2009年7月24日金曜日

トヨタとGM

トヨタとGMというとやはりNUMMIであるが、どうやら閉鎖の方向に動いているようだ。
http://www.bizjournals.com/sacramento/stories/2009/07/20/daily61.html
4600人の従業員の将来は、両社の決定によるのだろうがGMは大規模のリストラ中であり、トヨタも今期さらに来期も赤字の見通しなのでやはり閉鎖となるのだろう。どこかの経済誌で読んだが、NUMMIはかなり政治的な駆け引きの中でスタートした工場だし、あまり大して利益は出ていない。だから生産能力が余っているトヨタとしてはやはり閉鎖したいのだろう。ミシガン州ほどではないが、既に失業者の%が9-10%となっているCA州としては、やはりトヨタに頼りたいだろうが。
さて、どうなるのやら。CAのHybridへの需要は高いはずなのでここでHybridを作るという可能性もあったんだろうが、UAWの問題もありトヨタは躊躇するのかな?労組を組まれて、時間給が高いという問題よりも、旧態依然としている組織をトヨタ式の文化に変えるのが難しいので最初から組織を形成していくほうが楽といった話はよく聞く話である。
前の会社で解雇された人は、だいたい1万人であった。このJVの影響でその約半分に相当する倉の人がまた放り出され失職するのである。底なし沼のような経済の悪化は、まだ続くのか?

やはり、存続を求めての陳情合戦も激しくなっている。損してでも雇用を続けられるか?さてどうなるのか?トヨタ及びGMとしては4700人の従業員だが、この記事によると影響は3万人に及ぶとある。やはり自動車産業の裾野は広い。
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/090724/fnc0907241845013-n1.htm

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