2010年5月8日土曜日

再び、エジソンを訪ねて Menlo Park (1)

エジソンのWest Orange記念館を訪れて、彼には別の研究所がさらにあったことを知った。それが、Menlo Parkである。彼が、30歳のころにこのMenlo Parkで世界でおそらく最初とも言われる所謂研究所を作ったのである。それが、1876年のことである。(世界で最初とかいった言葉は、アメリカ人が好んで使う言葉かもしれない。実際には、世界で最初のといったことはないだろう。しかし、Menlo Parkの案内などでは、First Organized Research Laboratory in the history of the worldなどと表現されている。)

約1時間半のドライブで来たのはいいが、なんと駐車場らしきものもないし、なんと掘っ立て小屋のような建物と雑草が生えている中に立っている記念塔だけ。若干、予想はしていたのでびっくりではなかったが、やはりという感じ。実は、このMenlo Parkを調べたときに、寄付金を募ってエジソンの記念館などの建設と共に記念塔の修復工事をといった案内になっていたからだ。(下記のインターネットのHPを参照)
http://www.menloparkmuseum.org/
Museumとはなっているけどもそんなものはなかった。既に数年前からの活動らしいのでもう出来上がっているのかと思ったがどうやらそうではないらしい。つまり、まだまだ寄付金が足りないようだ。エジソンの記念塔の修理だけでもUS$1.8Bというから、建設会社は”うはうは”ではないだろうか?そんなに費用がかかるような印象を持たなかったから。さて、ここでエジソンはまずあの蓄音機を発明し、その後に電球の発明と続く。さらに、すごいのはここでは世界で初の電気機関車の路線も作られていたのである。掘っ立て小屋ではあるが、興味深い展示品もありどうせ暇にしている単身赴任おやじとしては有意義な半日を過ごせた。(なんといってもドライブだけで往復3時間ですので)

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