2009年5月24日日曜日

US政府自動車会社

自由主義を標榜するアメリカであるが、昨日更にGMにUS$4Bnの追加援助を決定したように、もうGMの半分以上はUS政府が持っているという異常事態となってきた。確かうろ覚えだがもうすでにGMACに援助した金額も含めてだったがUS$15Bnくらいは使っていたはずだからもうすぐUS$20Bn近くとなる。2兆円という金額にも驚くが、これまで大してリストラもやってこなくておまけに高額の役員給与も払っていた会社に何でここまでしないといけないのか不思議である。確かにもしGMが倒産したらということでその場合には約300万人に影響があるとよく言われるのだが、じゃあ今もうすでに解雇となっている我々はどうしてくれるのか?と言いたい。すでに約750万人もの人が失業保険給付を受けているのに。我々のBailoutは、いつしてもらえるのか?と言いたくもなる。自分も2週ごとの失業給付を受けているが、受けたくて受けているのではない、なんといっても次の会社が見つからないからである。Chapter11による破産が、来週早々にでもあるようなニュースがあるが、失業の身としてはもういい加減にしてくれよという感じ。そんなになればまた、過剰に反応して材料会社や製造会社の採用がまた控えられてしまう。いったいいつになれば再就職できるのか、トンネルの先に出口がないような状況である。

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