日本は、今 来月の選挙へ向けてこういった論説が盛んになされている。
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20090725k0000m070142000c.html
世界的な流れを見ると、アジアを中心として世界の経済の成長も続くのだろう。アメリカから離れアジアの中で中心的なリーダーとなり引っ張っていくような役割が出来るものなら、それをやったほうがいいのは明らかである。その一方で自分が思うのは、そういったことを出来る政治家や官僚はいるのかなと思う。地元との癒着などにもからんだ政治献金で悪く言われる佐藤栄作であるが、ああいったどでかい存在の政治家がやはり必要だ。日本列島改造論は、負の遺産を残したとよく言われるが、ああいった国家のVisionを示せる政治家はあまりいない。多額の国家負債を抱え、社会保障もどうなるのかわからない国に未来はあるのか?一方、国際化に伴い、年収もあがらないようなサラリーマンはどうやって生活していくのか?企業は、さらに海外での展開を進めざるを得ない状況で職は、海外に動いていく。では、国内の活性化はどうするのか?
選挙には落ちたが、今こうした問題で真剣に様々な案を考え提案しているのは大前研一だけのような気もする。残念なのは、彼がもし当選してもスーパースター一人だけでは組織が動かないことだ。そういう意味では、日本の政治は世襲制のような形があり、いまだに2流、3流のままで進歩がない。その進歩がないのは、自分を含む投票者ももちろん悪いのだが。
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