2009年11月7日土曜日

日本航空

ユニクロ栄えて、ではないが、日本航空の問題が大きくなってきた。この冬のボーナス支給がなしと通告され労働組合からは反発がさらに大きくなりそうだ。かなり手厚い退職後の年金を見ているとUSのGMとよく似た感じがある。2兆円もの売り上げがあるにも拘わらずここ数年赤字続きである。その間、全日空はある程度利益を出していることを考えるとやはり経営がうまくいっていないということだろう。従業員、退職者(OB)が会社を食い物にしている感がある。もう、債務超過が明らかになっているにもかかわらず、年金の削減にも応じようとしないOBが大半なのだから、ここに公的資金をつぎ込むことは合理的とは思えない。GMと同様に、まず倒産、そしてすべての過去の契約事項その他を白紙化し再建していくほかないのではないか?これは、自分が日本航空の社員でないからこんな無責任なことをいえるのかも知れないが、資本主義の社会そして税金を投入して日本航空を救おうとするならこれが当然のように思える。どういった会社に働き、どの程度の給与そして年金をもらえるかこれは誰にも判らない。色々な経済の状況や競合各社の動きにも左右されよう。また、経営者の才覚にもより経営の基盤が異なってくるだろう。しかし、このままなし崩し的に税を投入し高額の年金を支えていくようなことでは国民は納得しないだろう。まだ、経済もよくなっておらず、いまだに就活している多くの人がいるのだから。

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