http://www.meti.go.jp/committee/materials2/downloadfiles/g100225a06j.pdf
大丈夫かな?と心配するだけではだめなので、数字も検証したい。経済産業省が平成22年つまり今年2月に”日本の産業を巡る現状と課題”という資料を発表した。これを見ても、日本の没落は明らかだろう。1人あたりのGDPランキングは、2000年の3位から2008年には23位に下がった。(私が、日本に居なかったから下がったのではないだろうが)世界GDPに占めるシェアは、1990年の14.3%から2008年にはなんと8.9%へとダウン。IMD国際競争力順位は、1990年の1位からいまや2008年では22位なのである。今の親は、所得も5-10年前に比べ減っているにもかかわらず子供達を塾に通わせないといけないわけで大変苦労しているだろう、ところがそれだけ苦労してもなんと日本の世界の中でのポジションはどんどんと下がっているのだ。まあ、時々いろいろなコラムとか批評欄でよく見るのだが、いまや殆どの学生がどこかの大学に行くと言う時代。でも、そのレベルたるや、分数ができないとか高校のレベルの理科もわかっていないとかヒドイようである。まあ、それでは、世界の中で戦っていくのは無理だろう。
確か、日本は世界の中でも貯蓄を一杯していてお金持ちだからとか言われているがあれも、うそというのがこの資料でわかる。どんどん下がってきた家計貯蓄率は今や米国よりも下なのである。確か、何かの記事にでていたが3-4人に1人の人は今や貯金をもっていない。それもそうだろう。確か、3人に1人は、非正規の職についているのだから収入面での安定がないだろうし。
この資料を見ていくと面白いデータが一杯である。
やはり、頑張っているけども利益率もとても低い。日本の電気会社の全ての利益を合計してもサムソンにかなわないというのは有名な話である。日本人は、高給与だからということではない。なぜなら、この10年で平均給与は10%以上下がっていてそのデータもこの資料に入っている。いやあ、これからどうなるんだろう、日本は?やっぱり、大丈夫かな 日本。今日もこれを考えておしまい。さて、風呂でも、違った、シャワーでも浴びて寝るとするか。
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