2010年4月28日水曜日

NY Ground ZERO

ドイツに行く直前には、自由の女神しか見れなかったので、またNYに。土曜日は、快晴。ゆっくりと電車に乗り待っていたのだが、なんとPenn駅のひとつ前の駅付近でなんと電源が落ちて電車が止まった。電気がない???明かりが消え、クーラーも停止。まあ、20-30分もすれば復旧するだろうと思ったがそれが大間違い。なんと2時間半、その場から全く動かずであった。電気復旧後、その最後の駅でさらに電車を乗り換えてやっとPenn駅に。まあ、予定は狂ったけどなんせ私はひまな一人旅。予定通りに、地下鉄に乗りWTCに向かう。電車が、工事の関係もありかなり複雑。止まらない駅があったりしてちょっと私も頭が混乱。どうやら他の人も同様の様だ。
  あのSept11で、瓦礫の山となったWTCでの跡地では、工事が盛んに行われていた。遠くに見えるのがWTC第7ビル、通称ガラスビル(226m)と言うんだそうだ。これは、もう完成。最も高いWTC第1ビルは、この7ビルの2倍以上の高さとなるからどれくらい大きいか想像してごらんと言われたが、想像も付かない。541m、これをftで表示すると何故この高さなのかが判る。2013年に完成予定の、最初FreedomTowerと呼ばれていたこの第1ビルは1776ftである。やはり、自由・独立を重んじるアメリカなのでちょっとこだわっている。
http://en.wikipedia.org/wiki/One_World_Trade_Center
この第1ビルが、完成したら上記のようになるらしい。(もうちゃんと完成後の姿がWikipediaにも載せられているのがすごい)これは、別の角度からの建設風景。

   
















さて、TributeWTC VisitorCenterへ。入り口がかなりごった返していた。ここで、次のTourGuideによる案内の時間を聞くと超ラッキー。まだ込んでなかったので40分後のグループに参加出来ることとなった。日本語じゃないけど大丈夫かと言われ、もちろん大丈夫と答える。

案内してくれたのは、消防士になったばかりの長男をなくした御夫婦である。もちろんボランティアである。その長男は、まだ22歳だったそうだ。ただ良かったのは、彼の遺品がいくつか出てきたということらしい。今でも900人を超える人の遺品は全く出てこないとの事。その一方で、ビル崩壊後に急遽復旧を急いだ道路を最近整備していてまた20くらいの遺品が出てきたとか。なんとも悲しい話である。

これは、TributeWTCの中に展示していたあのTwinTowerの模型とそこに映し出された映像である。ちょっとそれ以外をパチパチと写真に取るのは不謹慎と考え慎んだ。死亡した多くの人の写真が展示されていた。また、地下へと階段を下りる際には日本からの送り物として千羽鶴がぶら下げられていた。

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