2010年3月8日月曜日

ミュンスター(1)

ミュンスター(Muenster)は、ドイツ北部に位置する学生の町。人口は、30万人弱である。1648年に終結した30年戦争のウェストファリア平和条約締結の地でもある。
















石というか町を形どったオブジェを見つけたが、これじゃあやはり分からないと思うので地図を写真に撮った。自宅にいるならなんなくスキャナーで取れるが、残念。DBドイツ鉄道の駅より町に向かっていくと緑のように並木道というか土手で囲まれているのがミュンスターである。地図の中の赤いIで示されているのが旅行者用情報センターである。
さて、DBの駅であるがこれはやはりちょっと小さいかなと思ったのだが、これは手前にある大きな建物のせいかも。なんでこんな場所に、駅の前にあるのかなと中を見に行ってびっくりした。なんと何段にも重ねて置かれている自転車置き場であった。どおりで多くの人が、自転車を利用しているわけだ。石畳ではやはりお知りが痛いんじゃないかと勝手な心配をしたが、並木道を自転車で行くときっと気持ちいいだろう。





さて、バロック建築が好きな人が見逃せないのが JC Schlaun により1753-1757年に建築された Erbrostenhof である。戦争により破損した箇所を修復しているらしい。ドイツ語で観光ガイドの人が説明しているのだが、残念なことにまったく分からない。やはり、学生の時に1-2年やっただけのドイツ語はやはりまったく価値なし。このエアブドロステンホーフと隣接するクレメント教会やドミニカ教会などがバロック建築として孤立してなぜか 塩通り(Saltzstrasse)にある。なぜ、塩なんだろうか??色々興味は尽きない。


さて、建物の間から見えてきたのがセントランバート教会(St Lambert's Church)である。下記の写真から見えるかどうか分からないが (かなり拡大するとようやく分かる程度)この教会の上部に3つの檻が見える。1375年から1450年にかけて建てられたといわれる教会であるが、16世紀半ばにこの檻に洗礼運動の指導者の死体が見せ付けのために入れられたということである。こんな説明があると途端に恐ろしいものを感じるだろうが、何百年もの歴史をたどっていけるのがヨーロッパである。この教会のかなり高い所にタワーの管理人がいて、半時間ごとにホルンを吹くということだが、聞こえなかったというかそんなの分からなかった(後からこれは、ガイドを読んで知った)。

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