2009年6月13日土曜日

不況のひどさ

不況の酷さは、自動車業界を見ればよく判る。
http://www.cnn.com/2009/US/06/12/btsc.caron.detroit/index.html?iref=24hours
このCNNなどでも取り上げられているようにデトロイトの離職者%は、すでに23-24%だから4人に1人はもう仕事がない。彼らは、別の町に行くしかないのである。もともとこの自動車産業で有名な町はすたびれていてダウンタウンの方に行くとちょっとやばいような感じもした。市内に住むような白人は極端に減っていたし、壊れた或いはテナントも入っていないビルが相当あったのを覚えている。いまや、Big3はDetroit3と言われるようになってきたし、GMは、GeneralMotorsではなくGovermentMotorsと言われるようになった。これも救済により政府の持っているGM所有株が、50%を超えるからである。この自動車業界の倒産の影響は、さらにディラーそして自動車部品業界へと広がっている。地元では、来期の予算も減らさなければならないので当然市町村の職員の削減も始まっている。ここ1ヶ月あまりでガソリンの価格も急激に上昇しているので、このDetroit3はさらに影響を受けるのではないかと思われる。新型車の人気が高いためトヨタやホンダは、こちらUSにハイブリッドカーを十分な数だけ輸出できないだろうが、これらを欲しがる消費者は多いのではないか?

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