2009年7月20日月曜日

Whale War

動物チャンネルで、Whale Warを放映していた。もちろんこれは、日本の捕鯨船に対して戦っている(?)グリーンピースとかもっと攻撃的といわれるSeaShepherd号を写しているものであり、報道は当然捕鯨禁止を訴えているアメリカ側というかグリーンピースなどの立場に立ったものである。このやりあいももうかなり長い。1-2年前には確か衝突事故も起きたはずである。兎に角、いかに日本人が卑劣なやり方でグリーンピースの活動に対抗しているか、人に対して攻撃しているかと報道するのである。
日本からすると、捕鯨は日本古来の文化であったわけで(今となっては、鯨から栄養を取るとかそういった必要はないわけだが)これを守り抜きたいのだろうが。しかし、ボルトナットなどをグリーンピースの船員に対して投げるなどといった状況が撮影されてしまうとやはりまずいような気がする。兎に角、人に対して危害を加えようとするのでなく、進行を妨害する船に対して何らかの有効な処置を加えるべきだろう。グリーンピースやShepherdなどもやり方をなかなか考えていると思ったのは、小さなボートで日本の調査捕鯨船に立ち向かっていくような形での映像を流し、ヒーロー的な感情を訴えている点である。こういった受けを狙うことで更なる寄付金の獲得を目指しているのであろう。
日本では、もう10人に1人以下の人しか鯨を食べないので(実際私も食べたことはあるが、決してすごくうまいといったものではない)本当に捕鯨活動が必要かどうか考えるときに来ている気がする。文化的な維持は必要であろうが。この捕鯨に関する限り、何らかの合意が得られるとは思えないが。

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