日経ものづくりを見ていると、情けない新入社員の話があった。乾電池のV数や、三角錐の体積も計算できないような大卒が会社に入ってきておりこういった社員をどうやって教育するかが議論されているというのだ。
http://techon.nikkeibp.co.jp/Monozukuri/
5月号の 待ったなし 技術者育成の強化 の記事
情けないのは、新入社員が50点取れなかった同じテストを会社にいる50代の社員にやらせたら、85点が平均だったというからお笑いである。そりゃそうで単三の電池のV数ぐらい誰でも知っているはずである。こんな状況では、当然開発競争で韓国に負けることはもちろん中国にも負けてしまうだろう。昨日読んでいたビジネスの記事では、中国主導によるリージョナルジェットの話が出ていた。確か日本でも三菱重工を始めとして同じように国産飛行機を作ろうとしているらしいが、ここでももうすでに日本は遅れている。中国では、かなり多くのPhDがどんどん開発をサポートしていっているし、USの大学でPhDを取った人がどんどん中国に帰ってきてビジネスの世界で活躍しているのだ。もちろん彼らは、英語もぺらぺらである。日本は、やはりどんどん落ち込んでいくばかりであろう。情けない話である。
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