2009年6月4日木曜日

まるで大人と子供の違い

日米の経済への取り組みそして財政再建への取り組みを見ているとまるで大人と子供の差があるかのようだ。15兆円ものお金を使い経済を再建しますと言うのは、いいんだろうがもう真っ赤の財政再建の見通しはまったくない日本。一方、すごい税金を投入し銀行そして自動車業界を立て直しているアメリカは同時にあと4-5年でこの財政赤字についても半減させると目標をはっきりとさせている。日本の方は、世界で最悪と言われる財政赤字(GDPの160%にも相当)を抱えながら10-20年かかりますといった具合で見通しもなにもまったくない。まあ、年金にしてもあんないい加減だった国なのでその程度かも知れない。
アメリカのすごいところは、働いて一年もすればSocial Securityのオフィスから、あなたはいくら社会保険を納めたこれからさらに働き何ポイントためれば年金がもらえますよとちゃんと資料を送ってくるのである。社会保険番号SSNが、やはり割り当てられていてこれをちゃんと管理しているからであろう。どっかの国のようにいまだに国民総背番号制はけしからんとか色々言っているだけで何にも出来ない国とは大違いである。つい1-2年前までいったいいくら年金をとられ自分が60-65歳になったらいくら年金もらえるのかも判らないような国のシステムであったのだからいったいどういう風に国民の税金を使い国を運営しているんだか ひどい国である日本は。財政を立て直すといっているアメリカであるので財源は当然必要となる、だから25万ドルを超える年収を貰っている人の税金は上がるとはっきりオバマはいっている。さらに、これまで50万ドルを超える所得があった(これは驚き!)農業関係の労働者に付与されていた税控除の特典がなくなるとのこと。そりゃなくして当然。そんなに儲けているんなら。

0 件のコメント:

コメントを投稿