2010年2月6日土曜日

やはり50代の転職は、きつい (TV) それは本当

エンゼルバンク、転職代理人の”父の退職”を見た。結構ストーリー構成などもリアルスティックになっているのは驚くばかりである。50代に入っているようなエンジニアは、転職しようとしても中々いい職がないのも良く知られている。これを見ていると、1年あまりの自分の再就職活動が思い出された。51歳での退職だったが、あと9年働ける会社を探すのではなくあと14年と考えて、日米の両方での可能性を検討したのはたぶん良かった。ただ、東京に行った際などに一人で夜、かなり落ち込んで気が滅入ってしまったこともあったのは事実だ。決して強靭な精神を持っているわけではないが、なんとかここまで来れたのはラッキーだった。営業などの職種では、その経験を説明して自分の価値を売るのは(つまり求職活動する)結構タフなことだと思われる。相当な数の人が、そういった営業職という市場にいるからである。自分の経験その他から、売りのポイントを技術統括マネージャー、グローバルな視点を持てる、チェンジエージェントであるなどと決めたのも転職活動後数ヶ月経ってからだった。日本の大手の会社の人事の方の興味を引く経歴ではあったが、採用する側のトップである事業部長と同年齢となる可能性が高いため日本の大手の会社ではやはり壁が感じられたが、幸い今の欧州系の会社に拾ってもらえていいチャンスをいただけたような気がする。延々と続く採用のプロセスにはうんざりとするものがあったが、やはりシニアを採用するとなる安い費用ではないから詳細に検討が必要ということらしい。何が自分に合っているか、何ならこれからあと5年、10年そして15年やっていけるか、を考えての再就職であったが、今の会社はやはり自分には合っていると思われる。また、内部で実際に働き始めてどういったことに貢献出来るかについても徐々にはっきりとしてきた。エンジンもローからぼちぼちセコ、そしてサードへと切り替えていけるような気がしている。雪がどんどん降り積もる日には、こうしたTVを見て過ごすのもたまにはいいものだ。お金も使わなくて済むので。(ちょっとスナック類を食べてばかりで体重のほうにはよくないが)

2 件のコメント:

  1. エンゼルバンクって日本で今放映してるのみれるんですか?
    確かにもマッチングで大切で、中高年はここがずれると
    オーバーキャリアということで
    無駄打ちなんですね。
    求人案件も砂浜から、小さい小さい金をみつけるような感じ。
    めぐりあいを信じるしかないかなと。
    水面下では、年齢にかかわらず求人があるというも
    わかってはきました。

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  2. エンゼルバンクも不毛地帯でも、約1-2日の時間のずれで次々にアップロードされていますので見れます。(もちろん全てのTV番組じゃないですが)1日中、英語だけだと疲れますが、いい気分転換になります。
    中高年では、オーバーマッチング或いはオーバースペックとよく言われます。縁がうまく見つかるかどうかですが、かなりの会社がシニアを探しています。ただ、公開はしたくなかったりするのが実情です。年配の統率者が、定年で5-10歳くらい下の候補者を探すといった感じです。社内にそういう候補者がいなかったり、ある変革をさせたいために社外公募したりするもんです。

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