2010年5月14日金曜日

さて、同じようなことが日本は出来るでしょうか?

今日のポルトガルの政府の決定には、驚いた。
http://jp.wsj.com/World/Europe/node_60335
ポルトガル、付加価値税引き上げと給与削減を閣議で承認

税を上げると同時に政府関係者の給与は5%の削減なのである。財政健全化の為にということなのだが、果たして同じようなことが日本政府は出来るだろうか?NJに住んでいるが、こちらでもSalesTaxは、高い。TXとかNJを見ていると7-8%くらいなのである。ただし、食料品には同じように高い消費税はかからない。今や、5%などという消費税の国はあまりないのではないか?ちょっと調べたが、やはりと言う感じ。イギリス、フランス、イタリア、ドイツなどは17-20%である。食料品は、5-10%、でイギリスの場合は0%なんだそうだ。もう、5%の消費税を導入して何年も経っているのでそろそろ10%とかにしてもいい気がする。しかし、食料品などについては5%の据え置きというのがいいだろうが。財政の健全化を本当に考えているのならこのポルトガルがやったようにちゃんとするべきだろう。また、政府関係者は景気の変動や民間会社が給与を2-3年凍結していた時でさえ給与を上げていたくらいなので5%くらいの削減をしても当然だろう。さらに、天下りなどをしっかり取り締まると財政の悪化に歯止めがかかっていいのではないだろうか?

関連した議論がニュースに出ている。
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/100513/fnc1005132039020-n1.htm
消費税増税でどうなる モデル世帯で16.5万円の負担増
という記事である。これは、10%へアップのケースを試算している。しかし、一律に上げるようなことをするとやはりだめだろう。欧米のように食料品などは、消費税を抑えるべきだ。ドイツに1ヵ月半生活していて思ったがやはりドイツでも国民の2極化がすすんでいるようだ。しかし、生活の基本となる食料品はかなり安く贅沢さえしなければなんとかやっていけるという感じだろう。ちょっと固めだけども食べると味わいのあるパン、これを3-4個買っても2ドル程度であり高級ワインでなく安いワインなら1-2ドルから手に入る。やはり、ワインは水のような感覚なので庶民の手が届くようなものを食料品店も用意している。あのパン、そしてチーズはうまかったなあ。

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