2009年7月30日木曜日

気分転換とはいいながら

収入なし、でぶらぶらしている今年の夏、しかも長男は今年はこちらテキサスに帰ってこないということから突然に家内より旅行の提案が。しかし、このビッグな提案は、なんとテキサスからシカゴまでドライブでいくというものだった。お金を出来るだけ節約するために、いまある中古車を使って行くにしてもガソリンをがぶがぶ食うDodgeじゃまずい。じゃそうすると燃費のいい15万マイル走っているカムリか?途中で止まってしまわなけりゃいいんだけど。なんといってもヒューストンまでいくのとは、違うので修理も大変だし、週末にかかったらどこの修理屋もあいてにしてくれないだろうから。ちょっとリスクはあるようだけど、しょうがない。ちょっと気になっていたバッテリー(もう5年になっててテキサスの暑さでヘタッテいた)と磨り減ってレッド印の状態のブレーキパッドだけは交換。そして出発。何時間もせまい車の中にいたくなーいと騒ぐ次男を乗せて車は出発。さて何時間で着くんでしょうか?無事に行けるんでしょうか??

いつも特殊な構造、あるいはスペシャル

http://www.nikkei.co.jp/news/main/im20090730SSXKD082029072009.html
いつも日本は、こういった特殊な構造あるいはスペシャルな建物が好きである。ループ構造のジャンクションだ。まあ、土地も制限がある東京なのでこういったことになったのだろうが、すごい。いつもおもしろい挑戦をするものだ。まあ、よく駐車場なんかでもくるくる回って上がったり下りたりするのだからそれとおんなじことなんだが。

2009年7月29日水曜日

自分の就職活動

社会の事ばかり書いていた一方、自分の就職活動はおろそかになってきた。アメリカ側での就職可能性はもう殆どないと思われる。人材会社が、応募しないかというので1-2件履歴書を出してはいるがまったくコミュニケーションがないということからだめだと判る。アメリカでは、だめな場合全く返事もして来ない。一方、日本側はというと1-2件が動いている。ただし、1件はもうずっと3月から引っ張られているという感じである。途中で採用凍結となった為である。ただしそれを通知してきて1ヶ月ほどでまた突然、やり取りが始まっている。ここは、所謂Intern'lな会社であるのでかなりややこしい。仕事は、東京であるにも関わらず私が今ここアメリカにいるので余計に複雑になるのであろう。電話でのインタビューなどはもうやったし、こちらアメリカのHQも訪問したのだがこれで決定とはならない。さらに来月まで待つようにという連絡があった。それでどうかというと今度は欧州に面談に行くようにとの事である。どうやら世界を一周しないと仕事はもらえないようである。厳しい就職である。

2009年7月28日火曜日

本当に日本という国の将来も考えてのことか?

民主党のマニフェストは、まったくなっていない。責任政党になるというのだが、本当にその準備が出来ているとは思いがたい。
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090728k0000m010119000c.html
財源論にしても、ただ無駄使いを減らせばいいというのだがそれさえも出来なかったのが過去の国会であり、利益誘導型の国家行政であったはずなのだが。年金がらみのことも、4年間は増税なしでやっていけるというがまったく無責任なことを言っていると思う。さらに、40年かけて改革というのもまったく現実の緊急性がわかっていないと思われる。かなり多くの専門家がいっているように、日本の年金行政はアメリカよりもはやく破綻するといわれているのに。なんとも情けない国 日本である。国家の戦略を本気で考え、大きく舵を取れる責任政党はいないのか??
財源がなかったときは、ごめんなさいと言えばいいと民主党の顧問が言ったと聞きさらに絶望的になる国民は多いだろう。国民も馬鹿ではないので、これでは国民は民主党に政治を任せられるとは考えず結局は自民党政治のままになるのではないか?その選択で日本がよくなるわけでもないが、結局沈んでいくだけの国 日本ということか?

悲惨な状況

本年度の自殺者は、11年連続で3万人を超える勢いだそうだ。当然のことながら、不況から来る解雇やうつ病などが原因のようである。
http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200905150012a.nwc
韓国でも同様に失業などから自殺は 増加している。日本と韓国はその文化も似ており韓国では失業はやはり恥とされるためである。退職強要といい、こういった自殺の増加といいこれほどストレスの高い時代に我々は生きているということだ。そういう自分も今は落ち着いてきたのだが、解雇を申し渡された直後の1-2ヶ月はやはり自信喪失というか虚脱感があり、もうだめだといった感じにたびたびなった。あの状況が続いていたらと思うとぞっとする。
社会として、或いは政府がもっと何か出来ないのだろうか?NGOなどの活動にも期待したいところであるが、期待するだけではなく募金その他でなにか応援しないといけない気がする。

2009年7月27日月曜日

激しい解雇強要

自分が応募していた会社の一つでも、最近かなり激しい解雇強要があったようである。幸いにして(?)というか、いまだどこにも職は決まっていないのでこの会社とも縁はなかったのであるが、この解雇強要を見ると行かなくてよかったとも思う。もし入社できたとしても一体どれくらい勤められたのか?今だけが、例外的に酷いのか或いはこのような状況がずっと続くのか判らないが、いずれにせよ、本当に大変な時代に生きている気がする。いつどういった形でまた解雇されるのか知れないというのは実に悲惨である。ここアメリカでは、こういった人員の削減がかなりの頻度でなされるため人々は慣れているかもしれないしかし、最近の解雇をめぐるニュースを見ているとあまりに酷い扱いである。少なくとも、一ヶ月前でのNotice、妥当な退職割増金が支払われるべきだろう。また、こういった解雇の後の再就職市場が日本の場合うまくは形成されていない以上、政府がもっと再就職に当たりサポートをすべきだろう。特に、高齢化社会へ向かっているにも関わらず、中高年の再就職は予想以上に厳しくかなりの人が断念したり単にパートの仕事につくという有様である。もっとこれまでの経験を生かして尚且つ妥当な給与がもらえるように、何とかできないものであろうか?高度成長期には、長期に亘り雇用が保証されていたが、これも見直しの時期に来ているのか?それならば、どうやって労働市場の健全性を保ったら良いのか、国民全体で考えるべきだろう。何十年も社会保障費を払わなければ、年金ももらえない社会なのだから。

陰湿な強制的な退職(2)

退職強要も、様々なやり方があるようで下記のようなものはすざましいとしか言いようがない。自分はいかにましなやり方で解雇されたのかが、今更ながら思い出される。まあ、ましな会社に勤めてたということか?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090724-00000031-mai-soci
突然、ロックアウトつまり会社からの退去を命じられ社員証を取り上げられてしまうということ。外資系の場合、セキュリティはかなり厳しいから社員証がないと全く社内には入れなくなる。私物は、後日郵送されてくるというからこれはすざましいとしか言いようがない。すさんだ世の中になったものである。どこかの大学教授が、日本の離職者%は実は5.2-5.4%といった数字よりももっと高く欧米並みであると述べたそうでその根拠は、政府が実施している雇用調整助成金にあるらしい。先の経済白書でも企業内失業者が600万人というような数字なのでこれを使って実質的な失業者数を計算したのだろう。日本の場合、その文化的な問題もあり雇用を強制するような社会であるのでなんとか雇用を守ろうとは努力している状況ということである。これが、破綻したらば今よりもさらに雇用は悪化してさらに荒んだ経済状況に陥るだろう。