2010年3月18日木曜日

デュッセルドルフ(8)

ネアンデル教会の鐘が鳴る頃に行くと時計の仕掛けが見れるとかそんな話もあるが、まったくそんなことはなし。行っても何も起こらなかった。













文学の分かる方には上のような本屋さんもあります。

やはり教会の数が多いのですが、このセントアンドレアス教会(St Andreas)も美しい教会のひとつです。



さて、普通よく観光コースになっているのがBenrath Palace ベンラス宮殿という所があるんですが、ここは時間ごとに案内をしているらしく次の案内は1時間以上先でドイツ語のみと言われたので中の見学はあきらめまして外だけを見てきました。でも窓から覗いた感じでは、たいしたことはなさそうですね。あのエッセンの鉄鋼王Kruppの家の方がはるかにすごかったです。







長い池が裏にあります、まるでこれはアメリカのDCにもあったような、、、、この宮殿は、ちょっと市内からは外れていますので観光バスとか電車或いはレンタカーでないとアクセスはちょっと難しいです。

2010年3月17日水曜日

デュセルドルフ(7)



ちょっと変わった所も紹介したい。メディチ家に関係した場所である。メディチ家は、ルネッサンス期にイタリアのフィレンチェで財を成し芸術などの振興に影響を与えた一族である。その最後の末裔というアンナマリアメディチが、このデッセルドルフでヨハンヴィルヘルム公に嫁いだのである。このストリート名、最も美しいという風に言われるのだがどういった感想を観光客は持つのだろうか?
残念ながら子供に恵まれなかったのでメディチ家は、途絶えるのだが彼女の遺言によりメディチ家の芸術コレクションはフィレンチェに留まったそうである。歴史を勉強して知っている人には、欧州は本当にすばらしい場所で何時間でも飽きないでいろいろな場所にいけると思う。

この近くにBaeckerglass Streetがあるので行ってみたのだが、がっかり。地下の部屋が歩きながら覗けるのかと思いきや、ただの典型的な欧州の石畳。用は、道路に面した両方の建物の下部分に窓がある(つまりこれは地下室に明かりを取るためということ)。全面的なガラス張りで道路が出来ているのかななどと妄想した自分が馬鹿だった。名前や英文の案内で惑わされた感じ。

デュセルドルフ(6)


















今日もちゃんと仕事はやってきたのだが、どうもたくさん写真が残っているので一生懸命整理してもなかなか終わらないという感じ。中心部のMartin-Luther-Platzに聳え立つ、ヨハネス教会Johanneskircheの写真である。やはりでかすぎて全部をうまく撮れない。その教会の前に立っている堂々とした銅像といいやはりここは欧州なんだなあと思う。この銅像のそばにさらに銅像があり、そちらはなんとビスマルク像であった。



すこし周辺を歩いていて思ったのだが、現代的なオブジェがすぐ近くの高層ビル前にあり、このヨハネス教会とはあまりマッチしないような気もした。どうでしょう?







さて、このデュセルドルフですが、欧州の中でも日本人が多く住んでいることでも有名です。その代表的な場所がイマーマン通り(Immermann Strasse)です。ここでは、ごらんの通り。なんと、モーニングセットだとかコーヒーがどうとかなんと日本語でメニューが書いてあります。こんな日本人の多い通りを探索しても私の旅行にはならないのでどんどん他に行くこととします。



さて、Markt-Platz マルクト広場では、デュセルドルフに繁栄をもたらしたと言われるヨハンヴィルヘイムの立派な騎馬像があります。これは、見逃すことはないでしょうが。
















どんどんと取った写真を整理しないと名前などをどんどん忘れているようです。観光ガイドなども全くなくて地元の観光案内でまず地図をもらって動き始める私ですのでそんなもんです。まあ、こんな観光は仕事で来ているからたまたま出来るわけなんですが。

2010年3月15日月曜日

デュセルドルフ(5)

なんだか、駅の探索もやるような習慣になってきたのでデュセルドルフのDBを見に行った。今回は、日曜に来たので駅の旅行案内iが日曜日には開いていないことは事前に確認済み。だからAltstadt古い町の方に車を駐車したため結構な距離を歩くこととなった。でも、日ごろの運動不足解消に役立った。駅の前にトラムも入ってくるようで結構ごった返しているような感じの駅だった。もう少し大きいのかと思ったが、これは私が駅の反対側のみ見てきたせいだろうか?



確か、この駅付近にかの有名なビール店があるとか聞いていたのでちょっと探してみた。




Altbierアルトビールで有名なシューマッハーです。醸造方法で上面発酵のビールでここドイツでは様々なアルトビールが楽しめます。でも5000種類とか言われているビールを全部飲むことはやはり不可能でしょう。残念ながら帰りも高速運転なので、ここは”ぐっと”我慢して値段だけ見て帰ることにしました。0.5Lで3.4Euroさてこの値段高いかな、それとも安いかな?

(後日談:この日は、天候もよくドライブも快適でして実は 高速では165km/hという速度が一時的には出せましたね。若かったころはもっとがんがんにドイツではドライブしてたんですが、まあ最近はこんなところでしょう。やはりA4とは言え、アウディいい車です。寒くてもシートがすぐ暖めてくれますし。アメリカ行きが決定してやむなく売らざるを得なかった(たった3000kmしか走っていなかった)Volvo V40が懐かしい。)

デュセルドルフ(4)


さて、観光客の人が多く訪れる場所も探索しておくべくデュセルドルフでは必ず行くであろうShadow-Arkaden(まあデパートといった感じ)とか川沿いに高級店が並んでいるKoenigsallee ケーニヒスアレーを紹介しておこう。

奥さんと(或いは恋人)と来たらショッピングで忙しいだろうが、なんせ私は気ままな一人旅なので例によって彫刻というか銅像などに着目。











80mを超える幅のケーニヒスアレーなんだけども両方に有名店が展開しているのかと思っていたら大間違い。片側だけだった。もう片方には、銀行とかが多いようだ。大きな魚にモリを誘うとしている像の意味は?ちゃんと調べずに旅行しているものにとっては良く分かりませんが。
5th Avenue,銀座などと対抗できるというだけあっていろんなブランドショップが並んでますので新婚さんや恋人同志などにはあるいて楽しいところでしょう。(でもお金かかるかも)

デュセルドルフ(3)


さて、ラインタワーのすぐ近くに見えるこの近代的な建物がStadttor。日本語では、市門とか城門と訳すらしいが中世の面影といった感じもなくかなり現代的な形。これを見て東京のお台場あたりに良く似たビルがあったなと思ったが、ひょっとすると勘違いかも。ここは州知事がいるところとか。観光客には関係なし。



今一度、ライン川の周辺を散策するもあまりの寒さに人も少ない。雨は降っていなくていいのだが、あまりにも温度が低い。この訪れた日が、日曜だったこともあり人は極端に少ない。

















これは、St Lambertus-Basilicaへと繋がる道そばにあったちょっと怖いような像とSt Lambertus。早足で駆け回る観光旅行ではこんなところを見たりしないだろうが、彫刻もきれいな教会である。

2010年3月14日日曜日

デュセルドルフ(2)






デュセルドルフタワー(Rheinturm)から町を眺めていると時間を忘れてしまう。やはり川がすぐそばにあるのは都市の価値を高めるよう気がする。川のすぐそばに欧州の典型的な家々が見られる。白い壁。それに関連して上海の景色を思い出した。中国の人々は、カラフルな色がすきだから家とかでもかなり色々な色がつかわれている。だからこの欧州とはかなり対照的だ。たぶん日本人が、アジアに属しながらもシンプルさの中に美を見出すような文化をもっているので(竜安寺の石庭がそうであるように)ここ欧州の美をより好むのかもしれない。下に見える家々が、三角形や四角形の形で集まって作られその中庭のような部分に公園とか人々の共有設備があるのが見える。これもドイツ的なものだろう。ライン川に写ったタワーも面白いかなと思って写真を撮ってみた。
ここにいると色々な文化の背景を調べたくなるのでちょっと厄介。仕事もしないといけないので。

サッカーの観戦


ドイツでサッカーを観戦出来るとは、思わなかったが、お客さんの一人がキャンセルせざるを得なくなり私がその一人分のおこぼれをいただいた。私の働く欧州系の会社では、1年契約でブンデスリーガ(Bundesliga)Schalke04 のビジネス用の特別室を契約していてここにお客さんを招いている。Schalke04の、ホームはVeltin's Arena である。ここに急遽行かせてもらいビールをたらふく飲ませてもらうことになった。ドイツ語離せなくてもいいかと聞いたらいいとのことだったので、お客さんのことは気にせずサッカーを観戦することとした。

前の会社で同様にアメリカンフットボールとかホッケーの試合をグループで観戦するとかミュージカルを見たことがあったが、この新しい会社に入社後わずか2ヶ月ほどでこういったチャンスがもらえるとは超ラッキー。今期のSchalke04は、現在2位。
前半は、チャンスはあったものの0対0であったのでちょっとがっくりしたが、後半早々から動き出し点数を重ねた。両チームの応援合戦も面白く試合を楽しめビールもがばがば飲めていい金曜日であった。なんせ連れてきてもらったので気兼ねなく飲めるし食べれたので最高。去年の苦しかった再就職活動は、どこかへもう消えてなくなってしまった感じだ。長い間、かかったけれどもこの会社に入れてよかった。アメリカ、そしてドイツと国際的な舞台でこれまで以上にやっていける。しかも、アジアに帰っても日本に留まることなくどんどん出て行けるのだ。充実した会社生活、そしてこういったエンターテイメントもありメリハリのある生活となりそうである。楽しい、金曜の夜を久しぶりに過ごした。
この勝利によりSchalke04は、現在1位となっている。さていつまでこのポジションを維持できるだろうか?
(追記)バイエルンが、引き続き勝利したため、同僚の言っていた通りにSchalkeの1位はわずか1日であった。