アメリカで景気が悪くなると、当然皆財布の紐を締めてなるべくお金を節約しようとする。すると当然安いものを求めてあちこちに買いに行くようになる。こういった状況で俄然強さを発揮するのは、やはりWallMartである。安かろう悪かろう、といった傾向があるがやはりこの店の値段の安さはダントツである。肉類はあんまりおいしくないので我が家は、WallMartで買わないのだが、いろいろな物がかなり安い。また、ここアメリカでは、新聞のチラシに同封されてくる所謂クーポンを集めておくことが重要である。これがあるとないではUS$3-4も支払いの際に違ってくる。さらに会員制の店、例えばKrogerなどでは会員になっておくことで何ドルか安くなるのである。
さて、これだけ景気が悪くなると良く売れるものがある。これが”スパム”という缶詰である。(SPAM)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%91%E3%83%A0
迷惑メールでも使われるスパムというやつである。このハムというか、どこかの部分の肉と言うかは栄養の点でもいいと言うことで推奨されるのである(安いので)。ハリケーンが、テキサスに来たとき確か我が家でも3-4日停電が続き大変苦労して生活した思い出がある。このとき非常食の配給のようなものをもらったがやはりスパムからつくったようなソーセージであった。
日本から、カップラーメンというか丸ちゃんのような商品も入ってきておりこちらアメリカでも買うことが出来る。また、こういったものの値段はかなり安いのでこういった食べ物でやりくりしている人もいまや多いのではないかと思う。
2009年5月23日土曜日
メロンにとんでもないお金を払う日本人?
今日は、こちらUSの人から見た日本人の事。英語を教えてもらっていた先生が、読んだ記事でびっくりしたとの事で、夕張メロンについた値段のことを書いてきた。メロン2個に50万円、つまりUS$5000である。もちろんこれは、所謂初物取引に関わるご祝儀価格なのだが、これがこちらの人には判らない。日本人は皆こんなに高いお金を払ってメロンを買ってるといきなり勘違いするのだ。もちろんそんな値段だったら私も買えないが。さらに、去年の値段もその英文記事には出ていたらしくて250万円の数字も文章の中に入っていた。これは、初物の取引でのことでCeleberateを或いは期待を込めてこういった値段をつけるんだよ、しかもその日は60-70個のメロンしかなかったんだからと説明してやっとわかってもらえた。日本では、メロンは高級品なのでそんなに食べないんだ、そして価格は US$50-100つまり5000円から1万円くらいが相場だろうと説明してやっと納得の様子。いや面白いE mailのやり取りである。
確か、先週Krogerでうちが買ったメロン(こちらでいうメロンはちょっと日本のものとは違うけど)は、US$1.50ぐらいだったような気がした。食べ物は、やはり日本では高くつくけどそれはしょうがないだろう。そういえば、こちらで牛乳を買うと、これがガロン単位なのだが、今はUS$1.99ぐらいが特売品なのだ。でも我が家は、絶対にこういったグレードを買わない。私が職なしになった今も(必死で節約してるにも関わらず)なぜなら、水で薄めてあるのかどういうわけか判らないが、とんでもなくまずいのだ。我が家の牛乳の標準品は今もOrganicブランド、そしてこれはガロン単位で、なんとUS$3.50くらいするのである。(これを米国の友人に話すと、彼らはびっくりする。なぜなら彼らはUS$1.99の味になじんでるから倍近い値段を払うなんて信じられないのである -でもこれらの牛乳の味にはすごい差があるのである)
確か、先週Krogerでうちが買ったメロン(こちらでいうメロンはちょっと日本のものとは違うけど)は、US$1.50ぐらいだったような気がした。食べ物は、やはり日本では高くつくけどそれはしょうがないだろう。そういえば、こちらで牛乳を買うと、これがガロン単位なのだが、今はUS$1.99ぐらいが特売品なのだ。でも我が家は、絶対にこういったグレードを買わない。私が職なしになった今も(必死で節約してるにも関わらず)なぜなら、水で薄めてあるのかどういうわけか判らないが、とんでもなくまずいのだ。我が家の牛乳の標準品は今もOrganicブランド、そしてこれはガロン単位で、なんとUS$3.50くらいするのである。(これを米国の友人に話すと、彼らはびっくりする。なぜなら彼らはUS$1.99の味になじんでるから倍近い値段を払うなんて信じられないのである -でもこれらの牛乳の味にはすごい差があるのである)
2009年5月22日金曜日
何度も転職、或いはアルバイト?
転職或いは再就職しようとしている人のブログを見ていると、かなりの人がアルバイトもやって食いつないでいっているのが判ります。その何人かは、1-2週間働いた後また次の職にといった感じで次の職に動いていっているようです。こういった人たちは、自分と違うんだと思います。自分の場合、やはり専門性を生かしたい或いは生かせるようにと職を絞ってますから、採用の幅も当然かなり狭いものとなってますしその中でも営業経験があるから、ないからと更に制限されている職をチェックしているからです。製造業の中では、外資系による自動車関連の仕事はまだあるようです。また、製薬や化粧品さらに農薬関連が動いているのは判ります。しかし、自分の関連の分野はやはり2件とか3件の求人があるだけのようでこれはかなり厳しい状況です。
4月には、欧州の会社のHRから頼まれたとしてこちらUSの会社から電話がかかりインタビューも来てたけど今月はまったく音沙汰なし。日本の会社の方は、依然として書類審査ばかりでどうなっているんだか。これもまったく判らない状況。何時になれば動くのやら。
4月には、欧州の会社のHRから頼まれたとしてこちらUSの会社から電話がかかりインタビューも来てたけど今月はまったく音沙汰なし。日本の会社の方は、依然として書類審査ばかりでどうなっているんだか。これもまったく判らない状況。何時になれば動くのやら。
なんでそんなこと聞かれるの?
今日、妻がいつも通り英語の勉強をさせてもらっているじいちゃんの家にいくとまた、聞かれたそうで、”金を貸してあげようか?大丈夫か?”との事。もう3ヶ月間、まったく収入のない私達に気を使ってくれたという訳であるが、やはりここアメリカでは失職するとすぐに家のローンその他に困りForeclosureとなるので心配してくれているようである。同じような質問を別の人からも受けたことがある。実際、うちの長男はまだ私立大学(別の州の大学の寮)にいるわけでその費用も馬鹿高い。200-300万円じゃぜんぜん足りないのだから。これをなんとかやりくりして尚且つ自分たちのテキサスの家のやりくりもしているのである。いやすごい生活を送っているものだ。これだけじゃなく、実は日本にあるマンションもいまだに売らないでこれも管理していると言ったら皆びっくりするだろう。ここは、賃貸にして貸しているのだが、少しだけまだローンが残っている。この金額は大したことはないのだが、貸していても結局そんなに儲かっていないのは確かである。なぜなら固定資産税その他もあるから。いつか日本に帰る日も来るだろうと思って持っていたマンション、でもそのマンションから通っていた研究所がまず閉鎖となり今年こう解雇となるとますます日本は遠くなってきた。これからどうなるんだろう?自分にもまったく判らない、のが現状だ。
日本じゃ肩身も狭いけどここじゃあ大丈夫
日本の中では、解雇となり、再就職をしている人はまだ少ない方である。(でもこの少ないというのは、アメリカと比べてと言う事)でもその数が多くて社会問題となっているのは、新聞その他マスコミからも判る。今日のテレビのニュースで言っていたのは、ここアメリカでは今750万(7.5ミリオン)人の人が所謂 失業給付金をもらっているということらしい。その一人が、私である。2月末に解雇となったので、かれこれ3ヶ月まったく収入がない私にとって当然この失業給付金は、有難いものである。これだけ多くの人が職を失い、失業給付金をもらうと当然失業率の高い州では問題が出てくる。それは、失業給付金が底をつくという事態である。これが、いま2-3の州では問題となってきている。これだけ多くの人が職を失っているんだからまあ 当然であろう。
ということで、ここでは多くの人が職を失っているので、自分だけじゃあないんだということで今日は自分を慰めて気分転換ということにしよう。今週は、あまりいい仕事も見つけられず、応募も出来ずなんだか沈んだ週であったが、来週はいい週になればいいのだが。
ということで、ここでは多くの人が職を失っているので、自分だけじゃあないんだということで今日は自分を慰めて気分転換ということにしよう。今週は、あまりいい仕事も見つけられず、応募も出来ずなんだか沈んだ週であったが、来週はいい週になればいいのだが。
2009年5月20日水曜日
またまた 採用凍結ごめんなさいの連絡
先週もまたまた ごめんなさいの連絡ばかりだった。せっかく応募していただきましたが、採用を凍結しており書類審査も、面接も出来ません。誠に申し訳ありませんという連絡が先週も2社からありました。やってられないですな、これは。もう、(ほかの人の)採用が決まっているのにデータベースに残っている仕事案内とこの採用凍結なのにデータベースで採用するかのように謳っている会社、困ったもんです。USの方で応募した会社は、まったく連絡もないですし(ということは落ちたと言うことか)再就職戦線は依然として厳しいものです。日本の人材会社は何を思ったか?レアメタルの会社を薦めてくるし (私の専門判ってるはずなのに)そんなとこしかないですよということらしい。
厳しいが、この状況はまだ当分続くんだろう。なんといってもクライスラーやGMがカーディラーをばっさりと切ったのでそれだけで約10万人がまた職を失うだろうといっている。状況はますます悲惨。この経済の悪化のなかで今日で3ヶ月、まったく所得なしでやってきた。さてあと何ヶ月このまま持ちこらえられるのか?いつ次の職に就けるのだろうか?まだまだ先の見えない生活は、続く。
厳しいが、この状況はまだ当分続くんだろう。なんといってもクライスラーやGMがカーディラーをばっさりと切ったのでそれだけで約10万人がまた職を失うだろうといっている。状況はますます悲惨。この経済の悪化のなかで今日で3ヶ月、まったく所得なしでやってきた。さてあと何ヶ月このまま持ちこらえられるのか?いつ次の職に就けるのだろうか?まだまだ先の見えない生活は、続く。
なんでそんな証人がいるのか?
これぞ アメリカ?次男が、図書館でボランティアをすることになった。ここアメリカでは、いくら学術の成績が良くてもそれだけでは大学に入れてもらえない。こういった地域でボランティアをどんなにやってきたかとか、ボーイ・ガールスカウトでどんなに活動してきたかとか、バンドやオーケストラでどんなに頑張って州のレベルの活動まで行ったとか、こういうことを兎に角 大学の応募書類に書き込むことが大切なのである。
さて、ところがそのボランティアが簡単じゃない。なに?それをするだけのためになんとNotaryがいるというのだ。これは、公証人というやつでこの国では所謂 戸籍という概念がないのでこういった第3者による証明が出来たと言われています。ホントかどうか?でも、たかが図書館のボランティアで返却されてきた本を片付けるのを手伝う程度なのにそれをするためにわざわざそんな書類を作らせると言うのがすごい。ただ単に、次男の名前や住所そして電話番号と共に緊急時の連絡先が書き込まれた紙にサインしてもらうため近くの銀行に行ってきました。(そこではタダでやってくれるからです、気をつけないと$5-10ドル取られたりします 別の所では)
昨日、SocialSecurity Officeから、昨年度あなたはこれだけのお金を納めました、あなたの会社はこれだけでした、だからあなたが62歳になったら毎月これだけの年金をもらえますよという手紙が着てたんですが それなんかはすばらしいアメリカのシステムです。なんといっても働いて1年するとこれを送ってきますから。何十年か日本で働いてもそんなもの社会保険庁からもらったことないですから!!。でも、この公証人制度はすごい時代遅れです。宇宙ステーションに毎年のように人を送る進んでいるはずのアメリカ、ところがこういった本当に時代遅れのようなこともある これもアメリカです。
さて、ところがそのボランティアが簡単じゃない。なに?それをするだけのためになんとNotaryがいるというのだ。これは、公証人というやつでこの国では所謂 戸籍という概念がないのでこういった第3者による証明が出来たと言われています。ホントかどうか?でも、たかが図書館のボランティアで返却されてきた本を片付けるのを手伝う程度なのにそれをするためにわざわざそんな書類を作らせると言うのがすごい。ただ単に、次男の名前や住所そして電話番号と共に緊急時の連絡先が書き込まれた紙にサインしてもらうため近くの銀行に行ってきました。(そこではタダでやってくれるからです、気をつけないと$5-10ドル取られたりします 別の所では)
昨日、SocialSecurity Officeから、昨年度あなたはこれだけのお金を納めました、あなたの会社はこれだけでした、だからあなたが62歳になったら毎月これだけの年金をもらえますよという手紙が着てたんですが それなんかはすばらしいアメリカのシステムです。なんといっても働いて1年するとこれを送ってきますから。何十年か日本で働いてもそんなもの社会保険庁からもらったことないですから!!。でも、この公証人制度はすごい時代遅れです。宇宙ステーションに毎年のように人を送る進んでいるはずのアメリカ、ところがこういった本当に時代遅れのようなこともある これもアメリカです。
2009年5月17日日曜日
これがアメリカ
これは、前にも書いたかも知れない。これが、今のアメリカの経済危機をもたらしているのは間違いない。つまり、稼いでいるよりもより多く消費している、或いは使っているのだ。今日も、Suzeのテレビ番組に出てきて相談している人は、平気で自分のクレジットカードローンが10万ドルあるんだけどどうしたらいいか?と相談している!!! そんな、10万ドル?それは私が抱えている家のローンぐらいに相当している。それも7-9つのクレジットカードを使っていてこんなになったというから、すごい。私のクレジットカードの使い方は、典型的な日本人。つまり、支払いはカードだけど、その後にすぐにペイアウト。つまり、ミニマムの支払いをしてどんどんカードローンがたまるようなことはまったくない。つまり、翌月には支払い完了なのだ。ところがここアメリカでは、所謂ミニマムペイメントが当たり前。兎に角支払いは、最小限だけでということでどんどんローンが、増えていくという方向に行くのである。ちょっと信じられないがこれでどんどんローンが増えていくのである。これらに課されている10%あるいは15%の利子の意味をこの国の消費者は、はっきりわかっていないのである。恐ろしい限りである。これだから、家を買うにしてもZero Down Paymentで買うなどということが起きるのである。つまり、頭金なしでの家の購入である。20%の頭金、さらに20-30%以下の月々のローン支払いは、日本では当たり前の常識かと考えていたけど、ここでは違うのである。
登録:
投稿 (Atom)