月21日土曜日

再就職 また遅れ

12月1日から、出社できるように書類とかその他の調整を進めると言っていた会社であったが、結局もうあと1週間ほどでその12月。まったく、どうなっているんだか 動きが見えない。結局、遅れるんだろうなとは思っていたが今日あちらの人事からE mailが来て1月を目標にやるとの事。また、これで12月の給与もないこととなった。本当に1月からスタート出来るものかどうか疑わしい限りである。兎に角、雇用そして保険関連の書類をやり取りして早く準備しておきたいものである。その為にも早く社内での決定をして欲しいところなんだが、まだまだ社内の根回しのようなものが続いているようだ。

2009年11月19日木曜日

テキサス 死刑執行数

今日、ラジオでテキサスの死刑執行について報道していた。もう今年は、33人も死刑執行をしたとの事。ちょっと気になって日本の場合の数を調べたらやはりびっくり。2007年に9人、2008年に15人とのこと。やはりテキサスはすさまじい。全米の中でも死刑執行の数が多い州だとは聞いていたが、とんでもなくすごい数のようだ。なんと言っても車の中に拳銃持っていても良いとか言っていたからそうなのかも??(当然 所持許可証はもってないとやばいけど)
たくさんの人が集まるモールでも、拳銃で脅されて車やお金を取られるという事件は時々あるのでましてやギャングがアパートで、あるいは通行中の人に発砲といった事件を聞くとやはり恐ろしいとこに住んでいると思う。ここUSに来てちょうど10年となったけど、今のところ何とか無事なのはかなりラッキーなのかも。

2009年11月18日水曜日

兎に角 時間がかかる

依然として、人事よりの報告はなし。採用すると言ってからこれでもう2ヶ月となる。通常の神経を持っている人であれば、もう痺れをきらして別の会社に行くのではと思う。もともと東京の仕事に応募したのにも拘わらず、こちらUSで採用した後、いろいろなトレーニングを受けさせたいとのことだからかなり複雑になっているようである。しかも、2国間ということでなくなんと3国間の人事で私の採用の詳細を詰めているとのことだから 時間がかかっているようである。一体、何時までかかるのやら。

2009年11月10日火曜日

いや、とんでもなく遅い

会社とのやり取りが、とても遅い。こんなスピードで果たしていいのか?まったく前に進んでいくような感じではない。採用は、してもらえるんだろうがどんどん先に伸びていて1ヶ月、そして2ヶ月と経っている。いったいいつになれば実際に働きだせるのだろうか?よく似たようなケースが、他の求職者にもあるようだ。景気の悪いせいで先に先に延ばしているような会社が多いということか?

2009年11月7日土曜日

失業率ついに10%の大台へ

http://online.wsj.com/article/SB125750615497133489.html?mod=article-outset-box
やはり、というかとうとう失業率が、10%の大台に乗ってきた。これは、予測されていたことなので驚きもしないだろう。新規の雇用保険の申請者は減ったということで景気が上向いてきていると昨日報じられたばかりで今度は全く反対のいや状況は、変わらずよくなってはいないということである。オバマ政権は、雇用保険の延長に関する法案を承認すべく議会での議論が続いていたからこれであの法案は承認されるんだろう。日本と比べ、雇用保険の助成機関が短いからちょっとはましになるだろう。自分は、約7-8ヶ月で打ち切りとなった。延長も出来そうであったが、採用するという会社の言葉を信じてもう延長をしなかったので10月からは全くの収入なしである。
さて、どうなることやら。

日本航空

ユニクロ栄えて、ではないが、日本航空の問題が大きくなってきた。この冬のボーナス支給がなしと通告され労働組合からは反発がさらに大きくなりそうだ。かなり手厚い退職後の年金を見ているとUSのGMとよく似た感じがある。2兆円もの売り上げがあるにも拘わらずここ数年赤字続きである。その間、全日空はある程度利益を出していることを考えるとやはり経営がうまくいっていないということだろう。従業員、退職者(OB)が会社を食い物にしている感がある。もう、債務超過が明らかになっているにもかかわらず、年金の削減にも応じようとしないOBが大半なのだから、ここに公的資金をつぎ込むことは合理的とは思えない。GMと同様に、まず倒産、そしてすべての過去の契約事項その他を白紙化し再建していくほかないのではないか?これは、自分が日本航空の社員でないからこんな無責任なことをいえるのかも知れないが、資本主義の社会そして税金を投入して日本航空を救おうとするならこれが当然のように思える。どういった会社に働き、どの程度の給与そして年金をもらえるかこれは誰にも判らない。色々な経済の状況や競合各社の動きにも左右されよう。また、経営者の才覚にもより経営の基盤が異なってくるだろう。しかし、このままなし崩し的に税を投入し高額の年金を支えていくようなことでは国民は納得しないだろう。まだ、経済もよくなっておらず、いまだに就活している多くの人がいるのだから。

2009年11月6日金曜日

またまた、大量射殺

あまりに良く起きるので、またかと言う感じになるのだが、Fort Hoodで12人もの人が射殺される(そして30人以上が負傷)という事件が起きた。これが、同じ州のテキサスというから驚きだ。でも、Austinの近くのようだが全く知らない町である。しかも、米軍のからみの施設で発砲したようで、容疑者の一人は精神科医という話もある。本当にそうなんだろうか?ここアメリカでは、兵隊に対する尊敬は当然すばらしく、学校でもいろいろな機会に兵隊をたたえる行事を行う。これは、自由が簡単に手に入ったものでなく血を流さざるを得なかったという歴史からも、サポートされている。昨年来の不況により、入隊する人たちも多くなっているのだが、一般的な年収はあまり高くはない。しかし、兵役後の大学入学費用の免除とかサポートもあり、それをねらう若者も多い。銃の規制が、完全実施されない以上、こういった事件がすくなくなることはないだろう。残念ながら。

2009年11月5日木曜日

今日は、松井デー

まだ、5回なのになんとヤンキーズの松井は、今日すごい。な、なんとNYYの得点7点のうち6点を松井が取っているのだ。お立ち台に上がるのは確実!このままいくとNYYの勝ちだが、どうせならこの6点Tie記録を7点にして、新記録として欲しいもんだ。
さてさてどうなるのやら。お酒、とワインがうまいぜ今日は。
さらに、お祝いとなったのは、MVPの授与である。ケガで苦労していた松井にとってはいい賞だし、今年でNYYとの契約も切れるのでどこと契約するにせよいい宣伝となるシリーズであった。松井にせよ、イチローにせよ、本当にすごい選手は大リーグで成果が残せるようになった。野茂もしかりである。日本の野球が一時期よりつまらなくなったのは、しょうがないかも知れないが、いまやあの江夏、王、長島といった選手も居なくなり小粒の選手となったからかも。

2009年11月4日水曜日

ユニクロ栄えて国滅ぶ

大学教授の”ユニクロ栄えて国滅ぶ”という文章が、物議をかもしている。ユニクロが、安い商品ばかりを出す、だから利益が下がり、それが従業員の給与低下そしてさらに国の経済悪化とつながっていくというものである。この論調のすごさには、驚かされる。
一方で、ユニクロの直近の利益を見てみると、なんと最高の利益を上げていることが判る。また、安い(例えば)ジーンズを作っているのは、中国の提携工場においてなのである。ここでは、発注の量を増やすことで低価格を手にしているのである。確かに、世界的な景気の悪化に伴い日本の国民の財布の紐は引き締められているであろう。けれども、本当に欲しい商品なら人々は買っているはずである。1000円、2000円のジーンズなら皆、喜んで買っているのではないか?でも、1万円のジーンズを今 買おうと言う人はあまりいないはずである。国が滅ぶというよりも、むしろ活性化に役立っているような気もするのだが。
ユニクロの活躍により、衣料の安いものが手に入るのはよい事だ。さらに、食料品なども安いままであれば、給与が上がらずともなんとか生活していけるはず。これから数年は、そういった状況になるであろう。アジアで、世界でもダントツに高いと言われていた日本人平均給与であるから、ここらで足踏みするのは良いであろう。問題なのは、税収入も増えない中で支出を景気刺激のためと言って国債を発行していくことだろう。無駄が多い政府の活動から、支出を減らしさらに公務員もその給与ならびに年金を下げていくような方向にいくべきだろう。なんせ、天下りするだけで何度も莫大な退職金がもらえる人たちなのでこういった仕組みを変えるだけでかなりの支出削減が達成できるだろう。

(でもこういったことが出来る国だろうか?? なんせGDPの150-170%もの借金をしていても平気な国であるから、結局 何もしないところで落ち着くのか???
税収が伸びない中、高齢化と少子化により、医療費などもかかるであろう。そうした状況下で、どうやって国を栄えさすことが出来るのか?こういった提案をすべきである。批評をしているばかりでは、まったく前進はなく、それこそどんどん国は滅ぶのみである。経済が、活発でどんどん給与も伸びていたときはもう終わったし、終身雇用ももう存在しえないと考えるべきだろう。税が、高いので会社も海外に出るようになったのである。雇用を維持するには、どうするべきか、少ない税でどう国を運営し、少ないエネルギーで人々の生活を豊かにするにはどうすべきか、よく考え提案すべきなのである。)

日本

日本が、さらに沈んだ。この日本の新聞記事を見て韓国の人は、大喜びしていることだろう。
11月2日の中央日報では、日本の電気電子会社の今年7-9月の利益合計が1519億円に対してSamsung 1社の同時期利益が3260億円となるということを報告している。このSamsung 1社勝ちの状態はもう数年続いていると思う。Sonyは、325億の赤字であるし、NECはたった23億の黒字であるのでなんだか悲しいものがある。日立は、売り上げ上は日本では1番であるが、その利益はわずかに258億しかないのである。やはり、過去どの会社も”総合電気”のような感じで横並びをして同じように事業展開していたつけが出たようだ。今、やっとPanasonic や東芝は、その事業を大きく転換しようとしているが、さてどうなることやら。Sharpも、液晶テレビでは圧倒的な強さだが、残念ながらその利益はあまりに少ない。技術だけを追っかけて利益は追求してこなかったのか??Samsungの最近の技術の展開には、すばらしいものが見られる。やはり、彼らは今や世界をリードしていると言えよう。造船も韓国に首位を取られ、電気電子もこれでは日本には何が残るんだろうか?自動車だけ??やはり、国としてのVisionも持たない日本には "落陽”が似合うかも?

快適な日々

温度もかなり下がり、快適な日々が続く。低くて55F, 高くて75F これはいい。なんせ夏の間、100Fを超える日が今年は多かったのでクーラー代も大変だった。
なかなか過ごしやすいいい日々だ。
ただ、ちょっとさびしいのは テキサスだけに秋の色変わりがまったくないこと。こればかりはどうしようもない。しかし、昨日の夜の満月は空も澄み切っていてとてもきれいに見えた。これでうまい団子があったらいいのだが、、、甘い団子が好きなのは我が家では私だけなので作ってもらえないが。

2009年11月1日日曜日

どうなってんだか

採用すると会社としては、決まっている。そしてその決定は、事業部から今度は人事部に伝わっているはず。なのに1ヶ月経ってもまだ何かをとろとろとやっている。何も動いていないのだ。これは、どうなっているのか?先週、人事の人からは、電話があり、(私のことを)忘れてはいないし今やっているというのだが、本当?今週には、連絡できると言うようなことを言っていたので待っていたのだが結局何もなし。仕方がないので、とうとうE mailを聞き出し、催促の文書を送ることにした。こういう経済状況下なので少々遅れようがこちらは(つまり採用される側は)下手に出ないといけないんだろうが、それにしても遅い。妻もあきれている。最初は、私の辛抱強さがないんだとかいっていたが。もうこれでかれこれ数ヶ月を費やしてやっと採用となったのでいいのだが、それにしても給与やタイトルがどうなのかも判らない有様であるので不思議だ。というのは、最初応募した職ではなく、どうやら新たに職を作ったというからまたそれも不思議な会社である。こんな事が出来るのもやはりアメリカの会社ではないからか??さてこれからどうなることやら。

2009年10月27日火曜日

ミーハー国家の日本

相変わらずミーハー国家の日本である。ノリピーの裁判報道番組の方が、首相の就任演説よりも視聴率を稼いだという報道がされている。なんともおめでたい、ミーハーな国 日本である。経済も悪化し、何百万人かの人が職に就けないにもかかわらずである。麻薬に手を出して会社から首になったような芸能人はもう放っておいて真剣に戦後初めて自民党から政権を取った民主党が、何をしてくれるのか見ていくべきである。もう政権を取って40日という報道がされていたが本当に何かに前進があったのか??沖縄普天間基地などの問題では、大臣毎に勝手なことを無責任に言っているだけでまったく何の同意も或いははっきりとした将来の構想もないようである。ましてや地元の同意や意見の合意があるわけでもないし。全く無責任極まりないような気がする。万年野党であったのだから、タダ批判だけをしておけばよかった過去の経験で果たして与党として実行していけるのかどうか、これからが本当に正念場といえよう。まだまだダッチロール状態の、日本の政治はこれからも続くのであろう。WSJウォールストリートジャーナルによる方針の定まらない日本という批判は、これからもまだ続くであろう。

手がしびれて

手がしびれた、なんだか血液が止まった感じがして午前3時半に起きた。最近は、よく4時頃とかに目が覚めてしまう。早期覚醒は、うつ状態とも関連するという話もある。数ヶ月前は、本当に精神的に参っていたので鬱というか気分がかなり落ち込んでもうこれで死ぬしかないのかと悲観していたものである。というのも、いくら求職を続けても(しかも日米の求職サイトで)書類審査段階で落ちてばかりであったので。結局40-50社くらいは、出したのではないか。中にはもう全く経験も考えずに雇用保険を得るためには、週に3社と接触すると言う目標を達成することがあったのでタダ単に応募を続けたようなこともあった。今は、その頃に比べれば落ち着いていると言えるが、なんせまだ言葉と電話だけで採用するということなのでつらい。先週も、こちらUSの人事が遅れているがお前のことは忘れていない、やっていると言うことを伝えたいと電話があった。これも、ヒドイもんだ。何それ?9月の終わりの社内会議ではもう採用が決まったとUSのマネージャが言ってたんだから、あれからもう1ヶ月である。いったいあとどれくらいまたされるのか??12月から勤務してもらうといいながら給与の提示も受けていないんだけど、、、、  
手の痺れ、あるときとない時とがあるのだが、最近はどうも右手がしびれる。これは、何かの兆候なのか?解雇状態で健康保険もやばい状態なので余計 心配。

すさまじい雇用状況

http://mainichi.jp/select/wadai/news/20091002dde041040024000c.html
不況が、長引いていることもあるが今の雇用状況は かなり悲惨なものがある。自宅待機を命ぜられているのに給与はなし。これでどうやって生活するのか?首にはなっていないと言えるだろうが、収入がない状態でどうやって生活をやりくりしていくんだろうか?全く信じられないようなことが、世の中でおきている。会社都合ならば、退職金も必要なのでとりあえずこういった対応でやりくりしようというのが会社なんだろうが。それにしても悲惨なものだ。たとえ、退職したとしても今は買い手市場なので6-7人の求職者に対して一つの仕事しかない。いい仕事であれば50-100人が応募すると言う状況なのである。これは、日米で差がないようだ。こんな悲惨な状況のなかでどうやって生活をやっていけばいいのか?いやはやちょっと前には考えもしなかったことが、今目の前で起きているようだ。

2009年10月26日月曜日

国家戦略

http://president.jp.reuters.com/article/2009/10/19/80A3027C-BA4A-11DE-B087-8FFF3E99CD51.php
鳩山首相の所信表明演説では、やはり友愛を基調にやっていきたいということなんだろうが、やはり国家としての成長がないようだとどうやって行くのかと心配になった。その点、大前さんの論説はやはりわかりやすい。国家戦略の重要性が判っている人だからか。世界の中での日本の立ち位置を考え経済を外交をどう運営していくかということで考えていくのは大変重要である。これが、これまでの日本ではあまり出来ていなくてただアメリカの言われるままといったことが多かったのである。また、企業の利益重視そして政治家は地域への利益誘導によりやってきていたのである。どんどんと進む高齢化、そして少子化のなかで税収が増えるようなこともない。それなのに国債をどんどん発行していくというような国家運営が成り立たないのは、明らかなことである。これを、180度転換して歳出を劇的に下げるような方向に舵取りできなければ日本には明るい将来はないであろう。内閣の戦略委員会に大前さんをいれるようなことができないのか??でも、いいアイデアが出てきてもそれが実施できるかどうか それも問題か?

2009年10月24日土曜日

ワクチンはどこ?

やっぱり、こうなったかと言う感じ。H1N1の患者そして死亡者が出てくるに連れ、多くの人が予防注射を求めて行列にならんでいる。しかし、十分な数のワクチンはまだ用意されていないので並んでも無駄になることがあり、これが問題視されてきた。今日のニュースは、やはり”ワクチンはどこ??”というものであった。延々と続く行列、しかし並んで待っていても予防注射をしてもらえず、人々の怒り爆発といった状況である。ハリケーンが、昨年あったとき、人々がやはりパニックとなり渋滞が酷くなるんじゃないかと思ったがやはりこういった時には、じっくり考えて行動しないといけない。いくらワクチンを求めて行列に並んでも手に入らない状況があり、これがパニックに続く。既にはっきりと予防注射の優先順位は決まっているはずなんだが、妊婦などが注射をしてもらえない状況がある。ちゃんと優先順位が知らせられていない、どういう順位でワクチンが手に入るのかなども知らされていないからだ。当分、この状況は続くのではないか?

緊急雇用対策(2)

やっと批判したような記事も現れてきた。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091023/plc0910232151027-n2.htm
しかし、このようなことは素人の自分でさえ簡単にわかることである。10万人の雇用を創出してもその効果は失業者率の改善としてはわずかに0.1-0.2%なのである。もう6%になろうかとしている状況を考えるとこの政府は何をやっているのかと思いたくなるのは当然であろう。助成金により企業内失業に終わっている会社も多いのであるから、本当の失業者はもっと多いわけでこれでは対策などにならないのは明らかである。なんとも危機感のない政府であり 与党である。
さてどうなることやら。

2009年10月23日金曜日

電話 すこし前進

まったく、E mailもないし、書類も来ないのでどうなっているのかと思っていたら、昨日午後、雇ってくれるといっていた会社の人事から電話があった。忘れてはいないが、まだ欧州本社側とのやり取りが時間がかかっているとの事。来週まで待ってくれと言うことであった。いやはや、またこれで2週間と言う感じである。9月末には、口頭で雇うことが決まったからとGeneral Mgrが、言っていたからそれから1ヶ月、給与がいくらなのか職のタイトルはどうなのかこういったことが全くまだ出てこない。不思議だ。動きがすごく遅い会社だ。何万人もが、100カ国以上で働いている以上仕方ないと言えばそれまでなのだが。兎に角、まだまだ待っているしかない。これで12月と言うターゲットに間に合うのだろうか??
まあ、でも電話あっただけでもOK。前に比べれば かなり前進。じっくりいくしかない。

緊急雇用対策

日本で緊急雇用対策案が、政府より出された。これによると来年末までに約10万人の雇用が創出されると言う。しかし、本当にそんな程度で十分なんだろうか?アメリカでは、1500万人近くが非雇用状態となっていることから考えても日本ではやはり、400-500万人が非雇用状態にあるのではないかと思われる。しかし、日本では解雇が社会的に嫌われることから、企業は表立った解雇をしていないで雇用助成調整金を使い、所謂企業内非雇用の状態になっているのだろう。この為、150万人くらいが表向きには、解雇というようになっているとも報告されている。たとえ、この150万人としても10万人の仕事を作るのではまったく不十分であるのは明白である。これは、様々なブログのページで求職者が悲鳴をあげていることからもよく判る。
(統計局の8月の数字では、完全失業者数は350-360万人となっている)
50-100社に求職活動をしているがまったく雇ってもらえないというのが、現状だからである。会社側は、この状況を利用して非正規のような形で雇用し、給与をかなり抑えたり従業員を次々に変えたりしているわけだ。なんともヒドイ世の中である。数字上は、離職者が少ないような報道であるが、これもやはり日本的な数字の作り方のような気がする。きれいごとをならべているのである。総理の資産が、公開となったが、前総理に比べ3-4倍も多くの資産、14-15億の資産を持つという鳩山総理では求職者の悲鳴はわからないかも知れない。どんどん、経済の2極化は進んでいくばかりなのか??

2009年10月22日木曜日

風邪の予防接種

なんとタダで風邪の予防接種をやってくれるというので行って来た。これは、今問題となっているH1N1のではなく通常の風邪の予防接種なのだがやはり今年 予防接種をやっておこうと言う人は多いみたいだ。列がかなり伸びて、時間がかかるかなと思ったが意外に早く終わった。ただ、注射してくれた看護婦が自分の体格の2倍近い大きさの人だったので、大丈夫かなと一瞬思ったが(手先は大丈夫かなと)無事に終わった。北部のほうの州に行かざるを得なくなっているので、やはり雪とかを考えると風邪の予防接種はやっておくに越したことはない。なんせ、20F以上も寒いようなので。

ただ、依然として最終の書類のやり取りが遅いようで こんなスピードで果たして12月1日からの勤務が本当に出来るのだろうがと気にはなっている。

2009年10月20日火曜日

はっきりした国家Vision

はっきりした国家Visionを持つ国、シンガポール。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20091015/207230/
この国が、国土面積も狭いので人に特化したような展開をしていることは有名である。バイオ関係での人材獲得に国家として動いているのは有名で著名な日本人教授も研究室ごとこの国に動いたりしている。狭い国土の中でどうやったら国を発展させられるか、彼らは真剣に考え計画を着実に実行して経済も活性化させているのである。それに比べ、日本はどうであろうか?
もうどんどん落ちるところまで落ちるしかないのだろう。そして、最近のテレビ番組を見ても判るように20-30年前の日本の高度成長期の回顧ばかりをしているようだ。”あの時、Japan as No1"と言われて日本は輝いていたとでも言い 昔を懐かしがっても 何も変わるものではないだろうに。
将来の展望の描ける、国民にそれをはっきり示せる政治家もいない国、それが日本の今といえよう。

やはり 情けない国になった?

日本の貧困率が、公表された。
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20091020AT1G2001P20102009.html
OECD諸国の中では、メキシコ、トルコ、米国についで4番目に貧困率が高い国とのことである。これはやはり、契約社員などの増加によるものが大きな意味を持っているのだろう。しかし、嘗ては東洋の奇跡と言われたことを考えると日本の凋落を如実に示している。実際、正社員の給与もここ5-6年全く増えていないというような報告もある。製造業を中心とする日本は、海外での製造拠点に対する投資が中心で国内に投資と言うのはあまりなかったであろうから今回の不況でさらに厳しさは増してこよう。当然、人件費と言う観点から見るとやはり中国そして東南アジア諸国に工場を建てて出て行くほかないんであろうから。これからこの国は、いったいどうなるのであろうか?
どんどん税収は下がる、高齢化は進むので医療費などは増加する、国債などの国と地方の借金はかさむ一方。将来に対するVisionのなさは、どうしようもない。

2009年10月19日月曜日

回顧だけでは、何も生まない

山崎豊子の沈まぬ太陽が、映画化されるという。白い巨塔のテレビ化、官僚たちの夏といい、最近の日本では高度成長期にあった輝いていた日本というかJapan as No1を懐かしがっているようなところが多く見られる。中国にいよいよGNPでも抜かれ、どんどんと凋落をする国家、そして国家としてのVisionもないのだから致し方ないのかも知れない。結局、下り坂をどんどんといくしかない国というものはそんなものなのか?
25年も働かなければ年金がもらえない。しかし、ちゃんとした管理もされていないのでかなりの不備が見つかり問題となっている。一体それでは、何のために厚生労働省の役人にこれまで給与を払ってきたのか?
また、税金よりも多いという国債を発行して政府の財政をまかなうというのも信じられない国である。どんどん借金が雪だるま式に増えていってもそれをちゃんとコントロールできる組織、人間がいないのがいまの日本の政府である。かなり大きな経済危機が将来起きるのであろう、こんなことを続けていては。かなり、危険な国になっているような気がする。のほほんと老後を暮らせるような国でないことは確かだ。さてどうしたものか?

2009年10月17日土曜日

政権は変わっても全く変化はなし

政権が変わってすこしはまともになるのかなと思っていたがどうやらそうではないようだ。50兆を超える国債発行をするというのは、やはり驚きである。国や地方の抱えている借金の総額はもうGNPの170%といった感じでなく200%に届こうとするようである。こんな状況にも関わらずその国債頼みの借金を減らそうという方向に動かない国、日本、この国は一体どうなるんであろうか?いやはや大変な国である。JALの再建計画もまたしかり。給与削減はもとより、退職者の年金に手をつけなければいけないのは当然のことと思われる。これに、国民の税を投入するのならやはりGMで米国がやったのと同じように倒産させて後に再生といったことにすべきであろうし、経営責任者の責任は厳しく問うべきであろう。借金でものんきなのんきな国、日本、なんともすごい。あきれるばかりである。

また少し前進、でも遅い

やっと、採用に当たっての人事が動き出すとの事。でもやはりまだまだでのろい。
一体何時になれば、採用関係の書類などがそろうんだろうか?でも、やっと前進しだしたのは
勤務初日としての目標が、12月1日でUSAの事務所となったことだろう。これまで、
これさえもはっきりと決められなかったくらいだから。これからさらに色々な場所での訓練や特別プロジェクトとなるのでそれらのスケジュールをさらにどんどん決めていかないとならないはず。じりじりとするような感じである。でもやっと年内に最初の給料が貰える日が見えてきた。
これは、うれしい。

2009年10月15日木曜日

あれから1週間、そして待てど暮らせど

もうかれこれ3週間以上になる。某会社からは、採用するという電話を貰って喜んでいたのだが、これがまた進んでいない。なんせ書類やら入社の手続きがどうなっているのやらまったく判らないのである。1週間ごとに問い合わせをしているような状況にかなりイラついてくる。不況だからということなんだろうが、それにしても採用が決定していてもこんな状況なので 神経が参ってしまう。すぐに食べるものに困ると言う状況ではないがもうすでに半年近くも無職の状況なのではやく決めたいというところである。兎に角、待つだけ。これはシンドイ。

2009年10月7日水曜日

世界で賞賛される国リスト

これも、オバマ効果なのか?”世界で賞賛される国のアンケートで米国がかなりランキングを上げた。記事にあるとおり、オバマ人気によるものなのだろう。これからするとやはりスター性のようなもので今の人気があるといえよう。医療改革などで苦労している大統領であるが、さてこの人気で医療改革もやれるかどうか?
http://jp.reuters.com/article/mostViewedNews/idJPJAPAN-11815720091006

2009年10月6日火曜日

車、性能その他は値段どおり

再就職もその途上というのに、新車を購入した。古いDodge CaravanをトレードインしホンダのCR-Vとした。Caravanは、90,000マイルであったから約13万キロといったところか。もう一台のトヨタのCamryがすでに15万マイルであるのでこれを本当は手放すべきであるが燃費もよくトラブルの少ないこの車は、キープすることにした。タイヤも新しくしたのでこの車は次男坊の運転練習用にあと2-3年使えるだろう。やはり、ハリケーンが来たりするので信頼性の高い車は必要。Dodgeには、かなりてこずった。なんせ新車購入1年で、トランスミッションに問題が起きたので。こういった問題を経験したことは当然なかったので、激しい振動そしてノイズこれは何なのか最初全くわからなかったと言うのがその時の経験であった。この1ヶ月の間に 長男の学費関係そしてこの車と3万ドル以上使っているので問題は当然 収入! 早く働かせて欲しい。止まった時間というような会社からの連絡はまだない。また今週聞いてみるしかないのか?

2009年10月5日月曜日

GDPで抜かれる

世界的な景気の悪さは、続くだろうが、全世界でそうとはいえない。何故なら、中国やインドでは依然として成長は続いているからだ。今年はいよいよ大変な年になる、何故なら中国がGDPで日本を抜き世界で2番となるからである。これがいつかは来るだろうとは思っていたが いよいよである。約25年に亘る会社生活の中で中国は発展途上の国とこれまで見なしてきたのだが、あの上海や広州の高層ビルをみて日本も抜かれるなと思っていた。オリンピックの後の世界的な不況により、中国もアメリカへの輸出がガクッと減ったのは当然であるが、政府による景気刺激策はいまのところうまく働いているようだ。(ことによると日本より政府の役人は、賢いと言えよう)
自分が市場での開発競争に何時戻るかは依然としてよく判らないが、これからはきっと厳しい競争となる。どんどん大きくなる中国に対してどうやって日本は付き合っていくのか?政府はもっと真剣に考えるべきなんだろうが そんな世界に対して指針が持てるような立派な政治家はあまりいないだろう。

2009年10月2日金曜日

やはり深刻な不況

もう、どん底は脱しているとよく言われるがまだまだそうではないようである。下記の非雇用者数もそうだが、自動車販売の急激な低下(アメリカ政府の自動車産業救済政策が終わったため)のデータもそれをサポートしているようだ。来週はいよいよ自分の詳細な仕事の内容の決定、給与あるいはその他のやり取りが始まる。時間がかかってしょうがないがこれが本当に決まれば、仕事があるだけでもかなりましということになる。いやはや大変な世の中である。

http://online.wsj.com/article/SB125448660657759257.html?mod=googlenews_wsj

2009年10月1日木曜日

さらに待つ、これしかない

採用していただけるという会社の人から状況をUpdateしてもらった。どうやら、さらに待つしかないようである。ただし、いい方向に進んでいるから心配するなということのようだ。心配するなと言われても、電話以外ではまったく書類とかE mailとか貰っているわけではないので心配になる。また、進んでいるスピードも異様に遅いからこんなスピードで仕事をやっていたら業界の中で負けてしまうのではと考えてしまうのは私だけであろうか?ただ、かなり保守的な会社と言う風に聞いていたので”さらに待つ、兎に角辛抱強く待つ”しかないようである。ここまで辛抱強くやってきたのだからと考えるべきか、やはり悶々とせざるを得ない状況である。

2009年9月29日火曜日

肥える転職、痩せる転職

新 将命さんの"肥える転職、痩せる転職”という記事は、なかなか面白い。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20090925/205561/
たまたま、今年、解雇となり転職をしなければならなくなった自分であるが、やはり”肥える転職”にしたいのは当然である。しかしながら、現実はかなり厳しい。なんせ、選ぶ前に仕事の種類や数がかなり少ない(採用凍結及び年齢の問題により)からである。また、ここアメリカに居るということでさらに少数民族としての問題もある。もうここで提案されているような3ヶ月での転職時期はとうに過ぎてしまったのだが、自分のキャリアを更に上げるような形での再就職になれば、最高である。もう半年近くも悶々として履歴書を送ったり電話インタビューをやってきたのでここらで決着をつけたいものである。会社との相性としてChemistryと説明されているが、やはり相性は大切である。また、いかに自分の過去に培ってきたスキルを生かせるかが新しい会社では重要である。兎に角、一歩づつ 前に進めていくより仕方はない。辛抱するしかない、が 時間が過ぎていくのも早い。その為、むなしい日々も続く。採用決定という言葉はもらったのだが、それ以来、電話やE mailなどによる連絡もなく、変な状態である。さてどうなるのやら。

2009年9月27日日曜日

また時間が止まり、待つ

月曜に採用の旨を聞いてほっとしたのもつかの間。それ以来全く連絡はなしで1週間が過ぎようとしている。本当に採用してくれるんだろうか?とついつい考えてしまう。家族は、大丈夫もうそう言ってくれたんだから、気軽に待てば言いという。しかし、時間のかかる会社である。数度の面接も数ヶ月かかったし、実際に何時から働けるのかいまだにはっきりしない。それも、一体どこで??

来週には、何かはっきりしてくるんだろうか??止まった時間は、動き出すのだろうか?兎に角、辛抱強く待つしかないのが現状である。もう、次々に転職関連の登録やE mailの連絡を削除してきたので早く 次のステージに進みたいものである。

2009年9月22日火曜日

今日もラクーン

長男が、我が家の名犬と散歩に出かけたが、またまたラクーンが我が家の近辺で現れ真向かいの家のバックヤードに駆け込んだとのこと。また、一匹だけではなく家族での行動らしい。ここにはラクーン一家が住んでいるのは確かだ。野生の王国といった感じか?

2009年9月12日土曜日

ラクーンの親子

次男を迎えに行った後、妻が車庫に車を入れようとするとラクーンの親子が4匹 車庫からのこのこ出てきたそうである。どうやら車庫の中にえさをあさりに来ていたようだ。道理で我が家の名犬がほえているわけだ。やはりワイルドな場所に住んでいる。ラクーンも驚くが、蛇やワニとワイルドな動物は一杯いるのだから。そうそうあの有名なアルマジロも忘れてはいけない!
一体どういうところに我々家族は住んでいるんだ?!

2009年9月11日金曜日

日本はEUに入れるのか?

日本は、EUに入れるのか? 
この表現を見たときちょっと変だなと思ったが、どうやらEUに参加するための条件を説明し日本の財政構造の変革を求めていることが判り納得した。
http://president.jp.reuters.com/article/2008/10/02/F10EBB48-8DF3-11DD-BA4B-B0203F99CD51-2.php
大前さんが言われているように、EUに参加するための国家の条件はかなり厳しく日本はEUに存在したとしても参加することは出来ない。GDPの150%を超えるような(累積)財政赤字もその一つの理由である。国の状況をこういったEUの参加基準で見比べるのは面白いと思う。あんなに多くの借金をしていて日本はこれからどうなっていくのか?とても心配である。
http://www.kh-web.org/fin/
リアルタイムの財政赤字カウンターでは、国全体の借金と同時に国民一人当たりの借金がわかる。これを見ていると一人当たりでも、もうすでに800万円以上の借金があることがわかる。どこかで読んだのだが、年収換算で500万円の年収の会社員が、1億円以上の借金をしている状態が今の日本ということである。これを恐ろしいと思っていないから、どうやら感覚は麻痺していると言えよう。何人かの経済評論家は、この国債の大部分は国内金融業界による調達であり海外投資家からではないので 問題ないと言われるのだがそんな安心もしていられないのではないか?さらに進む高齢化、そして少子化傾向及び日本の輸出による経済モデルを考えると国としての借金は増えるばかりではないのか??

ひどい国

千葉県政での税金の不正使用が、明らかとなり様々な形で報告されている。本当なのかどうかわからないがもう40年続いているとも言われている。そんなに続いていてどうして、暴露もされなかったのか?いやはや、利権に群がる様々な会社と人がいるためなんだろうが、ひどい国になったものだ。社会保障の記録にせよ、いい加減な処理ばかりがあり数百万人もの記録がいい加減であるしもはや、一流国というような国ではない。情けない限りである。果たしてこんなヒドイ国に明るい将来はあるのだろうか?

2009年9月6日日曜日

消え行く国 日本

残念ながら、こういった海外の論調は当たっている。
http://newsweekjapan.jp/stories/2009/07/post-334.php
日本には、リーダーがいないし、国家としての戦略や将来もまったく描けていない。高齢化は進み、少子化にも歯止めはかからない。その一方、女性の積極的な活用もできていないのが日本である。また、経済がまだ悪いからと国債の増発をするばかりである。経済がよくなり、税金が増えるようなことは将来もありえない。なぜなら、さらに高齢化が進み、社会保障費などが増える一方、会社はどんどん海外に展開していくのだから海外での税の納入が増えるだけなのだ。社民党の圧勝は、海外のメディアでも報じられたがその一方で 将来への進路を大きく変えられない日本についての報道も多く見られる。小さな国、シンガポールはその小さいが故に将来に亘る不安を抱きすばらしい国家戦略を描いていまもその計画実施に向けまい進中である。そのシンガポールよりはるかに大きな経済を有する日本なのだが、情けないことにその国家の存在は 小さく ますます消え行くようである。すばらしいリーダーが出てくるのはいつになるのやら。

2009年9月5日土曜日

9月

とうとう9月となってしまった。長男も夏期講習を終え、こちらに帰ってきた。大学院への準備である。何箇所かで面接があるというから、親子そろって今月は勝負の月である。なんとか今月中には、仕事が決まってくれればいいんだが、さらにUSでの失職率が上がり9.7%になったというようなニュースの中ではなかなか厳しい。苦悶する日々はまだ続くのだろうか、トンネルの先はまだ見えないのか?

2009年9月3日木曜日

本当に前に進んでるの?

もう何ヶ月か やり取りしている会社と電話で話をすると前に進んでいるようである。それならよろしくお願いしますと言ったのだが、どうなることやら。文書での確約でないし、本当に進んでいるならいいんだけど。もう何ヶ月もやり取りしているし、採用凍結という状態になったようなのでちょっと心配である。さてどうなるのやら。

2009年9月2日水曜日

消費者庁

これまで消費関連での庁がなかったというか、結局いつもどおりの縦割り行政で統括できるような消費関連の庁がなかったということなのだろう。消費者庁が、スタートした。しかしお笑いなのは、そういった消費者の関連のことを議論するのに年間8億円もの家賃を不動産に払うということである。そんな金銭感覚で果たしてまともな消費者関連の議論が消費者の立場に立って出来るのだろうか、すごい国である日本は。空きビルは、いまやいくらでもあるはずでもっと価格の安いビルもあると思われる。それを利用しようともせず、消費関連の議論をしてまともな行政がやれるとは思えないのは、私だけだろうか?結局、税金があればあるだけ使う、毎年税金は上がっていくものと思っているような役人では、国に将来はない。国家戦略もなかった国だからこれからもこういった傾向は続くのだろう。
民主党が、圧倒的に勝ったのでひょっとすると何か変わるかも知れないが。これまで、予算作成もやったことがない党がどこまでやれるか 彼らの挑戦を見ていくしかないだろう。

2009年8月28日金曜日

また、ちょっと止まったかの様な感じ

また、どの案件もちょっと止まってしまったかのようであまり音沙汰がなく悲しい。
やっと動いて、もうこれで決定かと思っていてもまた突然に動かなくなったり、他の案件のように全く応答がないので聞いてみると、相手は履歴書には感心してますがまだ面接などの設定が出来てませんといったりである。一体何時になったら再就職は決まるのだろうか?
日本の失職者%が、さらに悪くなったと報告されているのでこの再雇用の活動がさらに遅れるようだとちょっと悲惨である。景気、そして自分の年齢というファクターで決定されるようなので。

2009年8月25日火曜日

書類、書類 一杯

失職中ということで長男の大学から今年の収入推定を改めて出すようにと連絡が来た。これは、今年の奨学金支給審査に絡んでのことらしい。たぶん自分のような失職者は、かなりでているはずだ。さて少しでも多く貰えるんだろうか?もうかれこれ、6ヶ月の収入なしという状況なのでやはりシンドイ。一体何をしているのか、早く職を見つけて仕事を始めるようにと日本の両親からもつつかれている有様である。情けないがどうしようもない、これだけやっているのだが面接までいける職はわずかなのである。だんだん最近は今年中に決まらないような気になってきた。なんとも気がめいることだ。

いよいよ長い夏休みも終わり、次男の方も高校が始まった。どっさりまた書類を貰ってきている。これにもサインしていかなければならない。書類、書類の山である。結構これをやるだけで疲れてくる、これも歳のせいか?それとも失職中で体があまりにもなまりすぎているからか。

2009年8月23日日曜日

またまた振り出しに戻る?

本社にも行ってきたのでもうこれで 再就職活動も上がりになるかなと思いきや、とんだことになってきた。所謂 競業の禁止の条項に触れるかどうかを法律の専門家に判断してもらうとのこと。えっ それってなんだ?同じ業界で同じような仕事をしている営業の人間なんて山ほどいると思うんだけど これからどうなるんだ?もしこの判定で 触れているのでだめですといったことになると殆どの会社にはいけなくなるような気もしてきて(自分がいる業界はかなり特殊だから でもIT業界じゃないけど)かなり落ち込んだ。またこれでさらに1ヶ月さらに最悪の場合は3-4ヶ月かかるんじゃないかと思えてきた。なんとも 複雑 こんな経験するようなやつはあんまりいないだろうな。本が書けそう。

2009年8月19日水曜日

やや疲れ気味

やはり 10-13時間もかけて海外に行き面談をしてくるというのは、疲れるものである。しかも、12-15人近くに会って話をするというのも大変であった。
依然として採用は、凍結しているのでどうなるのか判らないが 例外が作れるかどうかといったことで動くようである。かといっても何日までに返答しますといった確約もないのでいつになったら返事がもらえるのかもはっきりせず 依然としてブルーな日々は続く。

他の案件もまた動き出したが、これらもまた完全にマッチするものでなく時間はかかりそうである。

2009年8月9日日曜日

今週は、勝負の週

今週は、結構忙しい週である、また勝負の週である。もう3月から延々と続いてきた会社との面談がある。しかも、これが最初の面談ではない。採用が凍結となり、連絡がストップとなった月もあったがそれも1ヶ月もしなくて突然再開されたりした。自分でもびっくりだが、まさか世界をまたに駆けて職探しに奔走するとは考えてもいなかった。東京、アメリカそして今週の欧州である。たった一人を雇うためにこんなにまで選考に時間をそしてお金をかけるのかとびっくりしているのが、現状である。
さてどうなるか?ゆっくり飛行機で寝られたらいいんだが。それは、期待できないか?
せっかく行くはじめての欧州の都市だが、観光もままならないだろう、残念。たった数日の滞在の為、飛行機のチケットもバカ高い。一週間滞在するとこの価格が半減するのだが!!

2009年8月7日金曜日

ちょっと信じられないが

ちょっと信じられないことだが、日本では約50%もの人が500万円にも満たない退職金をもらっているという報告がある。
http://finalrich.com/guide/60/guide60-condition-retire-bonus.html
退職金は、確かに企業のさじ加減により全くなくなることもありうるので確かに今のような不況下で退職される方が最も不利である。このデータが本当かどうか判らないが、自分はまあましな方だというのが印象である。昨日も人材会社と話したのだが、今年2月末で解雇となり職を探していると伝えるとびっくりしている様子。もう半年であるので、その間の生活費などを考慮すると確かにびっくりもされるだろう。3月以降、我が家はかなり切り詰めて生活を続けているがやはり暑いテキサスの夏なのでクーラーだけは切ることが出来ない。すでに7月の電気代は400ドルを超えている。でも、年間で電気代をならして支払うという所謂フラットレート契約にしているので大体毎月200ドルである。これでも結構高い。しかし、我が家は2階建てで2つのクーラーユニットなのでこんなもんだろう。長男が大学に行き、いまこうして失業状態となって言える事は、もっと小さな家でも確かによかったなということである。ちょっと遅すぎるが。60歳とならずに、退職金を貰った以上なんとか使わないようにして少しでも増やしていかなければならない。さてどうなることやら、この不況下で。

気分転換 その6

シカゴよりRoute66を通り、南下してみた。古きよき時代のアメリカといえる。余程自動車というか単車が好きな人でなければ、このRoute66を使い時間をかけて踏破するなどということは不可能だろう。なんせ時速は制限されているし古い町並みなので。途中よりI-55に変更、何とか2日で帰れないかと一生懸命走ったがStLouisの南でストップ。その次の日に、途中にあるMemphisによる計画を突然立てたのでこれでまた余分に日数がかかってしまった。メンフィスにあるエルビスの記念館は、すごかったがやはりエルビスプレスリーは、自分たちよりも高齢の人の時代の憧れだったように思う。自分たちの場合は、やはりカーペンターズ、アースアンドファイアー、ABBAなどじゃないかな。さらに次の日にがんがん走ったがやはり一日に走れる距離は知れている。結局、Texakarna(テキサスとアーカンソーの境界の町)まで下ってきて宿泊となった。そこより一気にヒューストンにそして自宅へと戻ってきた。約2800マイル、ガソリン代はわずかに200ドルほどでシカゴまで往復した感じである。シカゴでかなり安いホテル(わずか50ドル)に泊まっていたこともあり、一週間でホテル代も600-700ドルであり旅行の料金はかなり安く上げられた。(ウチのかみさんの言うとおり)

気分転換 その5

また遠く離れたホテルから、渋滞を通って長男のアパートへ。今日は、近くの五大湖の近くでちょっと景色を見た後、自分たちの泊まっているホテルの方角にある日本食のスーパーへ買出し。お菓子やご飯のレトルトパック、カレーのパックなどを買って、もう一度シカゴのダウンタウンへ。今日の夕食はシカゴの名物のDeepPizza。ここの店は、有名だからと家内がいう店へ。前日見たときには、かなりの行列となっていたのでやや早めの夕食としたのだが、注文をして40分待たされるのには閉口した。それも、これがおいしければ問題はないのだが、まずい。せっかく待ちに待って食べても、何これって言う感じのピザでこれを一時間近く待ってさらに注文後40分も待って食べていたのではショックだろう。まあ、旅行者が多いということなのでこういうピザなんだと納得しておいしいと食べるのかも?長男いわく、近くにある別のピザのほうが待ち時間もなくはるかにおいしいとか。散々の一日であった。これで2日半の長男との行動ともさようならである。どうやら今年の夏は、長男は全くテキサスに帰ってくる気はないようなので。気温の高いのも嫌らしい、なんせシカゴは75F,テキサスは95-100Fだから。

2009年8月5日水曜日

気分転換 その4

まず、長男の案内により地元のサンドイッチを食べにダウンタウンに。ここは結構有名らしくテーブルの数が多いにも関わらず、ごった返していた。肉をスライスしてあるが、この量がやはり半端じゃない。まるでこれでは、テキサスサイズである。サザンドレッシングで食べるのだが、テーブルにあったホースラディッシュで食べると結構合っていてうまかった。
さらに中心部のダウンタウンでは、Hancockセンターに行った。数年前には、SearsTowerに行ったのでこれで著名な建物は制覇した感がある。たまたま、晴れていたので見晴らしもよく湖や他の高層建築物が良く見えた。次男が若干気分を悪くした(あまりに高速で高層の建物に登ったせいか?)ので、その後 映画に行った。HarryPotterなのだが、これはもう一度見ていたので楽に鑑賞できたがやはり所々で判らない英語もまだあった。何年経っても、全部がすんなりとは判らないもんだ。夕食に有名なPizzaをと思ったが、どうもその位置が判らず結局 全く違うThai風の店でかなり遅い夕食とした。長男をアパートに送って、まったく反対方向のホテルに帰って行くときまたI-90で渋滞となり、ホテルに着いたのはもう午前一時といった具合であった。朝も夜も渋滞だらけで、やはり都会ではこれに耐えないといけないと感じた。

やはり大赤字は続く

そりゃそうだろうけど、赤字は相変わらずのようだ。http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20090805AT3S0401Y04082009.html
日本では、国民・厚生年金が世界不況の影響もありまた赤字となったとの事。でも、これはまったく驚くことではないだろう。あまりにも当たり前になっていて逆に国民が無関心になってきていることのほうが恐ろしい感じがする。アメリカでも年金財政は赤字だが、声を上げてこれを変えようとしている人がいるだけましか?たぶん日本にも同じように、変革を訴えている人はいるのかもしれない、自分が知らないだけで。何とかしないと日本丸は、沈没していくだろう。

2009年8月3日月曜日

気分転換 その3

やっとシカゴに到着するも、ホテルの位置が判らずぐるぐると色々な場所を回る。空港の近くですぐわかるだろうとGoogleMapを印刷しなかった付けがきたのかも。やっと見つけ、今回の旅行で最も安いホテルにチェックイン。なんといってもここシカゴで最低付近のホテルなので若干心配。たったUS$50である、その基本価格はUS$80であったが夏キャンペーンということで安くなっている。
長男のいるアパートとは、かなり離れているがなんとか行けるだろうと思ったのがまた大間違い。あまりにヒドイ渋滞、渋滞である。シカゴの90号線の渋滞がこんなにもひどいとは。結局、あまりにも遅く到着となったので長男のアパート近くの地中海料理で遅い夕食とする。ラムの料理が結構多くびっくり。無難にステーキを選んだ私が正解。次男は、肉とラムの串刺しのような料理だったが味についていけなかったようだ。

2009年8月2日日曜日

気分転換 その2

まず、第一日めはかなり走ることが出来た。夕方にヒドイ雷雨のせいで視界もままならないくらいヒドイ状況になったが、結局テキサスより脱出そして約500マイル走行しリトルロックに到着。早速ホテルを探し、ピザハットで遅い夕食となった。このリトルロックは、当然クリントンの町だ。クリントン大統領記念館がいつから開くのか調べてからぐっすり寝た。

第二日め、ゆっくり起きてクリントン記念館を見学。目玉はやはり、数字に基づく実績と宇宙NASA関係かな。クリントン大統領の時には、経済が活性化、さらに負債関係の数字が改善したのは有名である。また、2期8年に及ぶその活動を一日一日のスケジュールも公開していた。その後、リトルロックよりセントルイスを目指して走行。途中、ちょっとまた雨だったが、前日ほどひどくはなくまあまあ快適なドライブであった。夕方から夜、にかけて到着後すぐにArchを見に行った。その前にホテルを予約しておくべきだったが、見学を優先。アーチの壮大さは、良かったのだがその後、ダウンタウンを抜け出しホテル探しに行こうとして迷子になった。どこをどう走っているのか判らず、時間がかなり無駄となり、家内と次男の不評を買った。ダウンタウンの中のホテルで止まれば、簡単だったのだろうが。迷子となったときに見つけた、2軒のホテルは共に満室ということでこれにはびっくりした。
結局、セントルイスより抜け出し、イリノイ州側に向かいホテルを確保。夜の10時近い夕食となった。Tuesday レストランでの夕食。

2009年7月30日木曜日

気分転換とはいいながら

収入なし、でぶらぶらしている今年の夏、しかも長男は今年はこちらテキサスに帰ってこないということから突然に家内より旅行の提案が。しかし、このビッグな提案は、なんとテキサスからシカゴまでドライブでいくというものだった。お金を出来るだけ節約するために、いまある中古車を使って行くにしてもガソリンをがぶがぶ食うDodgeじゃまずい。じゃそうすると燃費のいい15万マイル走っているカムリか?途中で止まってしまわなけりゃいいんだけど。なんといってもヒューストンまでいくのとは、違うので修理も大変だし、週末にかかったらどこの修理屋もあいてにしてくれないだろうから。ちょっとリスクはあるようだけど、しょうがない。ちょっと気になっていたバッテリー(もう5年になっててテキサスの暑さでヘタッテいた)と磨り減ってレッド印の状態のブレーキパッドだけは交換。そして出発。何時間もせまい車の中にいたくなーいと騒ぐ次男を乗せて車は出発。さて何時間で着くんでしょうか?無事に行けるんでしょうか??

いつも特殊な構造、あるいはスペシャル

http://www.nikkei.co.jp/news/main/im20090730SSXKD082029072009.html
いつも日本は、こういった特殊な構造あるいはスペシャルな建物が好きである。ループ構造のジャンクションだ。まあ、土地も制限がある東京なのでこういったことになったのだろうが、すごい。いつもおもしろい挑戦をするものだ。まあ、よく駐車場なんかでもくるくる回って上がったり下りたりするのだからそれとおんなじことなんだが。

2009年7月29日水曜日

自分の就職活動

社会の事ばかり書いていた一方、自分の就職活動はおろそかになってきた。アメリカ側での就職可能性はもう殆どないと思われる。人材会社が、応募しないかというので1-2件履歴書を出してはいるがまったくコミュニケーションがないということからだめだと判る。アメリカでは、だめな場合全く返事もして来ない。一方、日本側はというと1-2件が動いている。ただし、1件はもうずっと3月から引っ張られているという感じである。途中で採用凍結となった為である。ただしそれを通知してきて1ヶ月ほどでまた突然、やり取りが始まっている。ここは、所謂Intern'lな会社であるのでかなりややこしい。仕事は、東京であるにも関わらず私が今ここアメリカにいるので余計に複雑になるのであろう。電話でのインタビューなどはもうやったし、こちらアメリカのHQも訪問したのだがこれで決定とはならない。さらに来月まで待つようにという連絡があった。それでどうかというと今度は欧州に面談に行くようにとの事である。どうやら世界を一周しないと仕事はもらえないようである。厳しい就職である。

2009年7月28日火曜日

本当に日本という国の将来も考えてのことか?

民主党のマニフェストは、まったくなっていない。責任政党になるというのだが、本当にその準備が出来ているとは思いがたい。
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090728k0000m010119000c.html
財源論にしても、ただ無駄使いを減らせばいいというのだがそれさえも出来なかったのが過去の国会であり、利益誘導型の国家行政であったはずなのだが。年金がらみのことも、4年間は増税なしでやっていけるというがまったく無責任なことを言っていると思う。さらに、40年かけて改革というのもまったく現実の緊急性がわかっていないと思われる。かなり多くの専門家がいっているように、日本の年金行政はアメリカよりもはやく破綻するといわれているのに。なんとも情けない国 日本である。国家の戦略を本気で考え、大きく舵を取れる責任政党はいないのか??
財源がなかったときは、ごめんなさいと言えばいいと民主党の顧問が言ったと聞きさらに絶望的になる国民は多いだろう。国民も馬鹿ではないので、これでは国民は民主党に政治を任せられるとは考えず結局は自民党政治のままになるのではないか?その選択で日本がよくなるわけでもないが、結局沈んでいくだけの国 日本ということか?

悲惨な状況

本年度の自殺者は、11年連続で3万人を超える勢いだそうだ。当然のことながら、不況から来る解雇やうつ病などが原因のようである。
http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200905150012a.nwc
韓国でも同様に失業などから自殺は 増加している。日本と韓国はその文化も似ており韓国では失業はやはり恥とされるためである。退職強要といい、こういった自殺の増加といいこれほどストレスの高い時代に我々は生きているということだ。そういう自分も今は落ち着いてきたのだが、解雇を申し渡された直後の1-2ヶ月はやはり自信喪失というか虚脱感があり、もうだめだといった感じにたびたびなった。あの状況が続いていたらと思うとぞっとする。
社会として、或いは政府がもっと何か出来ないのだろうか?NGOなどの活動にも期待したいところであるが、期待するだけではなく募金その他でなにか応援しないといけない気がする。

2009年7月27日月曜日

激しい解雇強要

自分が応募していた会社の一つでも、最近かなり激しい解雇強要があったようである。幸いにして(?)というか、いまだどこにも職は決まっていないのでこの会社とも縁はなかったのであるが、この解雇強要を見ると行かなくてよかったとも思う。もし入社できたとしても一体どれくらい勤められたのか?今だけが、例外的に酷いのか或いはこのような状況がずっと続くのか判らないが、いずれにせよ、本当に大変な時代に生きている気がする。いつどういった形でまた解雇されるのか知れないというのは実に悲惨である。ここアメリカでは、こういった人員の削減がかなりの頻度でなされるため人々は慣れているかもしれないしかし、最近の解雇をめぐるニュースを見ているとあまりに酷い扱いである。少なくとも、一ヶ月前でのNotice、妥当な退職割増金が支払われるべきだろう。また、こういった解雇の後の再就職市場が日本の場合うまくは形成されていない以上、政府がもっと再就職に当たりサポートをすべきだろう。特に、高齢化社会へ向かっているにも関わらず、中高年の再就職は予想以上に厳しくかなりの人が断念したり単にパートの仕事につくという有様である。もっとこれまでの経験を生かして尚且つ妥当な給与がもらえるように、何とかできないものであろうか?高度成長期には、長期に亘り雇用が保証されていたが、これも見直しの時期に来ているのか?それならば、どうやって労働市場の健全性を保ったら良いのか、国民全体で考えるべきだろう。何十年も社会保障費を払わなければ、年金ももらえない社会なのだから。

陰湿な強制的な退職(2)

退職強要も、様々なやり方があるようで下記のようなものはすざましいとしか言いようがない。自分はいかにましなやり方で解雇されたのかが、今更ながら思い出される。まあ、ましな会社に勤めてたということか?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090724-00000031-mai-soci
突然、ロックアウトつまり会社からの退去を命じられ社員証を取り上げられてしまうということ。外資系の場合、セキュリティはかなり厳しいから社員証がないと全く社内には入れなくなる。私物は、後日郵送されてくるというからこれはすざましいとしか言いようがない。すさんだ世の中になったものである。どこかの大学教授が、日本の離職者%は実は5.2-5.4%といった数字よりももっと高く欧米並みであると述べたそうでその根拠は、政府が実施している雇用調整助成金にあるらしい。先の経済白書でも企業内失業者が600万人というような数字なのでこれを使って実質的な失業者数を計算したのだろう。日本の場合、その文化的な問題もあり雇用を強制するような社会であるのでなんとか雇用を守ろうとは努力している状況ということである。これが、破綻したらば今よりもさらに雇用は悪化してさらに荒んだ経済状況に陥るだろう。

2009年7月25日土曜日

下取り商法

これは、やはり大成功でこの不況下にも関わらず売り上げの増加にかなり貢献しているようだ。イトーヨーカ堂が始めたということであるが、この下取り商法は、消費者のマインドにをうまく動かしたといえよう。誰もが新しいものを買いたいことは買いたいのだが、でも今のものでも使えるわけでないからすぐに困るといった状況にはない訳でその消費飽和状態を変えることに成功したのがこの下取り商法であろう。いまや、鍋にせよ靴にせよ一般家庭にはあふれているのだから。
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20090726k0000m020063000c.html
あまりこちらアメリカでこういった商法は見たことがない。寄付を募って子供のおもちゃなどを集めたりするのはよく見かけるが。

陰湿な強制的な退職

http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20090725k0000m070142000c.html
これは、なにもIBMに限ったことではないのだが、こういった強圧的な退職強要は続いて行われているようだ。多くの場合非力な個人は裁判に訴えることもない。それに要する時間とお金を恐れてのことである。1ヶ月前に知らせる、会社側理由による退職として上乗せの退職金を支払うなどちゃんとした手続きに則ってやるべきなのだが、こうしたことが出来ていないようである。日本IBMの場合、また赤字でもないという状況であるからかなり複雑であろう。経済が悪く、他社もリストラをやっているので中年さらに退職直前の労働者を辞めさせるちょうど良い時期だからという感じなのかも知れないが。
表に表れてくるのは、本当に数少ないがこういった退職強要は多いのだろう。窓際の席に移動させられるだけなら兎も角、清掃作業のみとか毎日仕事も与えられずやることがなくなりノイローゼ気味になるといった話も多いようだ。もっと、中高年であっても自由に転職が出来、退職金や社会保障なども自由に持って移動可能な社会が実現できるといいのだが。高齢化の時代が近づいているあるいはもう高齢化の社会なんだろうが、依然として中高年を突然解雇するような動きがあるのも事実である。たぶん、企業内で労働者がだぶついているからなんだろうが、業務成績がよくないなら、給与を一律に上げるのではなく昇給をストップしたり、減額するといった形ではっきりと会社側の判断を示すべきだろう。なにもせずずっと雇っていてもしょうがないのだから、しかし上司は成績を向上させるべく何らかのサポートもしなくてはならない。
http://www.jmiu-ibm.org/tags/pbc
様々な退職強要の状況がここでは見られる。かなりひどい。ただし、IBMという世界でも最高峰の会社であるので業績その他もかなり高いものを求められる、それに見合わないと給与も減るというのは当然のことであろう。また、IBMの給与はその他の日本の会社に比べれば格段に高いはずであるからそれらをどう考えるべきか。

どこへ行くのやら

日本は、今 来月の選挙へ向けてこういった論説が盛んになされている。
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20090725k0000m070142000c.html
世界的な流れを見ると、アジアを中心として世界の経済の成長も続くのだろう。アメリカから離れアジアの中で中心的なリーダーとなり引っ張っていくような役割が出来るものなら、それをやったほうがいいのは明らかである。その一方で自分が思うのは、そういったことを出来る政治家や官僚はいるのかなと思う。地元との癒着などにもからんだ政治献金で悪く言われる佐藤栄作であるが、ああいったどでかい存在の政治家がやはり必要だ。日本列島改造論は、負の遺産を残したとよく言われるが、ああいった国家のVisionを示せる政治家はあまりいない。多額の国家負債を抱え、社会保障もどうなるのかわからない国に未来はあるのか?一方、国際化に伴い、年収もあがらないようなサラリーマンはどうやって生活していくのか?企業は、さらに海外での展開を進めざるを得ない状況で職は、海外に動いていく。では、国内の活性化はどうするのか?
選挙には落ちたが、今こうした問題で真剣に様々な案を考え提案しているのは大前研一だけのような気もする。残念なのは、彼がもし当選してもスーパースター一人だけでは組織が動かないことだ。そういう意味では、日本の政治は世襲制のような形があり、いまだに2流、3流のままで進歩がない。その進歩がないのは、自分を含む投票者ももちろん悪いのだが。

2009年7月24日金曜日

異常な労働市場の日本

なんと非正規労働者の比率は、すでに労働者全体の3分の1になっている。企業内で抱える所謂企業内失業者、余剰人員も600万人を越えているとか、年収300万円以下の所得層がついに50%を超えたとかかなり衝撃的な内容の2009年経済白書が、閣議に提出された。やはり、日本の異常な状況がこういった白書に出てきているようである。海外の会社や業界からはよく、日本の会社員の人件費の高さが問題視されるのだが実際は違うと思う。なぜなら、外資系で働いていて思うのは例えばアメリカの一流の会社の普通の社員でも結構稼いでいるからである。年収の800-1000万円はざらで夫婦で働くのがこちらでは当たり前なので、一家としては1500万円から2000万円ぐらいを稼いでいるのである。さらに、家の価格は、1500-2000万円であるので(3000万というクラスの家は、かなり少ない)生活も潤いいい車のレクサスが、さらに液晶の大型テレビを買って週末パーティーで楽しむといった感じになるのである。日本では、せっせと働きながら小さな家に住み、せっせと社会保障費を納めるけど払ったものに見合わない金額しか老後にはもらえないといったことでかなり先行きが暗い気がする。実際この社会保障のデータベースでさえあれだけいい加減だったのだから。(記入間違いその他)
http://www.asahi.com/business/update/0724/TKY200907240066.html

まあそりゃ やせてる人もいるだろう

3人に2人の人は、所謂OverWeightというのがこの国アメリカの現状であり、それで糖尿病やその他も多くてそれが医療費を引き上げてんじゃないかという気がする。
http://www.nytimes.com/2009/07/23/nyregion/23slim.html
面白いのは、ちゃんとやせてる、やせすぎの人もいるんだよとこのNYTimesが報告している。確かにかなりスリムの人がNYでは歩いているが、飛行機の座席に納まらないような人が一杯なのも現状である。まあ、我々がいるテキサスではさらに肥満の人が多いといわれている。確かFatCityで何年もトップになっているので。BBQをたらふく食ってそしてドアツードアで車で移動し、暑い昼には半そででクーラーの利いた部屋の中にいてポップコーン食べていたら太るでしょう。
職なしの自分もやばいかも。我が家の名犬の散歩ぐらいしかしていないようでは、かなり運動不足だ。気をつけないとやばい。

トヨタとGM

トヨタとGMというとやはりNUMMIであるが、どうやら閉鎖の方向に動いているようだ。
http://www.bizjournals.com/sacramento/stories/2009/07/20/daily61.html
4600人の従業員の将来は、両社の決定によるのだろうがGMは大規模のリストラ中であり、トヨタも今期さらに来期も赤字の見通しなのでやはり閉鎖となるのだろう。どこかの経済誌で読んだが、NUMMIはかなり政治的な駆け引きの中でスタートした工場だし、あまり大して利益は出ていない。だから生産能力が余っているトヨタとしてはやはり閉鎖したいのだろう。ミシガン州ほどではないが、既に失業者の%が9-10%となっているCA州としては、やはりトヨタに頼りたいだろうが。
さて、どうなるのやら。CAのHybridへの需要は高いはずなのでここでHybridを作るという可能性もあったんだろうが、UAWの問題もありトヨタは躊躇するのかな?労組を組まれて、時間給が高いという問題よりも、旧態依然としている組織をトヨタ式の文化に変えるのが難しいので最初から組織を形成していくほうが楽といった話はよく聞く話である。
前の会社で解雇された人は、だいたい1万人であった。このJVの影響でその約半分に相当する倉の人がまた放り出され失職するのである。底なし沼のような経済の悪化は、まだ続くのか?

やはり、存続を求めての陳情合戦も激しくなっている。損してでも雇用を続けられるか?さてどうなるのか?トヨタ及びGMとしては4700人の従業員だが、この記事によると影響は3万人に及ぶとある。やはり自動車産業の裾野は広い。
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/090724/fnc0907241845013-n1.htm

2009年7月23日木曜日

色々な技術、複雑な技術、自動車

自動車業界は、前の仕事の関係もあり関わっていたので今でも色々な技術を初めとしてモニターはしている。ニュースもである。面白いことがHybridで起きている。ホンダのインサイトがまず価格ということで潜在的な顧客を掘り起こし、トヨタがあわてて第3世代のHybridだけでなく第2世代のHybridを残しこれを低価格としてホンダに対抗というのが、今年の業界でのニュースなのだが、ここに来てなんと面白いのはそのトヨタのプリウスの第2世代の中古車が値上がりを続けているというのだ。これは、第3世代の注文を出しても今は確か6-7ヶ月待ちの状況だからであろう。でも、中古車が値上がりしていくのはちょっと奇妙だ。ハイブリッドの場合、当然今のニッケル水素のバッテリーに寿命があるのでこれを交換しないと価値はないはずなんだが。これが、もっても10年ぐらいとかといった記事を見たことがあるので4-5年の中古車としてもあと4-5年でこのバッテリー部分の交換となり結構割高となるはずなのである。まあ、ちょっと一時的な状況で第3世代プリウスの需給が変われば、中古価格も下がるんだろうが。

民主党が、GDPを0.1%押し上げる

民主党政権が誕生しても、その効果はGDPで0.1%アップのみ。まあ、マイナスじゃあないのでいいか?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090723-00000110-san-bus_all

日本では、あと一ヶ月となった選挙に向けての自民党、民主党政権の場合の経済や生活への影響についてもレポートが出てきている。上記の記事では、あまりGDPとしては期待できないということになっている。しかし、ここで注目すべきは、添付のグラフのようである。つまり、短期の政権ほど経済を悪くするということだ。情けないことに、日本ではここ3-4期、短命政権が続いている。一体誰々が首相をやったのか言える人はすくないのではないだろうか?もちろん、多くの人は、小泉氏の名前はあげることが出来るであろうが。

さて、誰が首相となりそして経済は、よくなるのやら或いはぱっとしないままで2010年となるのやら。

皆既日食




やっぱり、ここアメリカからじゃ見えない。でも、アジアでは大騒ぎである、なんといっても何十年ぶりに見られる現象であるから。写真だけでも埋め込もうと努力している次第である。日本のHPなどと違ってあまり埋め込みは簡単じゃないな。

2009年7月22日水曜日

所謂ダブルインカムも大変

所謂ダブルインカムは、こちらアメリカでは多いと思うのだが、そういった人たちも打撃を受けてる。
http://technology.theladders.com/career-advice/two-layoffs-one-family-household-out-of-work?et_id=1169962875&sign=y&link_id=536
でも、こういった人たちは自分たちよりはるかに幸せなはずである。解雇になるまで十分に貯金も出来たはずだし、所謂シビアランスのパッケージも2人分出ているのだから。いずれにせよ、この金融に絡んだ不況はかなりの数の人々に様々な問題をもたらしているのは確かである。

最近、仕事の面接に行った時の費用を向こうの会社が出してくれるという。うれしい。なんせ、この国内での飛行機代はなんと日本に行く費用よりも高くついたのだから。(1000ドル以上)こういった変なこともある。日本での夏休みが始まる前だと、日本行きの航空機のエコノミークラスはだいたい700-800ドルといったものだからUS国内なのにこんなに取られるというのは実際びっくりであった。もう支払いは自分の方では、済ませていたのでこれは有難い。チェックで送られてくるとの事、よかったよかった。1000ドル余分にあるかどうかは、大きな違いいまのこの無職の状況では。

日本の不況、やはり深刻?

日本は、アメリカと比べると金融関係への影響も少なかったので今回の世界経済の悪化の中ではましなほうだと考えられている。しかし、この雇用調整助成金などの数字を見ていると見せかけ上は5%の前半という失業率であるにも関わらず、実際はもっと大きいのではないかと思われる。また、こういった援助を貰いながら正社員を解雇したり時給の社員を数ヶ月雇っては首にするような会社もあるようでそれらに対する発言がいろいろなブログで見られる。世界で2番目の経済といわれる日本も、地に落ちたものだ。かなり酷い経営者もいるようで従業員がそれを様々なブログで暴露している。これだけインターネットとか映像のオープン化が進んでいるとそういった行動が社会に知れ渡ることぐらいすぐにわかると思うのだが。
http://www.toyokeizai.net/business/society/detail/AC/093df515d6794162d6f203816f09b648/page/1/
これを見ていると、日本側での転職活動はやはり厳しいのかなとも思ってしまう。でもだからといってUS側ではもっと大変なので困ってしまう。

何もかも2流以下の日本

大前さんは、やはり頭が切れる人なんでいらいらしているんだろうなと思う。
http://president.jp.reuters.com/article/2009/07/20/5BDEF362-72A4-11DE-A002-C1D93E99CD51.php
政治が、2流だということはよく言われることである。それが、良くなったなどと言うことはない。一方の経済1流も最近では疑わしいものになってきた。確かに、アメリカのBig3, いまやDetroit3であるがそれらに比べるとまだ日本のトヨタ、ホンダ、日産はましな方で日本の自動車業界は依然として強いのかもしれない。しかし、電機業界はかつての勢いはまったくないし、液晶のテレビがいくら売れようと彼らの利益は赤字なのである。何百万台というテレビを売ってそれで赤字?何しているのソニーはという感じである。大前さんが、上記の中でも触れているように日本が発展途上国にいくら大きなお金を寄付しようともそんなのはまったく国際的な社会の中で評価されていないということをはっきり認識すべきだと思う。日本は、その世界の中での地位を本当に高めたいのならもっと人を国際機関に送るべきだ。残念ながら、そういったグローバルな人材がいないのも問題なんだろうが。(最近核燃料関係の国際機関で日本人が統括的な立場に立てたがあれは非常に例外的なケースだろう)

自動車

もし自分がSuzeのあの番組で(”Can I afford it?") 新車を買おうと思っているんですがと相談したらどうであろうかと考えた。たぶん、彼女は言うだろう。NO, Denied! 買う前に早く仕事を確定しなさいと。気分転換にもなるし、もし私がアメリカでなく日本での就職となったらやはり今の古い車では心もとないので新車を買ってそれを置いてってといううちの家内よりの希望であった。長男が、まだ大学を卒業してないしそれに次男の大学進学を考えるとやはりここアメリカにいたほうがいいというのが家族の考えである。しかし、私がここで就職できる可能性はかなり低い。応募は続けているが、やはりマイナーな日本人である。なぜ、英語も下手な日本人を雇う必要があるか?やはりそれはないであろうから。さて、最近は自動車も売れ行きが芳しくないので、値引きもかなりしてくれると期待して行ったのだがそんなに大幅な値引きではなさそうである。2台の我が家の車のうちなんと10年ものですでに15万マイルも走っているカムリでなく、6年ものの8.5万マイルのDodgeをトレードして新車にしようとしているのである。これには、色々あるが、15万マイルとは言え、このカムリはやはり日本製のせいか故障も少なくおまけに燃費もかなりいいのである。さすがに10年なのでややがたは着ているのが本当であるが。一方のDodgeこれは、メカニカルの問題で相当苦しめられた。アメリカにいるんだから一度くらいはアメ車に乗らなけりゃと買ったのが、大失敗であった。失業中のこの身で、さてどうなるか、新車を買うか、それとももうあと数ヶ月やはり待つべきか?

2009年7月20日月曜日

Whale War

動物チャンネルで、Whale Warを放映していた。もちろんこれは、日本の捕鯨船に対して戦っている(?)グリーンピースとかもっと攻撃的といわれるSeaShepherd号を写しているものであり、報道は当然捕鯨禁止を訴えているアメリカ側というかグリーンピースなどの立場に立ったものである。このやりあいももうかなり長い。1-2年前には確か衝突事故も起きたはずである。兎に角、いかに日本人が卑劣なやり方でグリーンピースの活動に対抗しているか、人に対して攻撃しているかと報道するのである。
日本からすると、捕鯨は日本古来の文化であったわけで(今となっては、鯨から栄養を取るとかそういった必要はないわけだが)これを守り抜きたいのだろうが。しかし、ボルトナットなどをグリーンピースの船員に対して投げるなどといった状況が撮影されてしまうとやはりまずいような気がする。兎に角、人に対して危害を加えようとするのでなく、進行を妨害する船に対して何らかの有効な処置を加えるべきだろう。グリーンピースやShepherdなどもやり方をなかなか考えていると思ったのは、小さなボートで日本の調査捕鯨船に立ち向かっていくような形での映像を流し、ヒーロー的な感情を訴えている点である。こういった受けを狙うことで更なる寄付金の獲得を目指しているのであろう。
日本では、もう10人に1人以下の人しか鯨を食べないので(実際私も食べたことはあるが、決してすごくうまいといったものではない)本当に捕鯨活動が必要かどうか考えるときに来ている気がする。文化的な維持は必要であろうが。この捕鯨に関する限り、何らかの合意が得られるとは思えないが。

やはり格差は拡大

昨日のSuzeの番組を見ていてやはり所得格差は拡大しているなと思った。CanI Afford it?という質問コーナーがあるのだが、昨日は質問していた人の約半数はなんと失業中であった。失業中にも関わらず、あれを買いたいこれを買いたいどうか?ということなので面白い。やはり、消費社会アメリカを象徴している。家を賃貸にしていて確かに500-600ドルは収入があり、雇用保険からさらに500-600ドル貰っていてもさすがに40,000ドルのレストランは買えないと思うんだが(まあ明らかに無理というもんだが)、どうでしょうSuzeと聞いてくる。何時も通りでSuzeの”Denied"は続発であった。その一方、390-400Kドルの貯金を持ち、BMWのM3 80Kドルを買いたいという人もいた。彼は、明らかにこのアメリカでの成功者である。月収も昨日の質問者の中ではダントツで19000ドルである。つまり、年収で2000万円以上のクラスである。だから800万円のBMWであってもSuzeは、”Approved"した。これを見ているとやはり所得の格差がどんどん拡大しているのが判る。

2009年7月18日土曜日

ちょっと心配、今の日本

ProjectXの時も、昔の成功を振り返るという形であったが、最近は、また同じような傾向が見られるのが日本である。城山三郎の”官僚たちの夏”がテレビで放映されているそうだ。こういった解雇主義的な傾向が今の日本を支配している。これは、かなり危険な兆候であると思う。どんどん中国が大きくなり、とうとう今年は、自動車の市場という点から見てもアメリカを抜いて世界一の国となった。GDPで日本を抜く日も近いだろう。そんな中、日本はというと見るも無残な状況である。嘗ては世界で誇っていた船舶の製造でそして、半導体でも韓国に抜かれさらにあの液晶でももはや韓国がリードしているのである。努力して市場を作っても、全く利益にならずそして会社も社会も潤っていかない。そして今も長時間労働で有名なのが日本である。欧米では、夏に1-2ヶ月の長期休みを取っているにも関わらず、今やあの太陽電池の分野ではドイツのQ-Cellが、シャープや三洋電機を追い越してしまった。なんとも情けない、心配にならざるを得ない日本である。
OECDが、実施したPISA=Programme for International Student Assessmentでは、学童のレベルが調査されているが、日本はどんどんその順位を落としていっている。数学では、2003年の6位からいまや10位(2006年)、読解力では2003年の8位から15位(2006年)といった具合である。依然としてGDPでは、世界で2位かも知れないが日本はやはりどんどん凋落していく国家なのであろう。これを少しでも遅らせるようにするために何かをしているような感じも受けない。これは、政治が貧弱であり、官僚たちの夏で描かれたような国家の将来のVisionが描けるような官僚ももういなくなっているということだからだろう。日本は、もう沈んでいくばかりでもう一度世界の中でリードするようなことはないのだろうか?省エネルギーや、ハイブリッド自動車で世界をリードしさらに高齢化社会の模範となるような国を形成できないのだろうか???

2009年7月17日金曜日

不景気になると犯罪は増加

アメリカも同じ傾向は報告されているが、日本でも今年2009年の前半で犯罪率がかなり上がったことが報告された。窃盗や盗みなど生活に困った人が、やむなくといったケースもあるのだろう。数年前から日本ではワーキングプアの問題が議論されている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%97%E3%82%A2
ここでも所得層の変化について報告されているが、平均所得はここ10年くらいで上がっていない。むしろ下がっているのであり、さらに年間所得が200万円以下の層は1000万人を超えているといわれている。労働者総数が4500万人程であるので実に20%以上がこの程度の年収しかもらえていないのは驚きである。日本人の給与は高い、生活費は高いといわれている国でどうしてこういった所得構成となってしまったのか?背景としてはよく、非正規労働者の話が出るのだがこれが
唯一の理由とも思えない。いずれにせよ、アメリカそして日本の貧困率の高さには驚かされる。GDPで世界1-2位を誇る両国がこういった高い貧困率を全くコントロール出来ていないというのもお粗末な話である。

映画 ハリーポッター

毎日が日曜日の浪人のような生活であるので、映画を見に行くのも簡単。今日は、木曜日の昼間からハリーポッターを見に行った。日本だと1300-1500円もかかるがここアメリカでは、わずかに5ドルである。庶民の感覚から考え、15ドルとか20ドルでは、ちょっと観客が増えないだろう。ちなみにDVDなどの値段もそうである。日本では2000-3000円だろうが、こちらでは映画のDVDは、大体13-17ドルといった感じである。こういったエンターテインメントがらみの値段の安さこれはやはりアメリカのすごいとこである。
ちょっと嫌なのは、兎に角映画館でバケツ(の大きさの)に入ったポップコーンを食べている人が多いのでその匂いが鼻についてしょうがないことだ。それ以外は、全く問題ない。せせこましい日本の映画館と違い席などは指定されていない。まあ、この小さな町なんでそれほど多くの人が来ることもないだろうが。

2009年7月16日木曜日

やはり情けない

WHOの進藤さんのおっしゃるように、日本が数千万人分のワクチンを輸入するというのはやはり情けないことである。日本が買うことでさらに市場価格にも影響するだろうから、発展途上国にとっては財政負担が増すことになりかねない。
http://www.47news.jp/CN/200907/CN2009071601000920.html
小さな記事なので、多くの人が目にも留めないかもしれないが、世界の中で依然としてGDPで2位を維持している日本としては、恥ずかしい限りである。ロボットによる製造やトヨタのカイゼンが、あれだけ有名な日本なのになんで自国のワクチンさえ作れないのか?さらに、途上国にしてみれば、価格を低くして提供してくれるのが日本という風に考えていたところだってあるはずである、何故ならさまざまな分野で先行しているのが日本だから。ただ、単にお金を出しても日本が本当に国際貢献しているとは思われていない。日本は、国際的な機関に送り込めるような国際人の数があまりにも少ない。このワクチン問題でも別の面の日本の弱さ、情けなさが現れた。これを恥とも思わず、海外から金で買う、支払うんだからいいじゃないかと開き直っているのが日本か?なんとも情けない。

まだまだ経済は不安定

キリンとサントリーが、合併をする方向で検討に入ったという。確かに新興国での展開を考え、さらに国内での物流その他も最適化しておきたいのだろうが、もしそうなったら人員の削減は当然起きてくるだろう。重複している所謂サービス部門の人数は半減するだろうから。
自動車産業の低迷を受けて、自動車材料会社のリストラも続いている。工場の閉鎖だったり、正社員の削減だったりと様々であるがやはり景気はまだ完全に戻ってきたという状況ではないだろう。確かに液晶のテレビは中国で売れているので、シャープが増産し、LGが2.4倍に増産するとか景気のいい話も出てきている。でもこれらは、大きな人員の増加とはならないようだ。やはり、多くの会社は従業員の増加にかなり神経質になっているからだろう。こういったなかでは、再就職をさがしていく我々にとってもかなり厳しい状況は続くであろう。友人の紹介によるアプローチも、だめだったかと思っていたら、別の転職コンサルタントから応募してみませんかといった話もまた来た。話をもらえるのはいいが、早く決めてしまいたい、これがいまの本音である。しかし、半年か1年でまた転職というのは困るのでちゃんと自分に合った会社にというのも 忘れてはいない。なかなか難しいところである。

2009年7月15日水曜日

やはり雇用なき経済回復

東京にいる友人が、手配してくれ日本の会社のこちらUSでの仕事の可能性を確認できた。
しかし、残念ながらこちらUSのマネジャーから来たEメールは、予想通りの採用凍結なんで何も
してあげられないが相談に乗りますよというものであった。最初から、多くを期待してはいなかった
ので別に驚きもしないしがっかりということもないが、これが現状であろう。こちらUSでは、依然として10%近い非雇用率なので依然として採用の凍結がなされているし、予算もかなり切り詰められている。だから、別に驚きではない。
経済がやや持ち直していっても、実際に雇用を増やすとなるとそれはまだ先のことという気がする。ウオールマートでは、この経済の状況下でもさらに雇用を増やし、新規店も開店しているので絶賛されているが、その一方では不採算店もどんどん閉鎖している。これは、トヨタに似ている。期間工を削減している一方で、かなり専門性の高いリチウム電池関連の開発者はどんどん採用したいのである。当然、バッテリーの分野での開発競争が激化しているのでもっと人はいるであろう。電池は、たぶん外部から買うのであろうが自社でもいろいろ検討して、価格構成やその技術動向はきっちり抑えておきたいというのがいつも通りのトヨタの姿勢であろう。やはり、雇用の厳しい状況は続く。

2009年7月14日火曜日

雇用なき景気回復

たぶんそうなるんでしょう。雇用が戻ってくる保障はないですから。実際、Big3はもうすでにデトロイト3となったのだし、そのうちのGMは新生GMとなっても従業員の数は相当減ってスタートするわけで増えるようなことにはならない。一方、オバマ大統領は、雇用を作り上げるといっているが公共投資などにからむ部分は、時間給の労働者を作るだけで正規の雇用が建設業界に出来るわけではない。これまでUSは、バブルで大きな経済を謳歌していたのだから雇用が小さいスケールでとどまってもおかしくはないだろう。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/reuters/20090714/199984/?ST=money
やはり、ここUSで仕事をというのはかなり厳しい気がする。かといって日本で職が見つかるのは?いつになるのやら。

へたな料理

何もしてないんだから、夕食ぐらいは交代で担当するようにしようと家内が言い出した。職業柄、使った皿などを洗う担当はまったく問題ないのだが、作るほうとなると弱い。なんせ、作る料理が限られる。何の特徴もないカレーライス(中学校以来、前進がないような作り方)、お好み焼き、味噌汁、ファフィタ、とんかつ(または一口カツ)、ぐらいだろうか?もちろん、たらこスパの素があれば、たらこスパゲッティも作れるんだが。今日は、先々週くらいに肉を処理しておいた一口カツ。でも10日くらい前にも作ったので、えー、また一口カツという悲鳴が。私が、作ると所謂ワンパターンなので一口カツとなればやはり味噌汁が出てくる。全くおんなじじゃないかと次男が言うので、いやよく見ろ、味噌汁のなかの具が違うといった議論が始まる。いや、やはり料理の幅がないと厳しいね。

2009年7月12日日曜日

日本とアメリカに於ける政治

毎週、オバマ大統領によるWeekly Addressが、ビデオ配信される。彼がやはり賢いと思われるのは、こういったビデオによる活動状況を逐次伝えて民衆のサポートを得るために努力していることだ。また、問題が山積みとなった政権を担当するに当たり次々に対応していることである。すべてがうまくいくはずはないが、でも日本の頼りない政治の状況と比べるとやはり大人と子供のような大きな違いがあるような気もする。政治資金規正法の違反があり、それでどたばたしたり、酒の飲みすぎでしどろもどろの政治家が記者団に説明したりと日本の政治はあまりにも情けない。画像を用いそして毎週こうやった来週はこんなことをやる、こういった大局的な立場に基づき、次々に対応している大統領と自分の政権の維持に汲々としている内閣総理大臣では、雲泥の差があってもそれは仕方のないことかもしれないが。
http://www.whitehouse.gov/weekly_address/
オブライトさんもどこかとのインタビューで述べていたが、ブッシュ政権時代に、アメリカはその国際的な信用を大きく傷つけてしまったというのは本当である。無理やりなこじ付けでイラクに戦争を開始し、確かに独裁者をやっつけたかも知れない。しかし、アメリカ兵の犠牲の何十倍というまったく無実のイラク国民もこれにより犠牲となったのである。この国際的な状況をなんとか変えようとオバマ大統領やヒラリーが動いているというのが今の見方である。やはり、アメリカのすごいところは間違っていたら大きく舵を逆に切り正しいと考える方向にいけることかも知れない。日本は、その点だらだらと昔ながらの方針や慣習を続けて各省庁や官僚が、権益の維持をしているだけかも。

日本が誇る技術

日本が、誇る技術もちゃんと基本を守らなければまったく価値はないし大きな事件あるいは災害となる。下記の新幹線のトンネルでのコンクリートの破片の落下もそうである。たった6Kgであるが、高速で走る列車にこれが当たったらどうなったのだろう。大きな音だけで済んでいたらまあよかったのだろうが。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090712-OYT1T00545.htm?from=main1
鋼材をむき出しでコンクリートのなかで使うというのも、昔ながらのやり方である。出来ればReinforced Barの形でちゃんとコーティングされ腐食も長年起きないものを構造材に使うべきだろう。まあ、これが高いのはわかっているから工事した業者がこっそり安い材料を使ったのかも知れない。事故が起きてもし責任を取らされるようになったらこの工事会社はどうしたんだろう?頭を下げるだけで済むのか?たぶん、専門家ぐらいしか、こんな記事には目もくれないかもしれないが、技術を誇る日本の危うい一面がこういったところに出ている。

デカップリング理論

今日、車を運転しながらラジオを聴いているとでカップリング理論に猛烈に異を唱える人がいた。今でもアメリカ=No1と信じて疑わないような人である。残念ながら、世界は大きく変ってきている。製造業の大部分は、アメリカから海外特にアジアにシフトしていったしその流れが変ることはない。今でも強い産業でアメリカにあるものは、航空関連(軍事を含む、ボーイングやロッキード)、ソフトウエア(Microsoft, IBM)、ファーストフード産業(Mac、KFCなど)そして金融関連であろう。残念ながら、アメリカが現在の不況から回復しない限り中国やインドの発展はありえないなどという考えは当てはまらなくなっていくだろう。なぜなら中国やインドには、自国の大きな市場があるからだ。現に家電や自動車の割引特典により中国の経済はすでに不況を脱したと言われている。唯一の問題は、対外資産としてUSの国債をドル建てでもっていることだろう、これもIMFなどの別の形での資産に移行させようという動きがあるが。この大きな変化の恩恵を受けているのは、中国に近い日本である。だから、液晶のテレビの生産その他がフル稼働となってきたのである。残念ながら、利益の大きなパネルの需要は少ないようだがこの動きにより材料を製造する会社なども、本年後半から利益も回復するのではと思われる。しかし、これが直接労働市場に反映されないのは残念だ。増産になっても、現状の人と工場で生産性を上げていくからだ。

2009年7月11日土曜日

不況、様々な事件

不況に絡んだ様々な事件が、日米で起きている。今日の日本側のニュースでは自分と同じ年である50代の父親が、長男を生活苦から刺すという事件であった。長男は、命に別状はないということなのでよかったのだが、この長男を刺したあと自殺を考えていたようでやはり相当に生活に苦労していたのだろう。もうかれこれ職を失ってから4-5ヶ月となる自分も、同じである。まだ本当に生活に苦しむといった所までは至っていないが、兎に角節約の生活を続けている。その一方、今年の夏はとんでもなく暑いしまったく雨が降らない日が続いているので、枯れかけた芝生にはせっせと散水し水道代は上がる一方である。もう1ヶ月くらい雨がないのではなかろうか?また、温度も95-100Fがずっと続いているのでクーラーはかけっぱなしといった状況である。次男のいる2階は、80Fという温度に設定していても昼の暑い時間帯にはこの温度には決して下がらない。せいぜい84Fといった感じである。2階立ての家に住んでいることの欠点は、クーラーのユニットが2つ必要ということ。1つは、完全に死んでしまいもう交換したのだが、もう一つのほうはまだなのでいつ止まってしまうのか冷や冷やしながら使っているというのが現状である。仕事がはっきり決まるまでなんとか持って欲しいのだが。なんせ、4000-5000ドルは交換にかかるだろうから。節約する一方で、なんとか最悪の状態だけは避けたい、これがいまの希望である。

アメリカ、金融界はやはり非常識な人が多い

あれだけ世間で数ヶ月前に問題となったのに、AIGはまだ世間の常識が判っていないよう。今度は、従業員を引き止めておくためにボーナスを出すというのだ。まだ、US$182Bnの救済金という政府からの借金がある、つまり国民から税金の形で借りているというのに従業員にボーナスというのだから非難されるのは当然であろう。この金融危機に端を発して、職を失い今も休職中の自分としてはいい加減にしろという感じ。こいつらを救うために税金を使っておきながらさらにボーナスとは、冗談じゃない。こちらは、まだ次の職も見つからず何ヶ月もかかっているというのに。
http://money.cnn.com/2009/07/10/news/companies/aig_bonuses/?postversion=2009071011
何日か前に、失業保険で汲々と生活している家族がCNNで紹介されていたが、こういった人たちも同じ考えではないだろうか?

2009年7月9日木曜日

再就職

最新の労働関係の数字が、政府より発表された。雇用保険の申請者の数は若干減少したとのこと。でも、記事の中で分析されているように企業による解雇はそのピークを過ぎたが、再雇用はまだうまくいっていないという見方は正しいと思う。今日は、ご近所のベーカーさんの引越し。次の職はもうきまっているけどまだ家は売れてはいない。でも前へ前へ 進んでいる。
http://money.cnn.com/2009/07/09/news/economy/initial_claims/?postversion=2009070909
自分もやはくそういった生活へ移りたいものだ。履歴書の応募、審査、面接今まではこれの繰り返しである。しかも、面接までいける確率のいかに少ないことか!この100年に一度という不況もさることながら採用する会社も相当に慎重であり、中高年の再就職は大変厳しい。
やはり、暑い長い 長い夏はまだ続く。
CNN のサイトでは、自分と同じように雇用保険で生活している人の状況が紹介されている。みんなやはり大変そうである。
http://money.cnn.com/galleries/2009/news/0903/gallery.living_on_unemployment/index.html

残っている大自然

JFK空港の滑走路に何十匹もの亀が、迷い込んだために何時間かに亘り飛行機の離着陸が遅れたとの事。ここアメリカは、やはり大自然が残っているので色々なことが起きる。次男が、地元の劇場でバックのオーケストラをやっているため今週夜、10時ごろ練習を終えた次男をピックアップしに行ったのだがその時私が見かけたのは なんと5匹の狸親子であった。親は(たぶん母親?)一匹、その親についていく子供が4匹である。なんとも和やかである。自動車のヘッドライトにすぐ反応してまた林の中へと消えていった。
ここテキサスは、やはりダイナミックである。なんといってもワニがいるので。小さな犬が、ワニに食べられて死んだといったニュースや自宅の裏庭のプールにワニが出てきて泳いでいるので対応してくれといった連絡が警察にきても驚くことではない。大自然の残っている これがアメリカである。東京ではこういったことはおき得ないだろうが。

2009年7月8日水曜日

ハローワークで働くのも大変

http://mainichi.jp/select/jiken/news/20090708k0000e040059000c.html
無職の人が、パチンコ店で放火したというニュースがあったばかりなのに今度は、ハローワークの職員が職を探している人にガソリンをかけられ火だるまとなったというニュースが伝えられた。この方は、職の相談にはハローワークが忙しい時には乗っていたというからとんだ災難である。今の不況下で仕事を見つけるのは、大変な労力を要する。自分もそうだが、10件の履歴書を送って仕事が手に入るようなことはない。20-30件の履歴書送付で新しい仕事が見つかれば、非常にラッキーである。同様のコメントは、様々なブログでも言われている。時間給のアルバイトのような仕事でも今は取り合いがあるようであり、今 仕事があるひとはかなりラッキーである。このような悲惨な事件が、早くなくなるよう祈っている。

アメリカが風邪になると日本も

アメリカが、風邪をひくと当然日本も。これは、よく言われることであるが、昨日の株式市場がそれをまた示した。アメリカでは、家のローンやカードローンの支払いが遅れていることで株市場が下落した。そりゃいくら解雇がすこしスローダウンしたといっても、何百万人もの人が、失職中なんだからそりゃそうでしょう。
http://money.cnn.com/2009/07/07/pf/consumer_delinquencies/index.htm?postversion=2009070713
日本は、円高に振れたのと、5月の機械関連の輸出が減ったことを気にしてのようだ。しかし、日本は過剰反応しているといえよう。何故なら5月は、ゴールデンウィークもあるのだし、今年は例年よりもさらに会社の経営者側が従業員にもっと休みを取るように仕向けていたわけだから。(在庫調整をさらにするために)でも、こういった不安材料にかなり敏感に反応するのが日本側市場である。

待っているのは、なかなかつらいものだ。連絡を待つ日が続く、そしてまた暑い夏も続く。

2009年7月7日火曜日

不況の日本

パチンコ店で放火して、4人の人がなくなった事件の犯人が捕まったとニュースが伝えていた。この人は、昨年来無職であり借金も抱えていたとか。彼も、今回の経済不況の犠牲者かもしれない。不況さえなければ職を失うこともなかっただろうし、こんな事件を起こすこともなかったのでは?アメリカ、日本どちらでも不況がひどくなると当然犯罪発生率は、上がるし窃盗や盗難事件が増えてくる。本当にどん底に落ちてしまった人たちに、政府がどういったサービスを提供しているんだろうか?日本では、兎に角お役所仕事だろうから住所を書いてとか書類ばっかりを作るような気がする。その点、アメリカでは教会や慈善団体による活動がやはり活発である。残念ながら、日本でこういった活動はあまり多くないと思う。助け合うという観点からは、こちらアメリカ的なものは優れているといわざるを得ない。たぶん、日本ではそんなのしなくていい、何故なら自分は税金払っているから政府がそういった活動をすべきだといった意見が多いのでは?こちらアメリカでは、地域に根ざしたこういった活動がやはりすばらしいと思う。

教師は、やはり成り手が少ない

オバマ政権は、教師も今後どんどん必要な仕事というが、この教師になりたい人はいてもその職にとどまる人は限られている。下記のニュースでも言われているように、新人の教師の半分は5年以内に辞めてしまうのだ。教師の平均年収はここアメリカでは4-5万ドルである。学校長となるとこれが10万ドルのラインに届くのであるが兎に角大半の人はこのレベルである。
http://jp.reuters.com/article/entertainmentNews/idJPJAPAN-21258620060509
教師に成り手も少ないけど、なっている教師の中にはひどいのも一杯いる。これは、我が家の子供たちからもよく聞かせられること。まったく教えもしないし、酷いのは教科書が終わりもしないのだ、学期末となっても。所謂NoChild Behindというプログラムのせいで、教育はかなりいびつとなっている。ここアメリカでは、高校卒業が求められるしテキサスではTAKSというアチーブメントテストも達成しないと卒業できないらしい。これは、レベルは高くはなく基本的なレベルと言われるがまったく勉強もしないやつも一杯いるから当然落ちる生徒も一杯である。

2009年7月6日月曜日

再就職

日本で自分よりも1ヶ月後に解雇となった友人がついに次の職についた。自分の方は、まだ依然としてすすまないので歯がゆい思いである。アメリカに住んでこちらか日本での仕事を探すというのは、やはりチャレンジである。でも仕方はない。残念だが、50代に乗っている身には、残念ながら次のステージには進めませんでした、といった採用の連絡が来るのが一番多いのは判っている。高齢化社会になりつつある日本でさえ、50代になった者にとっては再就職をするのはかなり厳しいのである。さてこれから5年、10年後にどんな社会になるんだろう。アメリカで、このまま(仕事が見つかり)こちらで老後を過ごすという選択肢もないではないが、その場合も家のローンは完全に終わっていないとキツイ。これから、日本に戻り賃貸のアパートかマンションでさらにやっていくのは、家計上どうなるのか?でもなんせ仕事がないとどこにいったらいいのやら全くわからない。社員寮などのある会社なら給与が多少低くともやっていけるんだろうが。東京で仕事が、となるとやはりどれくらいで毎月やりくり出来るのかこれが心配である。でも、そんな心配をする段階までまだきていない。さて今週は、いい連絡があるといいのだが。友人のように早く 祝杯を上げる日が来るといいのだが。

情けない話だ

日経ものづくりを見ていると、情けない新入社員の話があった。乾電池のV数や、三角錐の体積も計算できないような大卒が会社に入ってきておりこういった社員をどうやって教育するかが議論されているというのだ。
http://techon.nikkeibp.co.jp/Monozukuri/
5月号の 待ったなし 技術者育成の強化   の記事

情けないのは、新入社員が50点取れなかった同じテストを会社にいる50代の社員にやらせたら、85点が平均だったというからお笑いである。そりゃそうで単三の電池のV数ぐらい誰でも知っているはずである。こんな状況では、当然開発競争で韓国に負けることはもちろん中国にも負けてしまうだろう。昨日読んでいたビジネスの記事では、中国主導によるリージョナルジェットの話が出ていた。確か日本でも三菱重工を始めとして同じように国産飛行機を作ろうとしているらしいが、ここでももうすでに日本は遅れている。中国では、かなり多くのPhDがどんどん開発をサポートしていっているし、USの大学でPhDを取った人がどんどん中国に帰ってきてビジネスの世界で活躍しているのだ。もちろん彼らは、英語もぺらぺらである。日本は、やはりどんどん落ち込んでいくばかりであろう。情けない話である。

2009年7月5日日曜日

独立記念日、やはり花火

今日は、独立記念日。夜は、やはりどこの市町村でも花火である。不景気なので規模が縮小したといわれているがやはり花火がないと独立記念日とはならない。ここアメリカでも、この7月には、花火である。これは、花火が、銃火器と関連しているからという説もある。
我々が住んでいるテキサスのこの南部の田舎でも数は少ないんだろうが、20-25分の花火があった。若干花火の高さがないような気がしたが、これは土地が広いせいか?次の仕事、会社が決まっていたらもっとビールも飲んで、ハッピーなんだろうがなんせまだ職なしの生活を続けているので今一歩である。でも、独立記念日なので赤ワインを飲んでいたら家内になんで祝っているのかと言われた。皮肉なものである。WSJで買った、12本のワインセットこれは格安だがなかなかいいワインもあるので楽しんでいる。早く仕事も決めてもっと楽しく飲みたいものである。その時にスペシャルで花火ももう一度上げてくれるといいのだが。

2009年7月4日土曜日

高校生刺殺事件

17-18歳、つまり高校生が、朝の駅のホームで同級生を刺し殺すという事件が起きた。何故、いとも簡単にこういった殺人事件が起きるのだろう。やはり、テレビゲームの普及によりこういった殺人とかを簡単なものと捕らえているからだろうか?もし問題だったら電源を切ってリセットしたら元の状態に戻れる、それはコンピューターの中の世界だけである。実際の、人間の世界でそんなリセットボタンはない。日本でもアメリカでも同じような事件が、毎日起きているような気がする。この日本の数日前には、デトロイトでバスを待っていた夏季学校中の学生の7-8人が、突然近づいてきた車に乗っていた犯人から発砲され1-2人が重症となって入院している。これなども無差別殺人に近いものであり、恐ろしい限りである。アメリカの場合、拳銃の取り締まりがあまりにもずさんなので拳銃に絡んだ事件が圧倒的に多い。殺人事件などの頻度というかその指数も、他の先進国に比べて5-6倍は高いといわれているようだ。いずれにせよ、悲惨な事件が日本でアメリカで、毎週のように起きている。

2009年7月2日木曜日

あまりよくなっていないんじゃないの?

景気は、良くなっているというけれど本当にそうなの?これは、今日の株式市場関係者も思っている質問である。発表された失業者の数や率は、やはり相当悪いので今日の株式市場は下がっていくだろう。いいニュースはやはりないようだ。前の会社の首切りも言及されている。
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=20601087&sid=aDYh1lB6dk2I
なかなか花火で楽しくという気分には、やはりならない。やっぱ、次の職がはっきり決まるまでは。あともう少し?なのかも知れないがまだまだなのかも知れない。

各国で雇用統計の解釈の仕方はいろいろである。また、本当の意味での雇用状況はなかなか把握できないものだ。下記のレポートでは、失業者はすでに10%を超えたと言っている。
http://business.theatlantic.com/2009/07/unemployment_is_really_10.php
雇用保険などは、1年も貰えないから長期に亘り仕事を探している人は統計からもどんどん消えていくのだろう。つい2-3日前、前の会社の紹介による人材サービス会社のアンケートが送られてきた。もう4ヶ月経ったのでサービスは終わりですとの事。こんな会社、何にも役立たないよ、履歴書の書き方を講義したくらいじゃないの?実際に職を紹介してサポートするようなサービスじゃなかったし。

今週のイベントそれはやはり独立記念日だが

今週のイベントの大きなものそれはやはり、独立記念日に関わるものであろう。しかし、その象徴として頻繁に用いられる花火は少なくなりそうである。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/business/8130318.stm
兎に角、どの州も市も予算がない。不況の影響で、税収は減っているし予算が枯渇している。デトロイトなどでは、20-30校の学校が閉鎖となり500-600人の教師も職を失った。同じことは他の市町村でも起きている。さて、どんな花火となるんだろう。いつもは、にぎやかでわいわいがやがやという感じであるが。

狂っている

連日、マイケルジャックソンのニュース報道が続いている一方世の中では色々なことが起きている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090702-00000134-jij-soci
これなどは、その中の一つである。寝ていたホームレスの男性に14歳が、パイプで殴りつけたりコンクリートを投げたというのである。テレビゲームの中のような感覚なのか?本当に狂っているとしかいいようがない。逮捕だけではなく、刑務所の中で数ヶ月過ごさせるべきだ。最低限の物が、満ち足りていて何不自由ない日本でのほほんと暮らし、テレビゲームでもやっているとおかしくなっているのではないだろうか?日本では、アメリカと違い、地域に根ざした活動や宗教に根ざした活動が活発ではない。この為、親や学校がよほどしっかりしていないととんでもない人格形成がなされるようである。マイノリティーとしてアメリカで暮らすというのは、やはり厳しいものがありここアメリカではアジア系の人種としては、兎に角学業で頑張り何かの資格を取るかいい大学を出ることが必要である。自由の国アメリカ、平等の国アメリカといわれるが、この国では階級がはっきりしている。だから、そういった資格だとかが非常に重要なのだ。ここアメリカでは、ホームレスの人に施しを与える活動が教会などを中心に活発に行われるので子供も半強制的に参加させられるから年少の頃からこういった教育がなされている。今の日本には、こういったものはまったくなく欠けていると思う。日本では、慈善活動などもあまり活発ではない、その一方ここアメリカでは子供の頃からそういった活動への貢献を求めている。2つの国の大きな違いである。

2009年7月1日水曜日

やっと雨、これこそ恵みの雨

やっと、やっと雨がちょっとザーッと降りました。これぞ、恵みの雨ですがその後はまたまたからりと晴れ渡り温度が上がってきました。だから、昨日の夕方は、湿度の高くむんむんとするような夕方となりました。今日、7月1日はまたまた晴れ。芝生が完全に死んでしまい全面的に茶色という事態は、避けられそうだけど所々に茶色の死んだゾーンが出来上がってこれまでの数週間に亘る夏の温度を物語っています。近所のベーカーさんは、次の仕事のオファーも貰ったので兎に角早く家を売るべく毎日のように芝を手入れしたり掃除に専念しています。一階建てのこのきれいな家は、20万ドルで売りに出されています。日本ではちょっと考えにくいでしょうが、彼がこの家を買ったのは1994年と言ってました、そしてその価格は14万5000ドルでしたのでうまく売れれば彼は若干得をするかも。でも、ハリケーンIKEが来たときに傍にあった大きな木が倒れ屋根の端のほうにダメージを与えたのでこれを修理したり、台所は改造して人工大理石となってますので投資額からいくとトントンなのかも知れません。でも、日本での家の売り買いを考えるとこちらアメリカの家は、やはりいい投資と思えます。バブルにより30-40%あがったCAは、評価価格が落ちるのも早かったですが、同じ位の価格であればやはりラッキーじゃないでしょうか?

日本の政治家

民主党の鳩山代表の政治資金報告書の半分以上の記載がうそであることを認めたとの事。いやはやなんともなさけないことこの上なしである。まあ、民主党だけでなく自民党の議員だって同じだろう。いまや大物の政治家もいない日本であるが、こういった政治資金報告書で躓くような議員が多いのはやはりなさけないことだ。もう何年もの間、政治資金規正法などで取り締まるようになっているのにまったくきっちりやられていない訳で何のための法案なのかこれまた疑わしいものだ。
日本には、国家戦略もないしはっきりとどういった将来を作りたいのかもない。国債をどんどん発行して借金だらけの国である。高齢化が進み、税金も納める人が減るというのにどうなっていくことやら。自然の力による日本沈没を小松左京は、小説に描いたが日本が経済的・政治的に沈没する日は近い。もう沈んでいっているのかも知れないが。

2009年6月30日火曜日

日本側の失業率

日本の失業率が、発表になったが、やはり5.2%ということで悪化しているようだ。また、求人倍率も0.44%というからかなりひどい。就業者が、6000万人ちょっとに対して失業者がいまや350万人いるのだからひどいものである。ただし、やはりアメリカと比べればまだましなほうであるが。なんせ、ここではもう9%を超えているのだから。しかも、この数字はよく考えないといけない。求人倍率の0.44%などは、一時的な求人も含めてであるので正社員としての採用はさらに厳しいものであるということだ。いろいろなブログで、なんどもなんども応募しているけど面接までいけない人やまったく職に就けず、アルバイトをしてなんとか生活している人が一杯いるのである。

他人事ではない。はやく、自分もなんとかしたいのだが、こればかりはあせってもまったく空回りである。今日もある会社に応募、そしてまた知人からある会社を紹介してもらったので履歴書を送るといった様である。さて何時になったら落ち着くことが出来るのか?暑い長い夏は、続く。

Climate Bill

HouseRepresentatieveが、ついにClimateBillを承認したとの事。これは、所謂京都議定書に始まる炭酸ガス削減のための法案のアメリカ版である。前の大統領のブッシュは、この法案には反対していたためアメリカ抜きでの展開となっていたのだが、ここに来てオバマ大統領が大きく舵を切った形となった。様々なグリーンエネルギーを開発することこれは、アメリカにとってもよい事だなぜなら海外からの石油に依存する率を少しでも下げられるから。また、こういった新エネルギーを開発することで新しい仕事が生まれる、つまり経済の活性化にもなるということでこの法案を成立させたいようである。それにしてもやはり反対も多い。219対212だったということだが、オバマ大統領のいる民主党でさえ一枚岩ではなく40数人が反対に回ったとの事。またその一方、共和党側からこの法案の賛成に投票した人もおりかなり揉めたことが伺える。さて、太陽エネルギー、風力エネルギーそして原子力やハイブリッド・電気自動車などと一気に新分野への展開をサポートしだしたオバマ政権であるが、どうなるか?

2009年6月29日月曜日

アニメの殿堂

http://mainichi.jp/enta/art/news/20090629k0000e040062000c.html
またまた、揉めているようであるこのアニメの殿堂。それにしても20代のアニメーターの年収は、たった110万円とのこと。どうやってやりくりしているんだろうか?当然、両親と一緒に住んでいないと住居費は払える感じではない。これでも夢がありやっていけるんだろうか?大変だから離職率も80-90%と高いんだろうが。こんな建物だけ建てて、日本のアニメに貢献いたしましたなんてやらない方が増しだろう。もっと国民から反対の声があってもいいのだが、こんな税金の無駄使いをただすべく。これだけインターネットも普及してきているのだから、アニメを大々的にソフトとしてダウンロード出来るようにすべきだろう。ちょっとだけタダで見せ、欲しければ購入ボタンで買えます。という商売をやったらいいのではないか?本などのダウンロードも盛んにやられているのだから、同じように出来るだろう。もし更に踏み込んで展開したければ音声を入れたり、日本語だけでなく英語もどんどん配信すればいい。もっともっと市場は大きく出来るはずだ。そうすれば、アニメ業界で働いている若い人たちにももっとチャンスが形成されると同時に彼らの給与も増えるのではないか?

庭の手入れ

ここアメリカでは、兎に角DIYが盛んである。これは、HomeDepotやLowesといった会社の売り上げに直結する。花を植えるのはもちろんペイントを塗ったりフェンスを作ったり、カーテンの交換や水周りの変更(フォーセットの交換やボオルそのものの交換まで)などなど。さすがにこういった水周りをやれる人は、限られていると思うが兎に角この産業はすごい。日曜の朝、庭にまくMulchを買うためにLowesに行ったのだが駐車場はかなり混雑していた。まあ、我々離職者は10-20%なので残りの人は職もあり当然、こういったDIYに邁進できる。不景気とは言え、やはり何かをして休日を過ごすのでこういった家の改造や壁の色の変更はやはりホビーとなるのであろう。いろいろな材料が手に入るのでペイント塗りも簡単ということらしい。(色さえマッチング出来れば)

30袋買ってMulchを家の周りに盛るといかにもちゃんと手入れしていますといった感じにはなった。前回のいい加減な手入れと違い、今回は雑草対策としてDuPontの雑草コントロールシートも張っておいたのでこれで雑草がすこしでも減ってくれると有難い。
http://www2.dupont.com/Garden_Products/en_US/products/weed_control_fabrics.html
売るかもしれないというのに一体家にいくらかける積りなのかと家内にはしかられた。暑い中一生懸命やったのにきれいになったとは言われもせず、今日も一日が終わった。

2009年6月27日土曜日

ネトゲ廃人

最初は、ちょっと何か判らなかったがまた最近流行の省略言葉のようだ。ネトゲ廃人、つまりネットゲームをやりすぎて廃人化してしまう人が多くなっているそうだ。
http://mainichi.jp/life/electronics/news/20090624mog00m040018000c.html
http://mainichi.jp/life/electronics/news/20090624mog00m040019000c.html
http://mainichi.jp/life/electronics/news/20090624mog00m040020000c.html
バーチャルに生き、現実の世界との接触を避けたがるような人が多くなっていることが報道されている。これは、ねっと上での対戦ゲームなども問題の温床となっているようであるが何十時間もやりすぎて死んでしまったというのは恐ろしい。様々な問題があり、現実から逃避したくなるような世の中であるがそこまで長時間ネットでゲームをやり続けられるのであろうか?(そんなことを考えるようになっているのがやはりOyajiであろう)今の中学生や高校生は、何時間も平気でゲームしていられるそうだ。いやはや、大変な世の中である。

ついに最高気温の記録、そしてまだら模様

昨日のテキサスは、ついに104Fを記録。1980年の102Fを打ち破った。兎に角、暑いから我が家の名犬もぐったり毎日毎日ぐったりと寝ている。やはりビーグルは、これだけ暑くても律儀なやつで人間の傍がいいと思われる。木の下に行けばちょっとは風が吹いてて涼しいのに暑いサンルームで頑張っている(家主に近い場所)。でもその中でも、涼しいところを探してうろうろしている。どうやらやはり食事の時間には、換気口の近くに移動しているようだ。これは、涼しいからと匂いを求めてか?暑いため、また水がないため、このサンルームの中にある鉢に涼を求めて?水を求めて蛙がやってくる。家内は、蛙が大嫌いなので大騒ぎである。なんせ水を鉢にやるともぞもぞと出てくるからである。
そとの芝生は、これまでにみたことのないようなまだら模様となってきた。昨年、病気の為か枯れ果ててしまい植え替えたところはなんとか持っているがそれ以外で直接太陽が照り付ける所は完全に焼けてしまったようだ。本当に、太陽のエネルギーはすごい。(だからソーラーエネルギーを使おうということだが)木の真下の場所の芝は、元気に伸びている一方、太陽の照りつけている場所の芝は枯れ果てて茶色に死んでいくものだからまだら模様となっていく訳である。近所の家の芝も同様なのだが。今月の降雨量は、わずかに0.27”、例年は4.76”であるから本当に旱魃状態である。ついにこの町でも芝への給水制限が始まった。

やはりいろんな所で起きている

職場のいじめや、解雇についての毎日新聞の特集があった。自分は陰湿ないじめとかにあったわけではないが、明らかに自分たちのグループが潰されたという形であった。直属の上司も、大変だったろう。やっと再就職したと連絡を貰ったがもう同じ業界ではない。米国人の彼でさえ、もう同じ業界にとどまることは不可能であり(採用凍結やシニアのポジションはないから)もうこれ以上待っていても仕方ないと判断したのであろう。
http://mainichi.jp/life/job/news/20090622ddm013100013000c.html
こういった解雇をめぐる状況は、様々なブログでも述べられているから今の経済状況がいかに悲惨かよく判る。ましてや、子供が小さくこれからといったところで解雇された中年は大変である。再就職では、40-50代にまともな仕事はないからである。自分の次の職がなかなか決まらないのもその為である。シニアの職は、ないし会社は中高年をどんどん子会社に送ったり早期退職に追い込んでいる。高齢化社会が来るというのになんたることか? 

依然として採用凍結

まただ、また採用凍結なんで履歴書を審査することも出来ないという連絡が来た。今度は、国際的な大手の会社である。人材コンサルタントは、送ってみないとわからないということで4-5社に出したようであるが、もう2社が採用凍結と言ってきた。景気は、若干上向きかけているということが報告されてきているが会社の採用についてはまだまだ冬で雪解けには程遠いようである。この状態は、一体何時まで続くのか、そして自分は一体何時まで待ってどこに行けばいいのか?いやはや困ったものである。もう一週間ほどで今度はUSは、独立記念日に絡んでお休みが始まりまた採用関連は動きが止まるだろう。そうこうするうちに8月となり今度は、日本側もお盆休みで動かなくなりそうだ。いらいらしてもだめだというが、あっというまに2週間、1ヶ月が経っていくのが恐ろしい。このまま、自分は忘れ去られていくのではというような気がする。

2009年6月26日金曜日

マイケルジャクソン

昨日そして今日のニュースのトップは、やはりマイケルジャクソンの急死である。中近東にいるのかと思っていたら、コンサートの為こちらUSにいたようだ。やはり、スーパースターなのでその急死を告げるニュースは色々なところに出ている。ちょっと驚きなのは、昼過ぎ(こちらUS時間)に病院に運ばれた時にはもう遅かったそうなのだが、夕方のニュースで大々的に取り上げられるまでにはもう日本のインターネットでもそのニュースが流れていたことだ。まだ、午前何時かという時間にも関わらずちゃんとニュースをチェックしてさらに翻訳が着々と行われているのは驚きである。また、そのスピードもすごい。日本のサイトで世界のニュースをチェックしていれば、こちらのUS版のグーグルでのチェックも要らないのではとも思われる(主要な記事については)。インターネットが、これだけ普及して世界の状況が瞬時に伝わるとは10年程前には考えられなかったことだ。
情報が、あふれんばかりに配達されているのでどれを取りどれは捨ててといったことをうまくやらないと大変な世の中になってきた。いくらでも情報はあるのだから。

果たしてGMは、小さい車をうまく作れるか?

タイトルが、微妙に問題のような気がした。もちろん、GMは小さい車を作れるだろう。問題は、故障もそんなにない”儲かる”車を作れるかというタイトルの方がいいのかも知れない。
http://online.wsj.com/article/SB124596456180356285.html
これが、本当かどうかよく判らないが、別の情報ではGMは中国で小型車を作ってアメリカに輸入するような方向も検討していたようである。やはり、労働者のコストは安いし小型車を中心に作るアジアから持ってきた方が競争力もあるような気がする。小型車の競争は、ますます激しくなっていて特に中国・インドでは小型車がやはりメインになるだろう。一般的には、やはりスズキが有名で(インドでも依然として売り上げはNo1だから)あり、その利益率も高い。トヨタは、レクサスでは利益を稼げても小型車ではやはり苦戦しているというのが一般的には言われている。本当にこの国アメリカで、小型車は売れるのか?ガソリンが、ちょっと高騰した時には、確かにCivicやFitが売れたが、これは長続きはしなかった。また、最近になりガソリンが1ガロン当たり2ドルを超えてきたが、不景気とこのガソリンのせいで人々が小型車を買い出したなどと聞いたことはない。不景気のせいで、7月の独立記念日の週の外出でさえ減るというのがAAAなどの予想である。今日の雇用保険申請者が、さらに増えたというニュースが示すようにまだまだ不況の底には達していないようだ。

2009年6月25日木曜日

ボーイング ドリームライナー

材料の提供では、前の会社にいたときにちょっと絡んでいたということもあり、次世代の航空機であるボーイングのドリームライナーの状況には興味がある。どうやら、試験飛行をまた(これでもう5回目)延期したようである。今度は、側壁の強度を補強ということのようであるが、いまさら強度の補強ということにはびっくりする。そういった強度は、設計図の時点からチェックされていたはずでいまさらなんで?という気がする。ニュースでは、納入の遅ればかりが強調されているが、現に製造が始まっているのにいまさら強度を補強とういう方が気になる。数週間前にもフランスの航空機が、雷鳴の影響かなにかで落下し数百人が命を落としたばかりである。
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-38692220090623?pageNumber=1&virtualBrandChannel=0
金融が、サブプライムの影響で崩壊してしまった以上、アメリカに残っている強い産業は、この航空機(Boeing)、ファーストフード産業(McDonald, Coke など)そしてソフトウエア(IBM, Microsoft)などである。もう自動車のビッグ3を挙げることはできないであろう。一方、日本は、半導体(もうかなりすたれているが、しかも半導体の材料と言ったほうがよいかもしれない)そして液晶材料に代表される電気電子部品、自動車、太陽電池などかも知れない。船舶の製造は、もう韓国が世界でNo1であり、中国がかなりのスピードで追いついてきているので日本はNo3となる日が近いかもしれない。

やはり100Fは、暑い

まったく雨のない日が、もう何日?何週間か続いている。ヒューストンやペアランドでは、芝生への散水制限も始まった。ここでは、散水制限になっていないが、もう我が家の芝も明らかな茶色である。今年初めに枯れ果てていた部分には、新しく芝を植え込んだのでその部分だけはまだ元気なようである。雑草が多いところが、やはり直接の日光でやられてしまうようである。それもしょうがない、なんせいくら水をやっても地面はかさかさである。95-100F(37.7C)の温度は、ずっと続いているさらに、この温度だけでなく湿度もかなり高いのがこの地域の特徴なのでクーラーは兎に角フル稼働である。我が家は、2Fのクーラーユニットはもう新品になっているが1F部分のユニットはまだなのでこれが何時まで持つか心配である。屋根を直したり、最近ではシャワールームも直したので残っている大物(金食い虫)はこのクーラーユニットである。もう一つは、お湯を沸かすウオータータンクであるが、この価格は安いほうなので心配はない(ただ、この2階建ての家では、そのタンクが屋根裏にあるので破裂とかリークはやばいのだが)。昨日も、100F今日もそうらしい。来週になるまで週末も晴れであり燦燦と太陽が照らし続ける!これぞテキサス、でも 暑い兎に角暑い。

やはり日本的

Yahooのニュースにトヨタの戦略が、出ていた。赤字が、2期に亘り続くことなどはまったく新しい情報ではなかったが、新しく社長となる豊田氏の給与3割返納という部分にやはり日本的な経営の姿勢を感じた。EUでも、削れる部分を一生懸命削減して(主として設備投資など)さらにワークシェアリング、5%の給与カットなどへと進むのだがこういった点ではEUと日本の会社のやり方は、よく似ている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090625-00000256-reu-bus_all
もちろん、米国の会社のやり方は自分が今経験しているように即刻何千人かを解雇して固定費部分を減らしていくというものである。社員の士気の低下などは、気にもしないといった感じはある。ましてや、残っている社員の給与を下げたりなどはしない。

2009年6月24日水曜日

日本の3倍、それくらい高い

ちょっと古いデータしか見つからなかったが、国別の医療費出費の比較データである。これによるとアメリカは、日本の3倍近くつまり6000-7000ドルがかかっている。まあ、今でも1万ドルまではいってないだろうが、8000-9000ドルといったところじゃないだろうか?幸いにして我が家では大きな病気にかかった人がいないので、まだ大丈夫であるが手術その他で入院することになったり癌の治療で破産したという人は多い。
http://www.kff.org/insurance/snapshot/chcm010307oth.cfm
GDPに対するこの医療関連のコストを見ると、アメリカの場合の深刻さがよく判る。やはり、7-8%の日本に対して2倍近い15-16%にも達しているのだ。日本は、国債の返済に汲々しているのだからこれが最も大きな問題であろう。アメリカは、やはりこの医療関連ということだ。

やはり危険な爆弾、オバマ政権にとって

医療保険は、オバマ政権にとってやはり危険な爆弾のようである。保険を持っていない人に、最低限の政府サポートによるような保険というのは話としてはすばらしいのだが、実行しようとすると利害が色々絡み合っており大変である。
http://www.abcnews.go.com/Politics/Health/Story?id=7913180&page=1
でも、やらないとどんどん国全体での医療費用もかさんでいく一方であろう。成人病関連の費用は、どんどん増えているし、肥満の体質はもう小学生の頃から始まっているのがこの国である。日本のように東京に(たぶんニューヨークも同じか?)住んでいると電車は便利でよく使うであろう。そうすると必然的にその乗り換えの為にかなり頻繁に歩かざるを得ない。ここアメリカに住んでいるとやはり自分から積極的に歩こうとしない限り、そういった機会もないのである。そして、コーラやバーガーを食べ、大きな袋に入ったポップコーンを映画館でほうばっているのを見るとそりゃ太るだろうなと思う。医療保険は、難題。でも、この保険費用は兎に角高い。月に1000ドル以上取られるというから恐ろしい限りである。あと数ヶ月は、自分も前の会社の保険で格安の条件を使えるがこれが切れるとその高い条件に突然変わるわけである。頑張れ、オバマと声援を送りたくもなる。

そうか、日本でも同じか

Foreclosure 差し押さえは、アメリカだけで起きていると思っていたが不況の影響で日本でも家のローンに苦しむ人が多いことを知った。この例は、かなり極端なものであろう。50万の給与が30万となったのでは大変だ。減額されただけで仕事はまだあるから増しと言うような世の中の状況ではあるが。さすがにこれはきつい。競売にかけ、家を失いローンだけが1800万円も残り家族は離散とは、悲惨である。他人事とは思えない。ちょっとのことで自分もこうなる可能性はある。幸いなのは、自分の場合、日本のマンションにもうローンがほとんどないということだ。価値も買ったときの値段からすると殆ど残っていないというのも悲しいが。こちらアメリカでの借金は、1200万円。この人程ではないが、この記事の人より自分は高齢であり長男が私学の大学に行っていることさらに無職となっている状況を考えるとかなり厳しい状況に差はない。
http://mainichi.jp/life/housing/news/20090624k0000e040052000c.html
兎に角、次の仕事これを決めないと何も出来ないそして人生の次の章へも動けない。泥沼のような中での模索は続くといった感じか。

2009年6月23日火曜日

やはりアメリカは、信用されてる

格付け会社は、アメリカの格付けをトリプルAで据え置いた。一方、日本については既に選挙前であるが警告状を送っているようだ。日本の今の格付けは、Aa2である。まあ、アメリカが今回かなりの税金を使い金融や自動車業界を立て直していてもその債務残高はまだGDP比で38%である。日本のようにGDP比で160-170%なんて国はどこにもない。政府は社会保障費を削減するようなことはしないと発表したが、入ってくるものがないのに出て行くものをどんどん増やしていくようなことは出来ない。
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-38685120090623
ある日突然、国としての信用が崩れたらどうするのか、日本のバカな政治家は考えていないようである。票の行方だけを考えていては、国は立ち行かなくなるであろう。アメリカの格付けが落とされなかった理由は、過去の実績にもよる。つまり、債務が増えても増税をちゃんと行い、また歳出を管理して債務削減に成功しているから(80-90年代)である。借金をどんどん増やすだけの国とは、やはり違う。しかも、アメリカではまだまだ人口は増えるし若い人、つまり税金を納めてくれる人は増えるのである。一方、年寄りが増えるだけの日本では、税を納めるような若い人は増えないので今から早く債務を縮小するようにするべきなのだが。経団連は、債務引き締めを要請しているようだが(当然のこと)。

やはり収入なしは、辛いね

やはり、収入なしは辛いものがある。なんといっても、自由に買うとかが出来ないから。商品クーポンなどを使い節約に努めている我が家なので、おやじがビールを買う・ワインを買うというと大反対が起きる。私が、とんでもない無駄遣いをしていると攻められるのである。幸いにしてまだアル中にはなっていないのだが、やはりストレスレベルも高く酒ぐらい飲んでいないとやってられない。WSJに注文するとなかなか価格と中味のバランスの取れたワインを格安で買えるのでこれを利用している。配達をするお兄さんには、悪いんだが(やはり12本入っていると箱は相当重い)これが、やはり楽だし色々なワインを一気に購入出来る。あのフランスのボルドーの12本セットもいいものであったが、一気に飲んでしまったので3ヶ月持たず、次男にかなり窘められた。いくら買っても底なしでどんどん飲むんだから無駄だというのである。でも、わずかにUS$150-300程度だから、ささやかな自分へのプレゼントじゃないかとも思う。一本あたりにするとUS$10-15程度なので、あまり高価な部類ではない、しかし結構いい味のワインセットである。いつか、ちゃんとまた仕事ができるようになったらワインテースティングのコースか何かに参加したいものだ。

デトロイト3、品質競争

今日のニュースで、デトロイト3がトヨタとの品質の差をまた縮めたと報告されていた。
http://online.wsj.com/article/SB124569112989337699.html
しかし、初めてBig3、クライスラーの新車を2003年に買って乗っている者としては、やはりデトロイト3の車はもう2度と買わないと言った感じである。買ってわずかに1年でまずトランスミッションが問題となった。実は、そんなトラブルを経験したことがなかったので最初は何が起こったのか判らなかった。ガシンガシンという大きなノイズと同時にかなりの振動が起きたのでこれは、相当な問題が起きたと思った。で、ディーラーに持っていって修理を頼むととんでもない返事が!”いやー、ちょうどトランスミッションの技術者が辞めちゃってねいないから隣町までいって修理してもらって!”なんだそりゃということであったが、それからがまたひどく時間かかった。なぜならこれはかなり危ないから、運転していかない方がいい、牽引車を頼んで運ぶべきだとのこと。じゃあ、お願いしますと頼んだんだがこれがまた手配その他で時間がかかり結局1日仕事になったのを覚えている。これだけでなく、窓のミラーの上げ下げに関わるアクチュエータが壊れたり、ブレーキーの消耗が5年も経たずに起きたりとひどいことこの上なしである。新車が買えなくていまだにこの車を運転しているが、信頼性はまったくなしである。この80,000マイルしか走っていない車に比べ、中古で買ったカムリ、これはもう15万マイルの走行距離であるがこちらは全く問題がないのである。(これは、日本よりの輸出車だからか?)

2009年6月22日月曜日

デトロイトの凋落

GMの破産の影響は、どんどん他の産業にも影響してきている。22%を超える離職者を抱えるDetroitでは、人口はさらに減っていくだろう。(確か200万人くらいいた人口はいまや90万人と言った報道を見た気がする)さらに追い討ちをかけるのが、下記でも報告されているような家の価格の暴落である。2006年には、平均価格がUS$55,000であったのに今やたったUS$6,000というから驚きである。
http://money.cnn.com/2009/06/22/markets/markets_newyork/
(Detroit never recoveredのビデオを見るとよく判る)
これら一般の家の価格暴落と共に、消費関連の会社のデトロイト店の閉鎖は続いている。(本屋やスターバックスはもう何軒も閉鎖されている)ここアメリカでは、やはり景気が底になったという感じはまだないのではないか?さらにもっと底に向かっていっているのではないか?月曜である今日からまた株式市場がどうなるのか、アナリストが推定しているがこちらアメリカではやはりまだ下がりそうである。一方、日本の株式市場では1万円の相場で利益確定の動きが在った後、9800円まで下がっているが今週はもう一度1万円をうかがうような方向に行くと言われている。この日本側の動きを牽引しているのは、中国向けの薄型テレビ需要などであり韓国・台湾・日本の電気会社はフル生産であるといわれている。さて、どうなることやら。

家はやはり高い買い物

昨日のテレビで、たいして資産も持っていない人がNYにUS$1MMでマンションを買いたいのだがどうだろうかと相談していた。例のごとくSuzeは即座に拒否であった。彼女が判断するまでもなく、まともな頭を持っていたらすぐ無理だとわかるはずだが。
http://president.jp.reuters.com/article/2009/04/08/EC3E18CE-1CE7-11DE-B815-ADFA3E99CD51.php
色々な所で給与が激減して、ローンの支払いが厳しくなったとか家計の破綻が起きたとレポートされている。無理をして帰る訳もないのに家を買い、金利上昇に耐えられなくなり税金を投入したのが今回の経済ショックである。まだまだ、これがはっきり理解できていない一般人は多い。家のローンの場合では、20%Down paymentは普通であろうがこれが出来てなくてあたふたしている人が多いのである。金利も目先の低さにとらわれて変動利率で契約していた人が多かったのである。こういった経済オンチのやつらを救うために税金を投入しているというのが、現状である。いやはやとんでもないことだ。自分も2軒、日米で家を買ったのだがやはり家は高い買い物であり、これで儲かることは到底ありえない。米国では、(ここがバブルのない所だからか)価格が激減していかないのがせめてもの救いである。我が家も、売却をいつするかわからないが、売却価格は下がっても購入時の1割程度で済むのではないだろうか?

節約そしてクーポン

どうしてアメリカ政府が、GMを救済したかに関連してアメリカの消費者の購買傾向が変わり、貯蓄の傾向も出てきたと報告されている。
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20090610/159275/?P=1
アメリカの場合、GDPの70-80%は個人消費により支えられているのは良く知られていることである。だから、兎に角、消費癖のある国民が貯蓄に走るというのはそれだけ悲惨な経済状況であるということだ。我が家も収入がなくなってから新聞の購入も1紙だけにしたし、電気代さらに電話代などの契約見直しなどをどんどんやっている。節約するという観点では、スーパーでは兎に角クーポンを持ってくる人が増えているそうだ。これは、製造メーカーが出しているもので一枚で10セント或いは20-30セントの節約となるのでうまく使うと一回の購入で100-200セントの節約となる。さらに会員などの特典があれば(例えば我が家では、Krogerを使っているが)さらに会員割引があるのである。クーポンを使っての節約、いま我が家が一生懸命やっていることの一つである。たぶんこれはほとんどのアメリカの家でやられていることだろう。
最近、Emailかニュースで言っていたが、雇用が不安定になっているのでまだ大丈夫なうちに色々な病院での検査や治療をやっておこうということで医療保険の使用が増大しているらしい。これは、諸刃の剣というやつでこの傾向の為、来年はどうやら10%近く医療保険があがるといわれている。オバマ大統領は、医療保険改革に乗り出したばかりであるが早速ぶちあたる大きな壁である。

2009年6月21日日曜日

やっぱ複雑な書類が一杯

会社で言われるまま、アメリカに来たもののここで解雇となるとやはり大変。再就職で苦戦しているのもそうだが、書類関係も大変複雑である。解雇、なので結局退職金をもらい会社を去るということになるのだが、これにしても複雑である。日本ならあまり問題とはならない、なぜなら所謂退職金という形で一括支払いで会社との関係は切れるからである。ところがこちらアメリカでは、退職金つまりペンションは通常月々の支払いという形でチェックもしくは銀行への振込みという形になる。少しずつの支払いが延々と続くのである。その途中でもし本人が死んだら?それは、確率なのだが支払いのオプションで家族に支払うようにしていれば残っているお金は引き続き支払われるが、これにしてないとそこで終わりである。でも、この本人にしていれば、若干2-3割は月々の金額は多くなるので、健康に自信があり交通事故というか災害にも会わなければずーっと支払ってもらえる訳だ。さらに会社によって利子が違うが、この利子は通常の銀行の預金利率よりも高い。
でも、書類はめんどうでおまけにまたまた公証人のサインがいるのである。子供のボランティアをするにも公証人のサイン、これにもサインである。

2009年6月20日土曜日

ついに

ついに同じCourtで職を失った同僚が、次の会社から正式なオファーを貰ったようだ。あと数日以内に家も売りに出す、引越しの準備も始めるとの事。彼の子供は、一人だけだしもう大学も卒業しているから、動きやすいだろう。子供たちは、もう夏休みに入っているから職を失った同僚は、どんどん次の場所に動いていくだろう。これから約2ヶ月ぐらいの間に、たぶん数百軒の家が売りに出されるであろう。人口数万の小さな町である。さて自分たちはどうなるやら。私の行き先がはっきりしない以上何もまだ出来ない。

非雇用率

NCの非雇用率がついに11.1%に上がったことが伝えられた。昨年の同じ時期はその半分ほどだったようなので離職者の増大の影響は大きいだろう。ちなみにMI(ミシガン)の5月の非雇用率は、14.1%であるからこれがいかに深刻な数値かよく判ると思われる。なんといっても日本と違いここUSでは正社員がばっさりと解雇されるので大変だ。時間給の非正規社員の雇用ならいくらやってもいいということではないが、正社員をちょっと景気が悪くなるとすぐに解雇するのはやはり米国企業だからであろう。よく言われることだが、米国型の企業では、所謂JobDescriptionにより人材を募集する。仕事に対して人を割り当てるのである。一方、日本型企業ではあの人がいるからということで仕事を新規に作ったりする。人が先にいて仕事の内容を作ったり変えたりということがままある。最近はこれも変わってきており、段々と米国化しつつあるが。
こういった状況下であるので、やはり再就職活動(最近はよく就活というらしいが)を行っていくのは大変である。仕事の記述内容にあうようなスキルを持っていると簡単にマッチングが出来、めでたく再就職となるんだろうが。年齢や、営業の経験あるいはある特定分野での仕事の経験その他を厳しく問われたりと様々な制約があったりする。また、最近は、人材会社もあせっているので(職を求める人はすごく多くても、職はあまりない、あるいはかなり特殊な経験の人を安目の給与で採用したいなど)よく仕事内容や個人のスキルあるいはその人の将来のキャリアなど考えもせず適当にどんどん紹介したりする。最近、私が貰ったオファーというかスカウトメールというやつもそれに該当している。動物の薬のチームの開発統括である。え? そんなんやったことないよ。どうやら多国籍のチームを統括して開発をやっていた私ならできると踏んだようだ。ちょっと分野が違いすぎる。こういう人材会社の人間は、どういったスキルがいるかとか、どの業界からどの業界へは移動できるとか良く知ってないといけないのだが最近の人(若い人はかなりこういった傾向がある)はまったく何も考えず適当にE mailだけどんどん送って反応を見ているようである。何人かのシニアの人材コンサルタントとはかなり違うのである。

2009年6月19日金曜日

帰りは、疲れた。

来たときは、到着も遅れなかったし良かったけれど、帰りは悲惨そのもの。早く面談が終わったので、一つ前の飛行機に間に合うということで再予約してもらった。ところが、機体の到着が遅れてまず出発が30分以上遅れた。それから次に起きたのは、動き始めてからな、なんと調子悪いのでエンジン点検しますとの事。これでさらに1時間。結局またゲートに戻った。でも、結局修理できないので機体を交換しますとのこと、そしてその飛行機がきて、清掃してさて書類その他整えて出発。なんとこれですでに4時間遅れ。その間に最初に乗る予定だった飛行機は、出発してしまうし悲惨なこと。疲れて疲れて、そしてさらに1時間半空港からドライブしてやっとこさ帰ってきたという一日だった。

2009年6月18日木曜日

涼しい

やはり、NJは涼しい、だって最高温度が69F, 最低温度が60F。今日のテキサスは、99F、でも体感温度としては、103-105Fとか言ってたから、そりゃここは涼しいわな。今回は、レンタカーを借りなかったので、夕食が大変。森の中のホテルでどうすんの?と思ってたらComplementaryでビール券をくれたので兎に角 夕食代わりにのみに行った。なんと、ポテトチップスとバーガー。つまり、ビールを飲んでこれで夕食にしろということか。残念!カレンダー見ると明日のこの夕食サービス時間は、ステーキじゃない。こりゃ損した。せっかく初めてNewark空港に来たのに、観光もないしたった一日の滞在。まあ、しょうがない。遊びに来たのでないから。ビールのタダのみだけでもよしとするか。Newarkから40分、のとこで森のなか。いい温度、こういう所で住みたかったね。ハリケーンがきたり、蚊がうじゃうじゃ出てくる所じゃなくて。まあ、しょうがない。

2009年6月17日水曜日

やっぱり、賢いな

やはり、オバマ大統領は切れ者である。例の最も大変な問題である医療保険にタックルするに際し国民をはやく味方にしておこうということであろう。昨日の医療業界へのスピーチに続き、次々に手を打っている姿をみるとやはり彼が相当な切れ者であることが判る。これは、仮定に過ぎないがもしマケインが大統領となってここまでやれただろうか?やはり無理だろう。彼の年齢、さらに旧態依然としたアプローチでは無理だろう。
http://www.bizjournals.com/albuquerque/stories/2009/06/15/daily16.html
TVやインターネットを駆使して、さらに国民を味方につけての政策展開、これはやはり見事なやり方である。日本の支持率がいつも低い首相連中も見習うべきであろう。実行力、そしてやはり優れた政策展開これらはやはり感心する。日米に関わる仕事をして、そして両方の国でも生活して見て思うのは、政治ではやはり米国であるということだ。いい政治家がいるのである。
もちろん製造業の業界では、やはり日本であろう。これは、やはりこつこつと日々の改善を続けていく努力が必要なのであって、日本人の労働者はそういった作業に向いていると言えよう。でも、こつこつといったことは、出来るんだが(自分もそうであるが)やはり創造力を要する分野では劣っているようだ。材料は、すべてあったのに結局先を越されたiPODなどのように材料を作るのは上手だが、こういった製品を作るのが下手なのが日本人である。(任天堂は、別格なのかも知れない)

2009年6月16日火曜日

再就職、就活

再就職活動、最近では就活と言う方が多いのかも知れない。いよいよ今週は、NJで面接。これまでにも色々あった会社なのでいったいどうなるのか心配。ただし、自分のスキルとかこれまでの経歴が生かせる職場そして業界ということは100%間違いないのでどんどん進めるしかない。日本の労働人口の8割を占めるのは、しがないサラリーマンであるから。その平均所得は、437万円であり、その金額はもう上がっていない。
http://president.jp.reuters.com/article/2009/04/20/523DF292-2B26-11DE-9072-2F093F99CD51.php
年収が1000万円を超えればアッパー、そして600-1000万円がアッパーミドル、300-600万円がロウアーミドル、そして300万円以下がロウアーである。かつて日本では、一億総中流社会と言われたが、もうそうではない。日本もアメリカと同様に所得階層は二極化がすすんでいるのである。今回の離職に伴い、中年の自分はどこの層にまた入っていけるのか?これが就活の中心である。今日の早朝、またしても不採用の情報が届けられたが、今回も前回とよく似た感じであった。つまり、採用担当人事は採用してはどうかと打診、しかし採用する事業部側がポストがない、用意できないということでの見送りである。やはり、50代に入るとそのポジションがかなり限られてくる。ペイペイでいいので、せめてアッパーミドルで部下扱いでお願いしますと頼んでも、職を得ることは簡単ではない。何故なら多くの会社が、そういったポジションなら30-40代を採用したいと考えるので。じゃあ、管理職で統括できますのでと売り込んでもらうと、今度は人事が押してくれても事業部側で拒否となったりするのである。この後者の場合、現行の事業部長が同じ位の50代前半か後半である場合が多いので、将来のポストつまり平取締役などの競争相手を作りたくないという本音もでてくるのである。そりゃ、当然そうでしょうが。だから、就活は大変である、ましてやこの経済危機での中で。自分がいる製造業の業界では、やはり日本では給与は低く抑えられているからロウアーミドルの人が多い。この為、アッパーミドル、さらにアッパーの職を取ろうとすると大変な苦労が伴うのである。結局どこで妥協するかということなのだが、さあどうなることやら。

こんなの簡単、我が家ではもうやってるよ

マッカートニーが、呼びかけ週に一度肉を食べない日を設けて地球温暖化を防止しようとの事。これは、食肉生産が、人間が出す温暖化ガスのうち13-18%を占めることよりきているらしい。
http://www.47news.jp/CN/200906/CN2009061601000081.html
肉を一杯食べるテキサスの人が協力できるかどうかは、疑問だが我が家はもう立派に貢献している。だって財政を切り詰めて貯金だけで生活してるし、更に普通に生活してても毎日肉なんて絶対ないから。高校生の次男は、肉欲しい、野菜なんかいるかとよく言っているが肉が毎日という生活はまったくない。必ず、妻の作る料理には魚とか豆腐だとかサイクルがあって時々肉が出てくる。
ということで、これは大丈夫。我が家も立派に地球温暖化防止に協力してるぞ!!

面接

今週は、先週突然また再開となった会社との面接。やはり、大きな国に住んでいると大変。なんといっても移動はやはり飛行機だし、今悩みの種の例の豚ウィルスが気になる。マスクを着けている人はやはりここUSではほとんどいないから着けるとやはり目だってしょうがないだろう。また、今回は今まで行ったことがない大都会!レンタカーで行くかと話してたら、相手の会社の人がそれは止めておけとのこと。どうやら信号を初めとしてかなり空港からいきなりドライブというのは大変らしい。また、変なのは航空機代。行くには、3箇所の空港の内どれに行けばいいかなと秘書とやり取りさせてもらったのだが、こちらテキサスからコンチネンタルを使うとやはり高い!高い!なんとこれが日本へ行くよりも高くつくのだ。おいおい、これ国内だぜ、なんでなの?まあ、しょうがない。今日、そして明日は今一度その会社の全体の事業の勉強。一応、知っていた会社だけどここ1-2年の買収なんかで若干製品の種類なんかも変わっているようなのでこれは大切。さて、どうなることやら。若干天候が悪い日が続いている北部に行くのはいやだけど、でもここテキサスよりは涼しいだろうから それがいい。雨も降らず我が家の芝生もへたってきてる程、ここ数日100F近い気温が続くテキサスよりは、そりゃいいだろう。

2009年6月15日月曜日

心臓移植

今日のCNNの多くの人に読まれた記事として11歳の日本人の男の子が心臓移植を受けれないとして載っていた。これは、現行の日本の心臓移植では15歳以下の子に対する心臓移植が禁止となっているためである。この家族の不幸なのは、5年前に同様の心臓の病気でお姉さんがなくなっていることである。街頭募金により約1.7億円もの募金を集め、米国へと来ているとのこと。
http://www.cnn.com/2009/WORLD/asiapcf/06/12/japan.organ.transplant/index.html?iref=mpstoryview#cnnSTCVideo
ちょっと複雑な気分になるのは、この両親も同じであろう。やはく心臓のドナーとなるような人が現れればいいが、それの意味することは同じくらいの子供の事故か病気による死亡であるから。日本の法律や規則は、硬直的でなかなか変えることも難しい。この問題も、NGOなどの人たちが取り組んで法律の変更を要請しているがまだまだ道のりは長いようだ。医療にしても、様々な制度にしても世界に誇れるような制度や技術を日本は目指して欲しいものだ、もし先進国というなかに入っているのなら。今、日本が誇れるものはなんであろうか?半導体にせよ、液晶にせよ、日本が開発しリードしてきたが、今やこれらは韓国や台湾・中国にリードされつつある。太陽電池にしてもドイツが追いついてすでに抜き去った。残っているのは、トヨタのハイブリッド技術、リチウム電池などの技術だけか??社会保障のシステムの悲惨さは、笑いものでしかないし(かなり長く払い込まないともらえないしその額もかなり低いというのは有名)相変わらず狭くて高い住宅事情にも変化はないので。
新幹線は、誇れるかな?時間に正確、さらに安全。

貧困率

前にもブログで書いたと思うが、先進国でありながら日本とアメリカは貧困率の高さでもダントツである。アメリカの場合、貧富の格差が増大していることはよく言われている。しかし、近年日本でも同様に貧富の差は拡大している。また、所謂ワーキングプアの存在は大きくなっている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B2%A7%E5%9B%B0%E7%8E%87
こういった状況を見ても、国民皆保険という制度を導入することがどれだけ大変かはよく判る。今日の日経ビジネスではデトロイトの状況を報告している。これと似た記事は、しょっちゅう色々な雑誌で報道されているが、兎に角この自動車でもっていた町は悲惨な状況である。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20090611/197388/
貧困率で34%、失業率は20%を超えている。この数字は、GMの関連会社や自動車の部品会社の倒産そして所謂サービス関連の会社の倒産によりさらに大きくなるのではないかと思われる。日本は、第2四半期より景気が回復しGDPもプラスに戻ると言われているが、ここアメリカではそうはいかないだろう。日本の場合の回復力を支えているのはGDP基準で5%近い政府の経済復興の投資と中国の経済回復に伴う日本より中国への輸出増大であろう。日本にとってラッキーだったのは、いまや中国の存在はアメリカ同様に大きいということである。経済が、さらに悪化を続ける中で本当に医療制度などの改革が出来るんだろうか?これは本当に注目に値する。

2009年6月14日日曜日

医療保険、日米の比較

医療保険は、日本でも問題となっている。自己負担率は36%と高いのが日本の問題とされている。一方、米国では33%なので一見米国の方が安いのかと思われるが、そうではない。年収600-700万円で50歳4人家族の場合、日本では60-70万円の保険料が年間費用となるが、米国では200万円を超える費用を払わされるのが通常である。実際、今回のオバマ大統領の提案が出てきて侃々諤々の議論が始まっている。米国での、所謂Uninsuredつまり無保険者の数は4800万人とも言われるので約3億人の総人口から考えると15%以上つまり6-7人に一人が無保険者となっている。これを変えようというのだから大変である。さらに、今の経済危機で多くの人が職を失っている中、これをどう実施していくのかはさらに大変な問題である。なぜなら、いくつかの米国のレポートが伝えるように、月に150-200ドル、年に1500-2500ドルくらいの保険料を果たして多くの人が払えるかどうかということである。米国は、兎に角消費中毒の社会であり、収入よりも多く使うような文化がこれまでも支配的であった。だから、今回のような経済危機がおきたのである。1500-2500万円の家を買うのになんとゼロダウンPaymentでも良かったわけであり、実際には買えない様な人が家を買い、さらに不動産のバブルもはじけて今回の経済危機となったのであるから。一体、どういった保険が用意されるのか これから注目されるところである。

再び、医療保険

毎週、週末の大統領のメッセージで今週オバマ大統領は、医療保険への取り組みについて説明した。債務は、増えない方法で、この保険制度が改革できる今こそやるべきときだとの事。やはり、彼は演説がすごくうまい。これで草の根運動が出来るというもんだ。世論を味方につけられれば、ひょっとするとこの改革はうまくいくかも知れない。共和党にせよ、民主党にせよいずれかがこの提案を潰すとしたらよほどの理由を考えていないと国民の非難を買う恐れがある。何故なら、医療保険ほど頭が痛いものはないからだ。病気にさえならなければいいのだが、兎に角病院にかかるととんでもなく高くこれがもとで破産状態になった人は多い。安い、現実的な保険制度が出来るといいのだが。
医者や、保険会社が儲け過ぎになっているのでその部分を削るような形を考えているのだろうが、さてその実現はどうなるか?

2009年6月13日土曜日

不況のひどさ

不況の酷さは、自動車業界を見ればよく判る。
http://www.cnn.com/2009/US/06/12/btsc.caron.detroit/index.html?iref=24hours
このCNNなどでも取り上げられているようにデトロイトの離職者%は、すでに23-24%だから4人に1人はもう仕事がない。彼らは、別の町に行くしかないのである。もともとこの自動車産業で有名な町はすたびれていてダウンタウンの方に行くとちょっとやばいような感じもした。市内に住むような白人は極端に減っていたし、壊れた或いはテナントも入っていないビルが相当あったのを覚えている。いまや、Big3はDetroit3と言われるようになってきたし、GMは、GeneralMotorsではなくGovermentMotorsと言われるようになった。これも救済により政府の持っているGM所有株が、50%を超えるからである。この自動車業界の倒産の影響は、さらにディラーそして自動車部品業界へと広がっている。地元では、来期の予算も減らさなければならないので当然市町村の職員の削減も始まっている。ここ1ヶ月あまりでガソリンの価格も急激に上昇しているので、このDetroit3はさらに影響を受けるのではないかと思われる。新型車の人気が高いためトヨタやホンダは、こちらUSにハイブリッドカーを十分な数だけ輸出できないだろうが、これらを欲しがる消費者は多いのではないか?

医療保険

ここUSでは、兎に角医療関係の費用はバカ高い。病院にかかると、施設の費用、治療に要した費用(医者の部分除く)、麻酔科の費用そして医者への費用などがかかってくる。さらに、薬がいるとこれがさらに追加されてくる。会社が、医療保険の費用をサポートしてくれそして順調に仕事もあるとこれらの費用を忘れがちなのだが、無職となると途端にこれらがきつくなる。COBRAなどで入ることも出来るがその費用は、とんでもなく高い。優に月1000ドルを超えてくる(家族4人なら)。これは、会社にいてその約3分の1か4分の1程度しか払っていなかったのでこの費用の負担の大きさが突然わかるということである。アメリカ国民全員に、この医療保険を、これはヒラリークリントンが盛んに述べていた項目であるがいよいよオバマ大統領はこの問題に取り掛かろうとしているようだ。昨日のTVで述べていたのは、アメリカ人は他の国の人の(どの国と比べたのかよく判らないですが)2倍健康なのだが、同時に2倍高い医療コストを払っている(どうやらこの部分は間違い、50%多く払っているということらしいー大統領の週メッセージによると)とのこと。なんだそりゃ?バーガー、そして車でドアからドアというアメリカですので兎に角、肥満の人そして糖尿病にかかっている人は多いです。テキサスが、肥満都市でNo1になって何年もそのポジションを維持できているのも不思議ではないです。何故なら、ここでは兎に角食事に出てくる量は多いですしそれをテキサスサイズと謳い好まれているので。東京サイズでは、けち臭いと思われその店には客は行かないでしょう。さて、このオバマ大統領の挑戦、どうなるんでしょうか?この問題だけは、やらないほうがいいという政治家や経済評論家もおおいですが、なぜならもう破綻しているので元に戻すだけでもかなりのお金がかかるとか。また、医療業界を敵に回すと次の大統領選挙で不利になるとかのようです。

2009年6月12日金曜日

やはり不況はまだまだ続く

やはり、この不況は深刻でまだまだ続くのだろう。もう底を打ったということで日経株価平均は、1万円の大台に戻ってきた。その一方でUS株価は、今日も冴えない展開をしている。今日のUSATodayでは、仕事をなんとか保持している人も大変だと報告している。
http://www.usatoday.com/money/economy/employment/2009-06-11-workweek_N.htm
何百万人もの人が、正社員としての職を求めているがこの不況で先の見通しがはっきりしないこともあり時間給の仕事のほうが圧倒的であり、そういった仕事ではやはり安定した生活は送れないためそれが経済の復活にもつながってこないといった連鎖になっているようだ。また、この時間給による仕事も、従来に比べると週当たりの平均勤務時間が経済の悪化に伴い減っているので結局、手取りベースでの給与が落ち込んでいて大変だということである。

大統領のサイン

やはり、これは典型的なアメリカ。昨日の健康保険に関するどこかのタウンミーティングにある親が子供を連れてきていた。でもその日が学校の期末でしかも最後の半日登校の日であったために学校をサボってきていたことになる。それを知ったオバマ大統領は、それは問題だ。自分が彼女がこのミーティングに参加していたことをちゃんと証明するから、彼女の名前を言えといった。オバマ大統領は、学校の先生にと書き、彼女は自分と一緒にいると一筆書いたということである。ここアメリカでは、こういった証明は良く求められる。例えば、歯医者に行くために学校を抜けないといかれないときにもその歯医者での証明が求められるのである。この証明を学校に持っていかないと無断で学校を休んだといったカウントをされてしまうのである。オバマ大統領から、この手書きの証明を貰った少女は、たぶん休んだということにならずに済んだはずである。もちろん学校で、すごいヒロインになったはずである。何故ならその紙を手渡すため大統領が近づき、彼女もテレビに映ったのであるから。

http://www.npr.org/blogs/thetwo-way/2009/06/hes_really_awesome_girl_with_p.html
どうやらもう3000件近い記事がネットでは流れ始めている。すごいことである。ひょっとするとこの紙切れも額に入れられ将来大統領記念館に展示されるかも?

やはり結構時間がかかる

やっとまた一つ、面接スケジュールが確定した。ホテルの手配、飛行機の手配と今週は色々な雑用もこなした。さて来週のこの会社での、可能性は?それにしてもやはり、結構時間がかかるものである。この会社だって始めて接触してこうなったのではない。一度電話でのやり取りが4月にもあったのである。それが突然採用凍結で、接触がなくなったのでもうチャンスはないと思っていた。それがまた、今週突然に復活なのである。
でも、まだここで決まりということではないので今週も他の会社への応募を続けている。人材会社もまた連絡してきて応募しないかといったことを言ってくる。そりゃもちろん、求職が出されているなら応募してくださいそれが私からの返事である。採用凍結がもう終わっているのなら。今週の変化は、こちらUSで起きた。かなり大きなグローバルの会社で採用がまた始まったのである。さてどうなることやら。

2009年6月11日木曜日

景気刺激策

日本でも各家庭に1-2万円ずつ景気刺激の為のお金がばら撒かれたように、こちらUSでも非雇用となった労働者にはオバマ政権から少しだが景気刺激の為のお金がもらえる。こちらでは雇用保険に上乗せの形で1週間に25ドルなので月当たりに換算すると100ドル、約1万円となる。収入のないわが身としては、何でも貰える物は有難いのだが来年の税金の申請がどんなに複雑になるのかまったく判らない。今からそんなこと考える必要はないのだが、なんせ次の仕事も決まってないから。不景気となったときの刺激策は、なかなか難しいだろう。ブッシュ政権の時にも、何百ドルかの配布があった。あの時は結構大きかったように思うが、その大部分は貯蓄に回ったようである。ここUSでもそうであるから非常に保守的な日本では、危機が起きるとやはり身構えて貯蓄に励むだろうからいくら税金を還付してもそれが消費に回っていくという図式にはなかなかならないようである。台湾がやったように、最初から商品券のようにしてしまえば買い物という形で使うんだろうが。

健全財政

毎日新聞が、10日付け社説で健全財政化の為には抜本的な歳入歳出の見直しが必要で、自民党が政権をこのまま取ろうとも或いは社民党が取ろうともこの問題に早急に対応することが必要と述べている。
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20090610ddm005070080000c.html
これは、私が考えていることと同じである。これは、タダ単に日本の内部の問題であったらまだいいのだが、世界がそして金融業界がこれに反応して動き始めたら大変な状況になるのである。この恐ろしさが今の政府には判っていないのではないか。実際起きてから、政府で議論したりその対応を協議しているような時間軸では遅すぎる。日本の動きの遅さは、色々な対応の仕方、行動計画の実施などを見れば明らかであるから。選挙で勝てるかどうか、そんなことを考えているようでは国家の大計は決められないし実行できないだろう。財政の均衡化も出来ない政府が、社会保障やその他の問題を解決できるとも思えない。対応も出来ないような国であれば、もう沈んでいくだけの国なのかも。国家戦略のない、のほほんとした日本らしいと言えばそういった方向に行きつつあるのかも。

2009年6月10日水曜日

消費税、そして債務残高

また、いろいろなばかげた議論が始まっているようだ。今年の骨太は、わずかに10頁とのこと。そして2015年には、消費税は15%?などなど。様々な提案、試算がネット上を飛び交っている。あれだけ債務残高がある日本が、15兆円もの経済対策をやるんだから借金が増えるのはあたりまえ。景気も良くなっていないのに、税が増えるはずもなしつまり収入がないのにどんどん使うだけなんだからそりゃ借金も増えるでしょう。毎年毎年、その歳出のうち3分の1、か4分の1もの金額を国債の償還に使っているような国がどんどんお金を使って景気対策もないもんだ。やはり、知恵を絞ることのできない役人、そして痛みを感じたくない人たちがやりそうなことだ。高齢化が進み、中国のような高いGDPも絶対達成することがない日本でやれることそれは、まず小さな政府とすること。国家公務員だって今年、来年は民間企業と同じで10-20%の給与ボーナスカットなどをすべきだ。さらに、毎年、歳出を減らすようなアイデアを募ってそれらを実行すべきである。毎年、各分野に歳出を増やすような国家財政の運営が出来るのは中国やインドぐらいではないか?つまり、今どんどん伸びている所謂新興国家だけだろう。また、情けないのは責任感のない民主党は今後3-4年間は、今の経済の状況を考え消費税の増大などの議論をすべきでないなどと言っているということだ。たぶん、円ドルの交換レート、そして国債がある日突然未達となって初めて、その影響の大きさに驚きあわてふためく国家であろうか、日本は?そんなことが起きればどんなに悲惨な状況が起きてくることか、よく考えて行動すべきときなのだがリーダー不在の能天気日本では どうしようもないようだ。15年に消費税15%なら もう来年2010年には、7-10%にはなっていないとだめなのだが。ちなみに今、自分が住んでいるテキサスでは、消費税はすでに8.25%である!

不景気は、本当に底に達したか?

今回の不景気は、もう底に達したので非就職者の数も頭打ち状態になってきたというようなニュースがにぎやかである。その一方で、更に職を失う人も多くいる。http://www.bizjournals.com/denver/stories/2009/06/08/daily27.html
これは、クライスラーの倒産に伴うディラーの閉鎖が続きBlackTuesday(今日)となったものである。クライスラーだけでなく、GMも同様に閉鎖を宣言しているからこの記事のコロラドでは、約30軒ものディラーが閉鎖となる訳で当然各ディラーは10-20人くらいの人を雇っているから300-600人の人が職を失ったことになる。クライスラーは、790軒くらいのディラーを切ると発表しているからこういったことは引き続き別の州でも起きてくる。こういった記事を見るとやはり本当に不景気が底をついたといえるのかどうかまだまだ疑問である。

2009年6月9日火曜日

久しぶりに再就職の話題

遅々として再就職に向けての活動は、進まないのだが、面白い?ことにこれには、波がある。確か2週ほど前の週は最悪の週であった。兎に角何かの職に応募していないと前には進まないのであるから週に何件かの求人情報を見つけてきては応募するのである。しかし、この返事がなかなか来ない。だめなら、早く返事してもらえれば次に移れるのであるが。この週は、それまでなかなか来なかった返事が一気に来たような週だった。5-6件であったが兎に角、すべてと言って良いほど年齢ではじかれていたようである。USでは、年齢で差別してはならないので、これが不採用の理由であってはならない。しかし、その週の中にはUSの会社も入っていた。はっきりとそれが理由になっていない場合であっても、人材会社がそれを嗅ぎ取って教えてくれるので判る場合も多い。日本の典型的な会社では年齢構成を気にしているのがよく判る。業績連動の給与体系だとかに移り、さらに若い世代にも管理職の権限を与えるようにしていっていてもやはり年功ベースの社会というか文化を無視は出来ないからであろう。また、採用する側でちょっと躊躇するのは、私のような国際的なというかグローバルリーダーの経験者を使いこなせるようなBossがまたいないということもあろう。(これは、特に典型的な日本の会社である)最近は、経済危機の悪化を逆手に取り今こそ打って出るチャンスと買収し、欧米の会社を買う日本の会社も多いのだがやはり国際化にあった人材がいる会社はすくないようだ。これはやはり日本という島国のせいかも知れない。また、やはり日本に於ける話せない英語教育のせいであろう。

くだらない物を作るのも日本

”アニメの殿堂”を作る、作らないでもめている日本である。ハコモノ、そしてたぶん天下りの場所のひとつとなるんであろうが、これに約110億円を超えるお金を投じて作るというからすごい無駄遣いである。さすが日本といえよう。アニメは、日本が世界に向けて発信している文化なのでこれにお金を!しかもそれを今の不況を吹き飛ばす起爆剤としたい?というからすごい。そんな投資がどうやって経済活性化になるんだろうか?ただの税金の無駄遣いじゃないかと自分は思う。すごい技術開発をやってのけるのも日本だが、こんなくだらないことをやるのも日本である。
漢字検定にしても、その運営団体で管理職の立場にある親子がそろって税金から金を横領していたようなものである。結局、日本の政府が管理監督する法人や団体の組織事態は何十年経ってもかわっていないのではないかと思える。債務残高の問題と同じであり、どんどん国債という形で借金を作り将来の若い世代にそれを払ってもらおうといった姿勢である。日米で見ていてはっきり差が出るのは、こういった政治その他の大人と子供のような違いである。アメリカですべてがすばらしいとは思わないのだが、あのオバマ大統領を選ぶという大胆な決断を出来る文化、あれはやはりアメリカであろう。何年経っても新しい政党や首相が出てこないし実行力もない日本のリーダーとはやはり違う。問題が山積していても次々に手を打ってやっているし、その状況を逐次インターネットで公開していっている。これはやはり新しいタイプの大統領といえよう。日本は、依然として先進国の中での経済力の観点からは大きな国なのであるが、政治力という観点からはやはりしょうもない小さな国なのかも知れない。残念ながらこれは、もう何十年も変わらない。

日本の債務残高

日本政府が、今月末までに纏める予定の経済財政改革の中身が明らかになってきた。でも、国土地法の債務残高を2010年代半ばに”安定化”させ2020年代初めに引き下げるようにするなどと言っていて出来るはずがない。もう、日本の債務残高は先進国の中で最悪GDP比ですでに170%を超えているんだから。こんな国はどこにもない。やる気もなければ、出来ないのに文章だけこねくり回しているというのが日本の政治である。本気でやるためには、国会議員、国家公務員・地方公務員などの関係者全員のボーナスなどを削減目標とリンクさせるべきである。出来なきゃボーナスを減らせばいいのである。だってそれは国民の税金、会社の税金から彼らに払われているんだから。2年毎とせず、1年毎にはっきりとした目標を立てさせて出費の削減とこの債務の削減も同時にやっていくべきだろう。国民が、この景気で解雇になったり、給与が下がっているというのに公務員はそういった痛みもわかってないようである。だから、こういった債務についてははっきりと業績との連動を取りボーナスに反映させると良いであろう。あるところまで達成できれば、さらに違う数値の目標と連動させればいいわけでこういったやり方は今の会社ではいろんな会社がやっていることだ。
いくら待っていても日本の債務は減らないだろう、そして日本は世界の中でやがて消え去っていくのかも知れない。国家戦略も何もないのんきな国だから。

オバマ大統領の政策

オバマ大統領が、この夏に60万人が職に就けるように仕事を創出するべくその法律や実施方法を議論し始めたと今日のニュースが伝えている。これは、日本でもよくやるばら撒き方の経済刺激策である。公共事業とかそういった類であるので短期的にはたぶん効果があるだろうけど(まあ、1-2ヶ月給与をもらえるような土木作業につける)長期的にはまったく意味をなさないと思われる。なぜならずっと雇用が保証されるとか正社員としての職ではないからである。
GMやクライスラーが、倒産となり数万人が職を失いつつある。また、閉鎖を余儀なくされているディラーでも首切りがどんどん進んでいるので今月来月の非雇用者数は、かなりあがるのではないかという予想もある。景気は、底を打ったというニュースもある一方それはない、もっと悲惨な状況は続くといった見方もある。いずれにせよ、まだまだこの不況の先は長い。また、私の職探しの旅もまだまだこれから続く。

2009年6月7日日曜日

テキサス良い所、悪い所

テキサス、大きなのがいい、なんでも大きなものであれば良いというような感じ。これが困る。肥満でNo1の州になったように、テキサスは太った人が多い関係もあり車もテキサスエディションがある。兎に角大きなトラックが道路では幅を利かせている。ガソリンが今一度高くなってくれればトラックが減るんだけど。昨日の映画館で買った飲み物、このサイズも半端じゃなかった。大きすぎて3分の1も飲まずに終わった。映画館とくればポップコーンを買う、これもほとんどの人が買うのは最大のバケツ見たいなサイズ。我が家は、最も小さいサイズにしたのに結局残してもって帰ることとなった。なんだか、悪い所ばかり述べているようだが、いいのはやはり安くておいしい肉かな。でも買うときに気をつけて買わないとただ肉というだけで味がない。というか、おいしくない肉もあるので注意。BBQこれは、おいしい店が何件もある。これが、結構な量であるにもかかわらず、安い!
テキサスに限ったことではないが、牛乳やオレンジジュースこのサイズはハーフガロンつまり、約2l近いから重たい。やはり、大きな体を鍛えるべくこういった食べ物にしても大きいのである!アメリカに来て思ったのは、まともに出された料理とかを全部毎回食べていたらそりゃ太って当たり前と言う事。そうそう良くないのは、ハリケーン、そしてこの田舎はメキシコ湾に近いので雨が降った後にでる一杯の蚊これらは良くない。いいのは、やはり広い道路、どこまでも続く道路。なんといってもかなり西のほうに行かない限り山もない、これがテキサス。夏が暑い夏が好きな人はここテキサスは最高、何故なら8-9ヶ月は夏だから。Tシャツ、半ズボンで過ごせますだから衣料品も節約出来ます。だてGAPなどで安いGパン買ってくればいいんだから。もう延々続きそうなので今日はこれでストップ。

失業率、日本

日本での失業率が5%に達し、350万人近くの人が職を求めているというニュースが流れてきた。アメリカ側では9%強、1300-1400万人が職がない状況だからかなりの相関はあるだろう。日本は約1億人、対するアメリカの人口は約3億ちょっとであるから。
ここで失業して毎日を自宅で過ごしていると、メキシコ人が陽気に働いているのがよく判る。彼らは、芝刈り、そして屋根の交換修理で忙しくて大変のようである。彼らを首にするような人はいない、なぜなら代替となるような人やその他がないから。だから、彼らは強い特にこういった不況下では。一方、一般的なマネジャーをやっていた白人は?今は、大変なぜなら中間管理職やマネジャーなどがどんどん解雇となっているので。時給ベースで工場で働いていた人も大変である、何故なら稼働率ががたがたとなり工場閉鎖などとなっているから。
日本での悲惨な状況は、インターネットのブログなどからもよく判る。20-30件の求職ではいまや職につくことなど不可能である。また、若ければ可能性はあるが、40代後半或いは50代となるとほとんど職に就くことなど不可能である。まあ、その状況は自分にも当たっているのでよく判るが。

2009年6月6日土曜日

相反する数字と情報

この不況下では、色々な情報が飛び交い人々はそれで一喜一憂するのである。労働人数としてはまだ減っているがその減り方が、急激ではなくなった、つまり所謂ボトムに近づいてきているという見方。その一方、非雇用者%が9.4%近くまで達したという悲劇的な数字もある。
そして、そういった状況にも関わらず教育や医療の分野では人が足らなくて困っているということで教育では2万人が更に採用されたといったニュースもある。ところが、その一方でローカルの新聞ではもう来年というかこの9月つまり新学期からの予算がかなり厳しいので(これだけの不況だから当然税収は落ち込むので)教師は30人削減でいくしかないといった決定を報じている。一体どういった状況でどれが本当なのか?よく判らない、でも確実に税収入は減っておりそれに見合った市町村の予算編成にすべきなのであろう。あのアーノルドシュワルツネッガーのCAでは、もう州の予算が完全に破綻している。お金を借りるために連邦政府に借用証書の保証をしてくれと頼んでいるようだ。(お金を貸してくれとかくれとはいってないようである。ただ彼らは、金利負担を軽くしたいようである)我々も解雇となりこの小さな町を去る日が段々と近づいてくる。実際、500人以上の人がここでも職を失ったわけなので(この自分のCourtでも3人いるわけだし)この大部分の人は、この夏休みに引っ越して新しい場所に行くであろう。昨日で学校も終わり、夏休みに入っただからもう行き先が決まっている(つまり次の職が決まっている人は)人は引越しの始まりである。どれだけの人が動くか知らないがわずかに2万人程しかいない田舎では、500人は大きいであろう。少なくとも1000-2000人はいなくなるのであろうから。当然、それだけ税金も減るし、教師だっていらなくなる。

勉強というか応募した会社の研究

なかなか面接まで或いは電話でのインタビューといった段階まで行く機会も少ないのだが、そういったケースに備えて勉強はしておかないとと考え一生懸命応募した会社の資料を読むようにしている。その一方で、不採用の連絡も来るのでこういった勉強はあっという間に無駄なものとなってしまう。最近も応募した後よくその会社を見ていると、こりゃだめだなといったケースがあった。その会社は、こういった研究というか事業をさらに展開して売り上げを拡大したいというのが採用の前提だったのだが、よく調べていくと自分にはそういった戦略ではまったく無駄のような気がした。というのは、競合する製品分野での知識が自分にはあったのでそれからもピンとくるものはあったのだが。それ以外にあまりにも利益性が低い事業部であったので立て直しというかリストラがいるような事業であった。実際、4-5年前にそういった必要性を投資家やアナリストにも説明しこういった経営の数字を追っかけていきますと発表しているではないか。では、その成果は?というと全く改善の兆しもなしというやつである。そんな会社ではちょっと改革もやれないだろう。実際、その某会社では採用担当の人事は、自分を売り込んでくれたようである。たぶんその方は私がある意味でChangAgentになりそうだったからではないか?私自身がやってきた仕事の成果を見ると新規事業の立ち上げといったもの以外に、不採算事業を改革し黒字化、成長の限界が見えた事業での新しい事業戦略の展開といったことを手がけているからだ。でも、その方が売り込んでくれたが、採用をする事業部側では年齢とかを理由に断ってきた。まあ同じ部長格の方からみると採用したりしたら逆にやりにくいということのようだ。単に年齢だけで断られるという以外に、いい経歴をもっているとまたシニアのポジションの取り合いといった出世ゲームもあるので採用してもらえないと言う別のケースもあるということである。いや、世の中簡単ではない。

2009年6月5日金曜日

職につけない

職につけないアメリカ人の数は今、13-14百万人と言われる。一方、今日日本の北九州市で生活保護を受けられずに39歳の人が死んだとニュースが伝えた。確かに今の不況は、大変深刻でまだ続くであろう。しかし、ここアメリカでは教会や他の慈善団体の活動が盛んで生活に苦しんでいる人に食べ物や或いは医療を施す活動が行われている。寄付が当然のごとく行われているのがアメリカである。日本では、こうはならないであろう。先進国と言われながら、貧困率も高いのがこの両国である。OECDによれば、先進国と言われる国の中でアメリカそして日本の貧困率は、非常に高く15-18%となっている。これが、政府にはっきりと理解されそれを改善すべく何か政策としてなされているのだろうか?
http://www.secondharvestjapan.org/index.php/jpn_home
セカンドハーベストジャパンなどが、不要となった食べ物(というか所謂、品質保持期限となり店の棚から処分される食料品)を回収して生活困窮者に渡すという活動をしている。都会では、本当に無駄となる食べ物は多いだろう、これが何とかこういった生活困窮者に配られればいいのだが。残念ながらこういった活動を主として展開しているのは日本人ではない。上のセカンドハーベストの場合でもアメリカ人である。日本人は、支えあういったような活動をすべきであろうがどうも島国に育ったせいかそういったよい文化はまだなさそうである。

おかしな動きのあった週

GMの倒産そしてそのEU部門のOpel などの売却といったことが次々に起きた今週、自分の職探しにも色々なことが起きた。先週は、歳を判断にした採用不採用ばかりであったが、今週の動きはすこしおかしな動きであった。詳細は、書けないのだがある会社は面談してくれるようである。どこの会社も採用凍結であったのでこれはいいニュースである。でもこれまでの経緯もあるのでいったいどうなるのやらまだまだわからない。

今週で次男の高校も終わり。なんともう夏休みに。これはきつい。おやじがまだ一生懸命職探し中で
子供はもう夏休み。6月なのにである。ここテキサスの夏は暑いだから夏休みも長く、6月から8月の半ばまでである。どこかの活動に(3-4日とか一週間のスポーツプログラム)入れてやりたいけどその費用もすごいので職のない今はちょっときつい。(これが何十万円もするので)無理ではないけどまだ先の見えない求職活動中なので、兎に角いろんな出費を抑えておきたい。今日は、電話会社に連絡してもっと安くしたいといったらなんとあるではないか、契約内容の見直しでUS$30-40も安くなった。インターネットの速度をもっとあげるべく結局月々US$5さらに払うことにもしたけど。これから90-100Fという暑い夏がやってくる。早く次の職をそして引越しをしないと?どこに行くかまだわからないけど。さて日本かアメリカの何処か別の州か。

2009年6月4日木曜日

新しい雇用に関する数字

新しい雇用に関する数字が発表となった。解雇されていた人が、15,000人減って674万人となったというものだ。つまり、15000人は何らかの仕事に就けたという事。ということは、ちょっとは景気が良くなっているのか?不景気となっても儲かる、いや不景気だからこそより多くの人が買いに来て儲かるのがWallMartである。今年は、22,000人の新規採用を行い100箇所以上の新しい店を開くとの事。5月の雇用保険申請者は52万人ということだったので少しはこういった大会社の雇用で救われると言うことか。
自分はというと、やはり年齢のせいで苦戦が続くようである。シニアポジションでの求人がもともと少ないということ。そして経歴的には良かったりすると逆にそれを気にして採用したがらない会社も多いのである。いや、世の中簡単じゃない。

まるで大人と子供の違い

日米の経済への取り組みそして財政再建への取り組みを見ているとまるで大人と子供の差があるかのようだ。15兆円ものお金を使い経済を再建しますと言うのは、いいんだろうがもう真っ赤の財政再建の見通しはまったくない日本。一方、すごい税金を投入し銀行そして自動車業界を立て直しているアメリカは同時にあと4-5年でこの財政赤字についても半減させると目標をはっきりとさせている。日本の方は、世界で最悪と言われる財政赤字(GDPの160%にも相当)を抱えながら10-20年かかりますといった具合で見通しもなにもまったくない。まあ、年金にしてもあんないい加減だった国なのでその程度かも知れない。
アメリカのすごいところは、働いて一年もすればSocial Securityのオフィスから、あなたはいくら社会保険を納めたこれからさらに働き何ポイントためれば年金がもらえますよとちゃんと資料を送ってくるのである。社会保険番号SSNが、やはり割り当てられていてこれをちゃんと管理しているからであろう。どっかの国のようにいまだに国民総背番号制はけしからんとか色々言っているだけで何にも出来ない国とは大違いである。つい1-2年前までいったいいくら年金をとられ自分が60-65歳になったらいくら年金もらえるのかも判らないような国のシステムであったのだからいったいどういう風に国民の税金を使い国を運営しているんだか ひどい国である日本は。財政を立て直すといっているアメリカであるので財源は当然必要となる、だから25万ドルを超える年収を貰っている人の税金は上がるとはっきりオバマはいっている。さらに、これまで50万ドルを超える所得があった(これは驚き!)農業関係の労働者に付与されていた税控除の特典がなくなるとのこと。そりゃなくして当然。そんなに儲けているんなら。

2009年6月3日水曜日

悲しいね 技術屋は

技術バックグランドの求職者は、やはり厳しい。今日、久しぶりに何件か新しい技術の仕事の応募がでているんじゃないかとTechLadderのデータベースを見た。なんと1-2件のみ(テキサスで条件を絞ってみて)自分が働いてきた分野でこのテキサスという条件でこれだけしかかからないということは、そうアメリカ全体で見ても自分の専門としてきた分野での職はほとんどないということ!自動車業界が破綻したのも大きい。自分は、自動車の市場担当でなかったが自動車事業部がかなりのリストラとなりかなりの研究員が職を失ったのは知っているから。GMの倒産が、ディラーや部品業界そして材料の業界にまで影響を及ぼしていっている。これは、やはり否定しがたい現実である。LouがTVで盛んにハマーの売り先の会社を共産主義の国の会社と言っていたが、今やGM=Gov.Motorsと言われているのでこの状態は共産主義と変わりないのではと思う。(そもそも国が60%持っているんだから しかもカナダの10%ちょっとを加えればなんと70%のGMの株をを2つの国で持っているんだから)ただただ早くCapter11からGMが抜け出し、景気も良くなることを願うばかりである。そうでないと求職者がいくら仕事を探していても ないのだから今は。採用凍結がいつになると解除となるのか?早く なるといいのだけど。

アメリカでも孟母三遷

高校でちょっと思い出したことがあるのでメモの形でここに残しておこうと思う。というのは、アメリカでも所謂孟母三遷があるということだ。前の会社で組織が変更となり、研究開発に新しいリーダーがテキサス州外から来た。その人が時々地元の学校のレベルのことを話していたのは覚えていてしかも、レベルが低いから困ると言うようなことを言っていた。しかし、その時は、その人はこの田舎町(ヒューストンから更に1時間もドライブして南下したガルフに近い)に住んではいなくてヒューストンだったのでまだましな学校区域にいるようなことを言っていた。しかしその人が突然会社を辞めたしかもそれが子供の教育のためだと聞きびっくりした。つまり、あのヒューストン地域にいてもまだ教育レベルが低くてだめだと言って会社を変えたのだから。いや、これこそ孟母三遷、こちらアメリカ版である。ちなみにこの人はもちろん典型的なアメリカ人ではない。アジア系のアメリカ人ということ、これもまたうなづけるであろう。

6月 卒業式のシーズン

アメリカでは、9月に学期が始まり6月に終わる。そう6月は卒業のシーズンなのである。それと同時にこの時期にはテストが続く。ここテキサスではTAKSというアセスメントテストが学業成績を見るために行われるのだがこれは最低限の知識レベルを問うのでこれに合格しないと高校卒業証書がもらえなかったりする。だから今年は、テストのスコアがどうだったとかどこかの高校では卒業のセレモニーに出られない生徒が何人だとかが新聞でよく書かれる。日本と異なり、ここでは全員高校に行かないといけない。しかも有名なNoChildBehind Programというのがあり兎に角全員をテストに通らせ卒業させろという感じでしかも先生のボーナスがこのTAKSの成績と連動している場合も往々にしてあるのでこの試験前には 練習のようなことをよくやるらしい。やはり、全員を(普通)高校にというコンセプトは無理があると思う。日本のように、商業科や工業科といった高校を作ってもいいと思うのだがそれがここアメリカにはない。
テキサスでは、さらに面白い制度として10%ルールというのがあり、個々の高校でトップ10%の学業成績で卒業できたら州内にある公立の大学なら無条件で入学が許可されるのだ。当然、高校にもランクがあるのでランクの高い高校で10%に入るのとランクが低い高校で入るのでは全然意味が違うと思うのだが、これが同じように扱われるのである。これがあるために高校では、所謂Advancedの授業をなるべく避けたり(そうすることで難しい科目を取らなくて済むので成績を高く保てる)する学生が出てくる。うちの長男なんかは、こういった点をまったく気にしないで自分の好きな科目をどんどん取りにいったりしたもんだから田舎の学校であるにも関わらず成績が何ポイントか下がってしまった。そうするとこういった戦略をとっているほかの学生より 0.0xxポイントの差でもって順位を何番か下げてしまうようになってしまうのである。いやはや、ばかげたランキングである。難しい科目を取った学生に対しての考慮というかそういったものがまったく配慮されていないシステムなのである。でもこのランキングが後々 大学の応募の際に効いてくるので高得点をキープするように必死でやる学生も多いようである。なぜなら州内にとどまりたければ、それで十分だから。所謂アイビーリーグといわれるような大学にいくとか州外にでようとするとSATという日本の共通一次のような試験を受ける必要がある。この点により大学側では学生を評価するのである。ただ試験だけではなく、ここアメリカではどんな活動をしてきたか(オーケストラやバンド、さらにスポーツ)どんなボランティアをやったかなどいろいろな点をみるので学業だけでいい大学にということは出来ない。