”アニメの殿堂”を作る、作らないでもめている日本である。ハコモノ、そしてたぶん天下りの場所のひとつとなるんであろうが、これに約110億円を超えるお金を投じて作るというからすごい無駄遣いである。さすが日本といえよう。アニメは、日本が世界に向けて発信している文化なのでこれにお金を!しかもそれを今の不況を吹き飛ばす起爆剤としたい?というからすごい。そんな投資がどうやって経済活性化になるんだろうか?ただの税金の無駄遣いじゃないかと自分は思う。すごい技術開発をやってのけるのも日本だが、こんなくだらないことをやるのも日本である。
漢字検定にしても、その運営団体で管理職の立場にある親子がそろって税金から金を横領していたようなものである。結局、日本の政府が管理監督する法人や団体の組織事態は何十年経ってもかわっていないのではないかと思える。債務残高の問題と同じであり、どんどん国債という形で借金を作り将来の若い世代にそれを払ってもらおうといった姿勢である。日米で見ていてはっきり差が出るのは、こういった政治その他の大人と子供のような違いである。アメリカですべてがすばらしいとは思わないのだが、あのオバマ大統領を選ぶという大胆な決断を出来る文化、あれはやはりアメリカであろう。何年経っても新しい政党や首相が出てこないし実行力もない日本のリーダーとはやはり違う。問題が山積していても次々に手を打ってやっているし、その状況を逐次インターネットで公開していっている。これはやはり新しいタイプの大統領といえよう。日本は、依然として先進国の中での経済力の観点からは大きな国なのであるが、政治力という観点からはやはりしょうもない小さな国なのかも知れない。残念ながらこれは、もう何十年も変わらない。
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